
え〜、世の中というのは不思議なもんでして、「みんなと同じ」じゃないと、どうにも居心地が悪く感じちまう。学校でも会社でも、周りと同じ服を着て、同じ意見を言っていれば、とりあえずは波風立たずに平和に過ごせる。目立つとすぐに「あいつは浮いてる」なんて指を差されちまう。人間の社会ってのは、とかくそういう窮屈な枠にはめたがるもんでございます。
ですがね、みんなが同じ色に染まっている中で、ポツンと違う色をしているからこそ、見える景色ってのもあるんです。本日は、そんな「みんなと違う」ことが、とてつもない強さに化ける、海の中の小さくて賢い主人公のお噺でございます。
📘 本に関する基本情報
📖 書名: スイミー ちいさな かしこい さかなのはなし
✍️ 作・絵: レオ=レオニ / 訳: 谷川俊太郎
🏢 出版社: 好学社
🎯 対象年齢: 4歳〜
📚 内容紹介: (出版社HPより)
小さな黒い魚スイミーは、兄弟みんなが大きな魚にのまれ、ひとりぼっちに。海を旅して出会った仲間と大きな魚に立ち向かいます。
📚 えほん深掘りトーク
※以下の感想では、物語の展開について詳しく触れています。
オープニング:

はぁ……今日の会議、みんなとちょっと違う意見を言ったら、すっかり浮いちゃったよ……へこむなぁ。

どんまい! みんなとおなじことだけ言うの、ロボットみたいでつまんないじゃん!

Oh yeah! その通りだぜLittle Lady! 同調圧力(Peer pressure)に屈しないパパのSoul、俺は激しくRespectするぜ!

まったくでございます。「みんな違って、みんないい」なんて口では言いながら、いざ違うことをすると煙たがる。世間ってのは窮屈なもんでさぁ。……パパさん、そんな落ち込んだ夜には、とっておきのお噺がございますぜ。

あ! わたしわかる! まっくろなおさかなのえほんでしょ? パパ、きょうは これよんで げんきだして!

Hey! 「みんなと違う」ってことが、みんなを救う最強の力になるって教えてくれるLegendaryなStoryだぜ! パパ、こいつを開いてVibesを上げな!

ははは、みんなありがとう。すっかり慰められちゃったな。じゃあ今日は、パパに勇気をくれるその絵本を、みんなで一緒に読もうか。
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メインセッション

ええ、ひろい海のどこかに、ちいさな赤い魚のきょうだいが暮らしておりました。でも、一匹だけはカラス貝よりも真っ黒。それが本日の主人公、スイミーでございます。

およぐのはだれよりもはやいんだよね。

でも、平和な日々は続かないんだ。ある日、おそろしいマグロがミサイルみたいにつっこんできて、スイミー以外の赤い魚たちをみんな飲み込んじゃった。

ええ。暗い海の底をひとりぼっちで泳いで、スイミーは怖くて、寂しくて、とても悲しかったんでございます。

But! 孤独(Lonely)な夜を越えてこそ、見える世界があるのさ。スイミーは海の中でAmazingな出会いをたくさんするんだぜ! 虹色のゼリーのようなクラゲ、水中ブルドーザーみたいないせえび!

見たこともない魚たちや、ドロップみたいな岩から生えてるこんぶやわかめの林。おもしろいものを見るたびに、スイミーはだんだん元気を取り戻していくんだね。

ももいろのヤシの木みたいないそぎんちゃくがすき! 海のなか、すっごくきれいでたのしそう!
🎸 GIB’S ROCKER ROOM


Hey! 今日紹介する作者レオ・レオニは、1910年オランダ生まれの、まさに絵本界のLegendaryなアーティストだぜ! アートディレクターとして大活躍してた彼が絵本を作り始めたのは、なんと49歳の時なんだ。
電車の中で退屈して騒ぐ孫たちを黙らせるために、持っていた雑誌のページをちぎって、即興でお話を作ったのがデビューのきっかけなのさ。決められた画材やルールなんて関係ない、このDIY(Do It Yourself)精神、まさにPunkだろ!?
『スイミー』のアートワークもハンパないぜ。たとえば虹色のクラゲの模様、あれはケーキの下に敷く「レースペーパー」に色を塗ってスタンプみたいに押してるんだ。版画や水彩を自由に組み合わせた型破りな手法(Technique)が、あのPsychedelicでCoolな海の世界を生み出してるのさ。
🍵 アイシの「寸止め」絵本落語


さて、美しい海の世界を見てすっかり元気を取り戻したスイミー。ある日、岩の陰に自分そっくりの赤い魚たちを見つけます。「さぁ、みんなで一緒に泳ごう! 素晴らしいものがたくさんあるぞ!」と誘いますが、彼らはブルブル震えてこう言うんでさぁ。「だめだよ、大きなマグロに食べられちまう……」と。
スイミーは考えた。「そうだ! みんないっしょに泳ぐんだ。海でいちばん大きな魚のふりをして!」
さぁ、ここからがスイミーの腕の見せ所でございます。自分だけが「真っ黒」であることを活かして、スイミーはこう叫んだ! 「よし、ぼくが……」

ストーーーップ!! ピーーガーーーッ!!(激しいギターのチョーキング音)

ケロッ!?何するんでぇ!

No, No! そこから先の最高のClimaxを、タダでベラベラ喋っちまうなんて野暮(ヤボ)の極み、全然Rockじゃねぇぜ! スイミーが自分の「Color(個性)」をどう活かして巨大なマグロに立ち向かったか……本当のアンコール(結末)は、本を買ってページを開いた奴だけのお楽しみだ!

ケロケロ…
🏠 まとめ


みんなと同じ「赤い魚」になろうと無理をするんじゃなくて、自分の「黒い色」をどう活かすか。欠点だと思い込んでいたものが、実はチームを救う最大の武器になるんだね。

パパ、あしたは かいしゃで おおきなおさかなの「め」になってね!

苦手な色に染まろうと無理するより、自分の生まれ持った色を「一番楽に活かせる場所」を見つける。自然体でいることこそが、最大の強みになるんでさぁ。

Oh yeah! 無理に型にFitさせようとするのはRockじゃねぇ! レオ・レオニが子どもたちに正解を押し付けず、自由に想像させる最高の「余白(Blank space)」を残してくれたように、俺たちも自由に、自分のGrooveで泳げばいいのさ! Stay cool, Swimmy
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✍️この記事を書いた人
juniwa(ジュニワ)
娘との読み聞かせをきっかけに、絵本の魅力にどっぷりハマっています。
子どもも大人も楽しめる、心に響く絵本を日々探しています。


