
もうすぐゴールデンウィークだってんで、あちこちでお出かけの計画なんぞが聞こえてまいりますが。
人間の金銭感覚ってぇのは、つくづくいい加減なもんでしてね。 連休の旅行だ、観光地だなんて非日常に放り込まれると、人はなぜか「特別な買い物をしなきゃいけない」ってな謎の使命感に駆られるんですな。
普段はスーパーの特売日を血眼になって探して、10円安い豆腐をカゴに入れているお父さんお母さんがですよ? なぜか旅先の市場や観光地に行くと、謎の木彫りの置物だの、普段絶対に被らないようなド派手なテンガロンハットだのを、ポンと買っちまう。「せっかくの連休だから」ってぇ魔法の言葉が、普段は固い財布の紐を、いとも簡単に断ち切っちまうんです。
「無駄遣い」に思えるその買い物も、買ったその瞬間、その場所の空気に酔いしれた本人にしてみりゃあ、たまらなく魅力的な宝物だったりするわけでございます。無駄の中にこそ、人生の潤いがある。
今日ご紹介する絵本にも、そんな「一見無駄に見えるけど、最高のお買い物」をやってのける、愛すべきヤツが出てくるんでございます……。
📘 本に関する基本情報
📖 書名: バムとケロのおかいもの
✍️ 作・絵: 島田ゆか
🏢 出版社: 文溪堂
🎯 対象年齢: 3歳〜
📚 内容紹介:(出版社HPより)
水曜日には,みんなで車に乗って,市場に買い出しにいこう!市場でみんなが買うのは,どんなもの?
📚 えほん深掘りトーク
※以下の感想では、物語の展開について詳しく触れています。
オープニング:

ふぁ〜あ……。はるちゃん、ゴールデンウィークのショッピングモール、人すごかったね……。パパ、人混みでもうヘトヘトだよ……

パパ、体力なさすぎじゃん! ポチャッコのボンボンドロップシールまだ見つけられてないじゃん! 明日も探しにいくよ!

Hey, Hey, Hey! お疲れのパパと、Energy無限大のLittle Lady! 買い物(Shopping)ってのは、己の欲望と向き合うSoulのぶつかり合いだぜ!

いやはや、はるちゃんのおっしゃる通り。お買い物ってぇのは、いつだって胸が躍るもんでございます。今日はそんな『特別なお買い物の日』を描いた、とびきり楽しい一冊をご紹介しましょう!
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メインセッション

さて、物語の始まりは週の真ん中、水曜日でございます。いつもは朝寝坊のケロちゃんが、今日ばかりはピシッと起きて、なんと朝食まで作っちまう。なぜかって? 今日は月に一度の、楽しい『おかいもののひ』だからでございます!

ケロちゃん、えらい! ちゃんと顔あらって、コーヒーもわかしてるじゃん! はるもね、お買い物の日とか遠足の日は、パパより早くおきられるもん!

……パパは休日はゆっくり寝ていたい派なんだけどね。それにしても、ケロちゃんのお買い物の日への執念……じゃなかった、情熱はすごいなぁ。さっきのはるちゃんと完全にシンクロしてるよ。

腹ごしらえを済ませたら、お友達のかいちゃんも一緒に車に乗って市場へ向かいます。この市場がまた、たまらなく賑やかでしてね! 生地屋さんに八百屋さん、骨董品屋さんまで、目移りしちまうほどのお店が並んでいるんです

ハムスターのおみせやさん、お口のなかからいろんなものをだして、売っている!

Oh, Yeah! この市場のシーン、メインの買い物だけじゃなく、Side Story(サイドストーリー)が絵の隅々までギッシリ描き込まれてて、まさにCrazyだぜ! ハムスターの頬袋を四次元ポケットみたいに使うなんて、作者の島田ゆかセンセイのユーモアは最高にRockだな!

