【絵本 感想】『たぷの里』理由はない。でも、たぷ。

藤岡拓太郎さんの絵本『たぷの里』。大きな相撲取りが、無表情のまま近づいてきて、人の頭にお腹を――「たぷ」。
何をしているのかは分かるのに、なぜそんなことをするのかは、最後まで分かりません。

アイシ
アイシ

いやはや。

笑わせようとしている人より、本人はまったくそのつもりがない人のほうが、妙におかしいことがございます。

こちらは笑っているのに、ご本人はいたって真面目。

理由を聞いても、おそらく答えてくれない。

本日ご紹介するのは、藤岡拓太郎作・絵、ナナロク社より『たぷの里』。

表紙からして、ずいぶん距離の近いお方でございます。

📘 本に関する基本情報

書名: たぷの里
作・絵: 藤岡拓太郎
出版社: ナナロク社
🎯 対象年齢: 赤ちゃんから君まで

📚 内容紹介(出版社HPより)

あの『夏がとまらない』のギャグ漫画家、 藤岡拓太郎の初めての絵本です。 何度読んでも笑える不思議なリズムです。

🎙️えほん深掘りトーク

※以下の感想では、物語の展開について詳しく触れています。

オープニング:

パパ
パパ

今日これにしようか。

『たぷの里』。

はる
はる

なんで子供の頭にお腹のせてるの?

ギブ
ギブ

しかも真顔がたまんねぇじゃねえか。

アイシ
アイシ

ずいぶん距離の近いお方でございますな。

では、読んでみましょうか。

—————————————————————–

メインセッション

パパ
パパ

このたぷの里さ。

やってることだけ見たら、かなり変なんよね。

はる
はる

かなりどころじゃないよ(笑)。

知らない人の頭に、お腹のせてるんだよ。

ギブ
ギブ

笑えるな。

はる
はる

顔が真顔だからじゃない?

パパ
パパ

ああ、逆にそれが変なんだよな。

ギブ
ギブ

本人に笑わせる気が一切ないんだよな。

そこが強い。

はる
はる

「たぷ」って音も、面白い(笑)。

パパ
パパ

分かる。

「ドーン」でもない。

あのお腹なら、たしかに「たぷ」なんよ。

ギブ
ギブ

音だけ妙に納得できるんだよな。

やってることは全然納得できないのに。

パパ
パパ

相撲取りも分かる。

お腹がたぷたぷなのも分かる。

でも、それを人の頭にのせる理由だけが、全然分からん(笑)

はる
はる

面白いからいいんじゃない?

アイシ
アイシ

分からないところを、分からないまま置いておける。

この本は、そこをずいぶん平気な顔でやりますな。

🔖今日のしおり

たぷ
──『たぷの里』より
藤岡拓太郎 作

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心のしおりとして残していきます。

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📚この本を読んでみたい方へ

『たぷの里』
藤岡拓太郎 作
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✍️この記事を書いた人

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juniwa(ジュニワ)

娘との読み聞かせをきっかけに、絵本の魅力にどっぷりハマっています。
大人も楽しめる、心に響く絵本を日々探しています。

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