【今日なに音楽🎧】第3回：掃除・洗濯、憂鬱な家事を「フェス」に変える最強BGM特集

リビングには洗濯物の山！ 流し台には昨日の皿！ まさに映画『ネバーエンディング・ストーリー』！

カァ。ハウスワーク（家事）は、終わりのないセットリストだ。 無音でやってると、ただの苦行（サイレンス）になっちまう。 こういう時こそ、「強制的に体を動かすビート」が必要だ。アドレナリンを出して、脳を騙すんだよ。

よし、まずはパパから！ どんな単純作業も、これをかければ「世界タイトルマッチ」に変わる！ 『Gonna Fly Now』（映画『ロッキー』のテーマ）だ！

トランペットのファンファーレが鳴り響いた瞬間、君はフィラデルフィアの朝を走るボクサーになる！ 洗濯物を畳むスピードはジャブのように速く！ 掃除機はフットワークを軽く！ 階段をダッシュで駆け降りてゴミを捨て終えた時には、自ずとガッツポーズが出ている事でしょう。

さて、あっしからは台所仕事にぴったりの一曲を。 日曜の夜におなじみの、葉加瀬太郎さんの『情熱大陸』

へい。この曲のラテンのリズムに合わせて包丁を握れば、千切りもみじん切りも、まるで「芸術」のようになりやす。 トントントン……という音が、いつの間にかパーカッションに聞こえてくる。 料理人はアーティストでげすから、情熱を持って鍋を振れば、いつもの野菜炒めも三ツ星の味になるかもしれませんぜ。

パパ、それはやめて。絶対にこぼすから。

パパとアイシのはちょっと激しいよ。私はもっと可愛くて、ウキウキするやつがいい！ NiziUの『Make you happy』！

おぉ、縄跳びダンス！ このイントロが流れると、体が勝手に動いちゃうよね。

パパが歌うと「粉雪」じゃなくて「ドカ雪」って感じだけどね。暑苦しいもん。

最後は俺だ。家事を「グルーヴ」に変える最強のファンク・ナンバー。 マーク・ロンソン ft. ブルーノ・マーズの『Uptown Funk』

うわぁ、これ超かっこいい！ 90年代育ちの僕にも刺さる、ディスコっぽいノリ！

なにそれ楽しそう！ パパが踊りながら掃除してたら笑っちゃうけど、怒ってるよりずっといいや。

いやぁ、音楽ってすごいね。 ロッキーで戦い、情熱大陸で料理し、NiziUで笑顔になり、ブルーノ・マーズで踊る！ 「やらなきゃいけないこと」が、最高のエンタメショーに変わった気がするよ！

パパ、偉そうなこと言ってないで、早く靴下片付けてよね。BGMかけてあげるから。

それでは、今日は何聴こう？ 家事も育児も、リズムに乗って乗り切ろう！