
え〜、どういうわけだか、世間の大人ってぇのは、わざわざ茨の道を進みたがる癖がございまして。「夢を叶えたい」「立派になりたい」と願う人ほど、難しくて苦しい道を選びたがる。毎日歯を食いしばって、やりたくもない苦手なことを克服してこそ成長できるんだと、思い込んでるんですな。
でもね、本当に世界をひっくり返すような偉業を成し遂げた人たちの話を紐解いてみると、案外「自分が楽しいからやってただけ」「楽なやり方を見つけただけ」なんてことを言う。
「夢を叶えるには苦労しなきゃいけない」なんてぇのは、大人が勝手に作った野暮なルールでございまして。もっと肩の力を抜いて、自分の好きなステップで歩いたって案外いいのかもしれませんぜ。
今日ご紹介するのは、そんなガチガチの常識を、ポテトチップス片手に笑い飛ばしてくれる、実に型破りで「粋」な神様の一席でございます。
📘 本に関する基本情報
📖 書名:夢をかなえるゾウ おかしな神様ガネーシャとひみつの教え
✍️ 作:水野敬也 絵:安楽雅志
🏢 出版社:文響社
🎯 対象年齢:小学生向け
📚 内容紹介:(出版社HPより)
<累計発行部数560万部の実用小説がついに子ども版として登場!>
大人気児童書「じごく小学校」の安楽雅志氏が描きおろしたイラストが全ページに掲載。関西弁のおもしろい神様がやさしく語りかけてくる構成で、子どもの自己肯定感も高まります。楽しく読めてタメになる、そして最後はホロリとさせる、子どもが生まれて初めて触れる極上の自己啓発エンタテインメント!
📚 えほん深掘りトーク
※以下の感想では、物語の展開について詳しく触れています。
オープニング:

はる、どうしたの? さっきからずっとノートと睨めっこして、ため息なんてついちゃって。

学校のしゅくだいで「しょうらいのゆめ」をかかないといけないんだけど、ぜんぜん思いつかないの……。ゆめをかなえるためには、いやなお勉強もいっぱいして、がまんしなきゃいけないんでしょ? なんだか疲れちゃいそう……。

Hey, Hey, Little Lady! 夢を叶えるためには「我慢」や「苦労」が必要だなんて、誰が決めたんだい? そんなKidsのSoulを縛り付けるRule、今日でぶっ壊してやるぜ!

ええ、その通りで。大人はすぐ「努力しろ」「我慢しろ」と教えたがりますがね、夢を叶える神様ってぇのは、案外「我慢」が一番嫌いな、ゴロゴロしてるお調子者だったりするもんでございますよ。
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メインセッション

さぁて、ページをめくりますと、「どんな願いごともかなえてくれる不思議なゾウがいます」と書かれております。ところがどっこい、現れたのはテレビを見ながらポテトチップスを食べてる、ぶよぶよしたピンク色のゾウでございます。

え〜!? なんか変なしゃべりかたしてるし、ぜんぜん神様っぽくないじゃん!

しかも、お願いごとを聞いてもらうには「お供え物」がいるんだけど、お花じゃなくて「山盛りのあんみつ」がいいんだって。ただの甘党のおじさん(笑)

ところが、あんみつを食べてご満悦なガネーシャ、いざとなるとピカーッと光って本気を出すんですな。そして、夢を叶えるためのひみつの「お題」を次々と出してくるんでさぁ。

すっごくむずかしいドリルを100ページやれ、とか言うのかな……。

No, No, Little Lady! ガネーシャが出す最初のお題は、シンプルに「本を読む」だ!
エジソンっていう天才発明家はな、子どものころ「1+1=2」になるのが納得いかなくて学校を辞めちまったんだ。でも、無理して苦手な学校の勉強をするんじゃなく、図書館で自分の大好きな本を読みまくって、Legendary(伝説的)な発明家になったのさ!

なるほど。エジソンは、やりたくないことを歯を食いしばって我慢したわけじゃなくて、ただ自分の「好き」や「楽しい」を追いかけていただけなんだね。

つぎのお題は「今日 楽しかったことを数える」だって! これならはるにもできるよ!

ええ。これは名女優、オードリー・ヘプバーンちゃんのエピソードでございます。彼女は自分の顔にコンプレックスがあって泣いていたんですがね、「自分のいいところ」を数えて笑顔を取り戻した。それが大映画の主役抜擢に繋がったって言うんですから、大人が読んでもハッとさせられますな。

3つ目はエイブラハム・リンカーン大統領の「人の気持ちを考える」だ。どのお題も、全然苦しい修行じゃない。

そっかぁ! ゆめをかなえる人って、むずかしいおべんきょうをがまんしてやってるんじゃなくて、まいにち「たのしいこと」をいっぱい見つけてる人なんだね!