よく見るとあっちこっちでいろんな動物たちが面白いことしてるね。もぐらが星形のサングラスをつけてたり。後半で入ったお店で見つけた『あるもの』に、ケロちゃんはすっかり心を奪われちゃうんだよね。

ケロちゃんが直感で選んだこの『お買い物』が、次の日の朝、とびきり楽しいご褒美に化けるんでございますよ……!
🎸 GIB’S ROCKER ROOM


Listen! ここからは俺様が、この絵本のDeepな魅力を語るぜ!
さっきパパとはるが見つけた『頬袋パンパンのハムスター』や『星形サングラスのモグラ』! そう、作者の島田ゆかセンセイが描く『バムとケロ』シリーズがLegendaryなのは、なんといってもその『Detail(細部)へのCrazyなこだわり』なんだ!
ただメインのあらすじを追うだけじゃ、この絵本のGrooveの半分も味わってないぜ?
市場の背景のあちこちで、小さなキャラクターたちがメインの物語とは全く別のサイドストーリー(Side Story)を同時進行で繰り広げてるんだ!
特に、シリーズ通してこっそり登場する『ヤメピ(小さな犬)』や『おじぎちゃん(三本耳の不思議なうさぎ)』っていう隠れキャラを血眼になって探すのが、KIDSたちの間で熱狂的なブームになってるんだぜ!
読むたびに『あ! こんなところにアイツがいる!』って新しい発見がある。まさに、絵本という名の最高にRockなArt pieceさ!
🍵 アイシの「寸止め」絵本落語


さてさて、お待たせいたしました。物語もいよいよ大詰めでございます。 いろんなお店を回って、お金も残り少なくなっちまったケロちゃん。なのに、最後に入った骨董品屋さんで『どうしてもこれがいい!』と譲らないものがあったんですな。
それが……『そこがぼこぼこの ふるいフライパン』でございます。
バムさんからすりゃあ、『高くて古くて、しかもボコボコだなんて実用的じゃない! もっとマシなものを買いなさい!』と止めたくなるところ。ですがね、ケロちゃんには見えていたんです。その『でこぼこ』が織りなす、最高の未来がね……!
その日はおうちに帰って、みんな疲れてグッスリ。そして次の日の朝! またしても早起きをしたケロちゃんは、昨日買ったばかりの、あのボコボコのフライパンを火にかけまして焼き上げたパンケーキ、なんと…

STOOOOOOOP!!! (ギュイイイィィンと激しいギターのチョーキング音!

ひゃあっ! な、なんでぇ! これからが一番いいところじゃねぇかケロ!

そこから先をタダで聴かせるなんて、Rockじゃねぇ。本当の結末(アンコール)は、本を買った奴だけのお楽しみだぜ! 極上のPancakeは、自分の目で確かめな!

ケロケロ…
🏠 まとめ


いやぁ、親としてはつい『もっと実用的なものを買いなさい』なんて口出ししたくなるけど、ケロちゃんのフライパンへの情熱も、はるちゃんのシールへの執念も同じなんだね。自分の意志を貫いて選んだものが、あんな最高の笑顔を作ってくれるなら、親の価値観だけで止めちゃいけないなって少し反省したよ。

はるも、じぶんのすきなものえらびたい! ケロちゃんみたいに、とびきりハッピーになれるもん! だからパパ、ポチャッコのシールさがしに、もう1けんいくよ!

世間の『買い物は合理的に』なんてRuleは、たまにはぶっ壊していいのさ。役に立つかどうかより、自分が心からGrooveを感じるものを選ぶ。理屈じゃなく、自分の直感(Soul)に従うのが一番Coolな生き方だぜ!

一見無駄に見える、ボコボコのフライパンを選ぶくらいの『心の余白』を残しておく。それが、人生を豊かに楽しむ秘訣ってぇ寸法ですな。
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✍️この記事を書いた人
juniwa(ジュニワ)
娘との読み聞かせをきっかけに、絵本の魅力にどっぷりハマっています。
子どもも大人も楽しめる、心に響く絵本を日々探しています。

