【絵本 感想】『ララのまほうのことば』大人になって気づく、「ことば」がほんとうに届くということ

グレーシー・ジャンさんの絵本『ララのまほうのことば』。うだるような夏の日、女の子が空き地の緑と交わす小さな挨拶が、静かに世界を動かしていく一冊です。

アイシ
アイシ

絵本というのは不思議なもので、色を使わないことで、かえって色を際立たせることができるのでございます。白と黒の街の中に、わずかな色だけが灯る。それを見た読者は、思わず問うてしまうものでございましょう――この色は、何のために灯ったのか、と。本日はグレーシー・ジャンさんの『ララのまほうのことば』、工学図書さんより。

📘 本に関する基本情報

📖 書名:ララのまほうのことば
✍️ 作・絵:グレーシー・ジャン/訳:矢野彩子/監修:三辺律子
🏢 出版社:工学図書
🎯 対象年齢:5歳から
📚 内容紹介(出版社公式より)

あつい、あつい、ああ、あつい。

どうろは ゆげが でそうなくらい。

まちのひとたちは みんな、

のろのろ あるいています。

でも、ララは げんき いっぱい!

それはね……

女の子と心を通わせる小さな緑の不思議な力。

やさしい言葉がゆたかな命をはぐくみます。

🎙️えほん深掘りトーク

※以下の感想では、物語の展開について詳しく触れています。

オープニング

パパ
パパ

今日はこれ。『ララのまほうのことば』。

はる
はる

まほう使うの?

アイシ
アイシ

どんな「まほう」なのか、一緒に見てまいりましょう。

—————————————————————–

メインセッション

パパ
パパ

……街、ほとんど白黒だな

はる
はる

ララだけ黄色だ! あと草も緑

ギブ
ギブ

色を絞ると、逆に目立つんだよな

アイシ
アイシ

街の人たちがのろのろ歩いているところも、白黒でございました。

はる
はる

元気がないと、色がないってこと?

パパ
パパ

お母さんが怒ってる場面も、白黒だったな

はる
はる

仲直りしたところで急に黄色くなってた

アイシ
アイシ

あの場面、ララは何と言われていたか、覚えておいでですかな

パパ
パパ

……なんか、前にも似たようなセリフ、あった気がするな

アイシ
アイシ

はるさんには、仲直りに見えたんですな。わたくしには、同じ言葉が戻ってきた、というふうにも見えましてな

🔖今日のしおり

だいすきよ。すてきな おてんばさん。
さあ、そとで あそんでらっしゃい
──『ララのまほうのことば』より
グレーシー・ジャン 作/矢野彩子 訳

毎回、絵本から大切に拾い上げた一文を、
心のしおりとして残していきます。

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📚この本を読んでみたい方へ

『ララのまほうのことば』
 グレーシー・ジャン 作/矢野彩子 訳
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✍️この記事を書いた人

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juniwa(ジュニワ)

娘との読み聞かせをきっかけに、絵本の魅力にどっぷりハマっています。
大人も楽しめる、心に響く絵本を日々探しています。

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👉 Instagram(@jun_kyounani) 

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