三浦太郎さんの絵本『ゴリラのおとうちゃん』。お昼寝中のゴリラのお父さんと、遊んでほしい子どもの、体いっぱいの掛け合いを描いた一冊です。父の日の贈り物に、本棚に一冊忍ばせておきたい絵本です。

父の日というものは、母の日に比べると、少し照れくさい日でございます。
「ありがとう」と言われても、父親というものは、どう返してよいかわからず、妙に照れてしまう。
けれども、子どもにとってのおとうちゃんは、案外、立派な言葉をくれる人ではなく。
寝転がっていても、少し面倒そうでも、最後には体を貸してくれる人だったりする。
本日ご紹介するのは、三浦太郎さん作、こぐま社刊
『ゴリラのおとうちゃん』。
父の日の少し前に読むと、じんわりゆるむ一冊でございます。
📘 本に関する基本情報
📖 書名:ゴリラのおとうちゃん
✍️ 作:三浦太郎
🏢 出版社:こぐま社
🎯 対象年齢:2歳から5歳ごろまで/親子で
📚 内容紹介(出版社公式より)
木陰でくつろぐゴリラのおとうちゃんと子どもの、楽しい身体遊び。ほのぼのとした関西弁もユーモラス。三浦太郎さんの優しく力強い絵でおくる、読んで楽しい、遊んでうれしい、親子のスキンシップが深まる絵本です。
🎙️えほん深掘りトーク
※以下の感想では、物語の展開について詳しく触れています。
オープニング:

今日の本は『ゴリラのおとうちゃん』。

あ、絵がかわいい!なんかやさしそう。

いやはや。
もうすぐ父の日ですし、これはぴったりの一冊かもしれませんな。
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メインセッション

パパに昔、飛行機やってもらったの思い出した!

あ、覚えてた?

覚えてるよ。
パパの足に乗って、びゅーんってなるやつ。
ちょっとこわいけど、楽しい。

OH。
絵本を読んで、先に思い出が飛び出したな。

おとうちゃんはすべりだいになり、飛行機になり、ときには通天閣にもなる。家庭の中にある、小さな遊園地でございます。

足ぷるぷるするし、腰にもくる。
でも「もう一回」って言われると、やってしまうんよね。

「しゃ〜ないな」と言いながら、もう一回やる。
父親らしい愛情は、案外そういうところにあるのかもしれませんな。
🎵今日の余韻


今思い出したけど、俺も小さい頃、親父に飛行機やってもらってたわ。

え、おじいちゃんも?

してもらったことを、いつのまにか、してあげる側になる。
父親の遊びというものは、そうやって受け渡されていくもんだ。

……でも、今やってって言われたら、ちょっと腰と相談やな。

じゃあ、一回だけ。

ええ。
おとうちゃんの本音は、きっとこのあたりにございます。
では今日のしおりは、この一文にいたしましょう。
🔖今日のしおり
しゃ〜ないな いっかいだけやで
毎回、絵本から大切に拾い上げた一文を、
心のしおりとして残していきます。
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✍️この記事を書いた人
juniwa(ジュニワ)
娘との読み聞かせをきっかけに、絵本の魅力にどっぷりハマっています。
大人も楽しめる、心に響く絵本を日々探しています。




