
え〜、昨日まで分厚いコートの襟を立てて「寒い寒い」と肩をすぼめていた人間が、カレンダーが3月の下旬になった途端に、急にそわそわし始める。まだ風は冷てぇってのに、薄着になって出かけてみたり、やれお花見だ、やれ新生活だってんで、世間様全体がなんだか浮き足立つんでございますな。
でもね、みんながみんな、外に出てドンチャン騒ぎをしなきゃいけないって法律はどこにもねぇんです。花見の席の場所取りで風邪を引いちまうより、陽の当たるぽかぽかした部屋で、窓から差し込む春の光をのんびり眺めてる。実はそれが一番、体に負担がなくて、心に染み入る「贅沢な春の楽しみ方」ってもんでして。
今日ご紹介する一冊は、まさにそんな「窓から眺める春の景色」を、これ以上ないってくらい見事に切り取ったお噺でございます。
📘 本に関する基本情報
📖 書名: 春
✍️ 作・絵: 五味太郎
🏢 出版社: 絵本館
🎯 対象年齢: 2歳頃〜
📚内容紹介(公式HPより)
まどの外をとおっていくのは、きもちのよい春の風。
やさしい春がいっぱいあふれている絵本です。
📚 えほん深掘りトーク
※以下の感想では、物語の展開について詳しく触れています。
オープニング:

ふぁ〜……春休みは公園だの遊園地だの、人が多くてもうヘトヘトだよ。今日はこのリビングのぽかぽかした窓際から、一歩も動きたくない……。

えー! せっかくおてんきいいのに! ……あ、パパ! まどのそとに、ねこ。

いやはや、パパさん、大正解でございます。春だからって無闇に外を歩き回らなきゃいけねぇって法律はどこにもねぇんです。お二人が陣取っているその窓際の特等席にぴったりの、極上のお噺がございますよ。

Hey, sleepy Papa! 窓際でChillしてるのも悪くないが、この絵本を読めば部屋にいながら最高のSpring Grooveを感じられるぜ! 今日紹介するのは、コレだ!

あ! 『春』って漢字がかいてある! わたしのなまえとおなじじゃん! パパ、ねてないでこれよんでよ!

よし、じゃあ今日はこの特等席で、窓の外を眺めながらのんびり読もうか。
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メインセッション

さあさあ、ページをめくりますと、「まどのそとを……………」「ちょうちょがとおる。」「ことりがとおる。」と。お二人が陣取っているその特等席から外を眺めるように、絵本の中でも、四角い窓の向こうを春の気配が次々と通り過ぎていくんでございます。

あ! パパ、みてみて。えほんのなかでも、ねこがとおったよ!

本当だね。ずっと同じ「窓」という枠を通して、外の景色がページをめくるたびに変わっていくんだ。お花屋さんの可愛いトラックが通ったり、子供が通ったり……僕たちもこの窓際で一日中のんびりしていたら、同じような景色が見えるかもしれないね。

あっ! つぎのページ、まどのそとが「おそら」になっちゃった! 「ひこうきがとおる」だって!

おまけに次のページは……「ふねがとおる」!? このお部屋、一体どこにあるの!?

Hahaha! パパ、そこが五味太郎作品のCrazyでCoolなところさ! 単なる「おうちの窓」だと思って油断してると、空へ海へとSpace(空間)を軽々と飛び越えていく。このSurreal(シュール)な展開こそが、子供の想像力を刺激する五味太郎Magicなんだぜ!
🎸 GIB’S ROCKER ROOM


Climaxの前に、俺から少し語らせてくれ。パパとはるがさっき驚いていた、窓の外が「空」や「海」になっちまう展開……これこそが、五味太郎作品の最高にCoolでCrazyなところなんだ!
ずっと「窓」という固定されたFrame(枠)を通して世界を見ているのに、読者の心は一瞬にしてどこへでも自由にTripできる。これが子供のImaginationを無限に広げる五味太郎Magicなのさ!
ちなみにこの絵本、1981年に出版されたLegendaryな一冊で、なんと「夏」「秋」「冬」と続く四季のシリーズにもなってるんだぜ!
🍵 アイシの「寸止め」絵本落語


いやはや、ギブさんの言う通りでございます。窓という四角い枠組みがありながら、外の世界はどこまでも自由。世間の「空には飛行機、海には船」なんていう窮屈な常識を、五味太郎大先生の筆は軽々と飛び越えてみせるんでございますな。
今まで、ちょうちょだの、飛行機だの、パレードだのと、めまぐるしくいろんなものが通り過ぎていったあ「窓」。
さぁ、ここからがこのお噺の最大の見せ場! ふと視線を部屋の中に戻すと、そこに広がっていたのは……!

Stooooooop!待ちな待ちな!!

ゲコッ!?

そこから先をペラペラ喋っちまうなんて、全然ロックじゃねぇ! 野暮だぜアイシ! 最後に部屋に何が広がっていたのか、そして窓辺に何が残されていたのか……その究極の余韻(Groove)は、自分で絵本を開いて、自分の目で確かめた奴だけが味わえる特権だぜ!

え〜、そんな殺生な! この余韻たっぷりの空間について、はじめにあの部屋にいた女の子がどうしたのかってぇことについて……そこからブワッと膨らむ想像や考察を、あたくしたっぷりと語りてぇのに! 言いたい、言いたいケロ〜!
🏠 まとめ


この窓際でのんびりするのが一番「楽」でいいやって思えてきたよ。春だからって無理にお出かけしなくても、おうちの窓から想像するだけで、自由で楽しいんだもんね。

はじめにおへやにいたおんなのこ、おそとのおはなやさんやパレードにさそわれて、きっとおでかけしちゃったんだ! パパ、わたしもやっぱりおそとにいきたい! ちょうちょとねこ、さがしにいこう!

窓の外の春の匂いやお囃子(はやし)に誘われて、つい自然と体が動いちまう。それこそが、一番無理のない「楽」で粋な春の楽しみ方ってもんでして。

That’s right! 窓から飛び込んでくるHappyなVibesに心がBeatを刻んだなら、その衝動には素直に従うべきさ!
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✍️この記事を書いた人
juniwa(ジュニワ)
娘との読み聞かせをきっかけに、絵本の魅力にどっぷりハマっています。
子どもも大人も楽しめる、心に響く絵本を日々探しています。