That’s right! 夢を叶えるってのは、苦手なことで自分のSoulをすり減らすことじゃねぇ。自分の得意なBPM(テンポ)で、ご機嫌にGrooveを作っていくことなのさ!
🎸 GIB’S ROCKER ROOM


Hey, Kids & Parents! ここで俺様が、このCrazyでDeepな絵本のBackstageを解説するぜ!
この『夢をかなえるゾウ』シリーズといえば、日本一売れてる自己啓発本として累計560万部を叩き出したLegendaryな作品だ。その生みの親である水野敬也センセイが、満を持して世に放ったKids向けRemix版がこの一冊さ!

いやぁ、水野敬也さんといえば、パパが昔バイブルにしてた『LOVE理論』とか『ウケる日記』とか……とにかく文字と行間だけで、腹がよじれるほど笑わせてくれる天才ってイメージなんだけど。まさかあの「恋愛体育教師・水野愛也」が、子ども向けの絵本を書く日が来るなんて! どうして今回「子ども版」を作ろうと思ったんだろう?

そこが最高にRockなポイントなんだ! 水野センセイは、過去のインタビューでこんな風に語っているんだぜ。
「競争に勝ったり、成功すれば幸せになれたりするといった価値観を疑うようになった」ってな。
Education(教育)の語源は、ラテン語で「引き出す」という意味らしい。つまり、大人が上から目線で知識を「教え込む」んじゃなくて、子どもが元々持ってる最高の才能やVibes(魅力)を「引き出してあげる」ことこそが真の教育だって気づいたのさ!だからガネーシャが出すお題は、歯を食いしばって我慢するような修行じゃない。自分の「好き」や「楽しい」を見つけて、自己肯定感(Self-esteem)を爆上げさせるための魔法のステップなんだぜ!

「引き出す」かぁ……。つい「アレもコレも教え込まなきゃ」って焦っちゃうけど、子どもが最初から持ってる魅力を信じて待つ、ってことなんだね。

しかも、ビジュアルを担当したのは大人気児童書『じごく小学校』の安楽雅志センセイだ! 胡散臭くて人間味あふれる関西弁のガネーシャを、Popで躍動感あふれるフルカラーで描き出してる。まさに水野センセイのSoulと安楽センセイのArtがぶつかり合う、完璧なSessionだぜ! パパたち大人は、ぜひ下のリンクから水野センセイの熱いインタビューや出版社の特設サイトもCheckしてみてくれよな!
🔗 GIB’s Recommend Links!
・文響社 公式特設サイト『夢をかなえるゾウ 子ども版1』
・ベストセラー著者・水野敬也さんに聞く。「競争に勝たなくても、幸せになれる世界」とは?(こども宅食応援団 過去インタビュー)
🍵 アイシの「寸止め」絵本落語


さてさて、ワガママ放題でポテチばかり食べていたガネーシャですが、いよいよ物語の大詰め。実は「顔がゾウのばけもの」と言われた過去がありましてね。自分が傷つくのが怖くて、わざと冷たくふざけた態度をとっていたと明かすんでさぁ。

ガネーシャ自身も、本当は優しくて不器用な神様だったんだ。

ええ。そして、いよいよお別れの時。本を通じて自分に優しくしてくれた読者に向かって、消えゆくガネーシャが「夢を叶えるための、一番大切で最後のお題」を出すんですな。
これまで数々の偉人たちを導いてきた神様が残した、この世界で一番シンプルで、一番心を震わせるその『お題』とは……!!

STOOOOOOOP!!! (ギュイイイィィンと激しいギターのチョーキング音!

てやんでぇ、ケロ! これからが、大人の涙腺も崩壊する、水野先生の親心が詰まった最高のサゲ(結末)じゃねぇですか! なんで止めるんですか!

その「最後のお題」は、本を開いてガネーシャと心を通わせた奴だけが受け取れる特権だぜ! そこから先をタダで聴かせるなんて、絶対にRockじゃねぇ! 本当のアンコール(結末)は、本を買った奴だけのお楽しみだ!

ケロケロ…
🏠 まとめ


つい子供が弱音吐いているのを見ると「我慢して頑張りなさい!」って言っちゃうけど、自分が「仕事=苦労して耐えるもの」って思い込んでいただけなんだね。子どものためだと思って読んでいたのに、実は毎日仕事でヘトヘトになってる自分にこそ、一番必要な教えだったよ。

はるも、まいにち寝るまえに「きょうたのしかったこと」をかぞえる! あと、パパのおしごとがおわったら、ごほうびに あんみつお供えしてあげるね!

自分の得意なこと、楽なやり方で、ただ目の前の人を喜ばせる。そうやって自然体で生きていれば、いつの間にかでっかい夢に繋がっているもんでございますよ。

予定調和な努力なんてつまらねぇ。自分のBPM(テンポ)で、自分らしく楽しんだ奴が一番強いんだ!
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👉[『夢をかなえるゾウ 子ども版1 おかしな神様ガネーシャとひみつの教え』をAmazonでチェックする]
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✍️この記事を書いた人
juniwa(ジュニワ)
娘との読み聞かせをきっかけに、絵本の魅力にどっぷりハマっています。
子どもも大人も楽しめる、心に響く絵本を日々探しています。



