
え〜、3月に入り卒業だ進級だと、世間様は何かとせわしない季節でございますな。進路を決める、引っ越し先を決める、はたまた今日の晩飯のおかずを肉にするか魚にするか……人生というのは、右か左か、常に「選択」の連続でございます。
この「選ぶ」というのは不思議なもんでしてね。たとえば「ハワイ旅行と温泉旅行、どっちがいい?」なんてぇ景気のいい二択なら、いくらでも楽しく悩める。ところが、「今すぐ上司に怒られるか、明日になって倍怒られるか、どっちがいい?」なんてぇ理不尽な選択を迫られた日にゃあ、大人だって「どっちも勘弁してくれ!」と逃げ出したくなるもんで。
たまには、全く意味のない、正解なんてどこにもないようなバカバカしい選択肢を目の前に並べて、ただただゲラゲラ笑い飛ばしてみる。そんな時間の使い方が、実は一番贅沢ってもんじゃありませんか。
今日ご紹介する一冊は、まさにそんな「理不尽のデパート」。次から次へと繰り出される奇想天外な選択肢に、思わず「なんだそりゃ!」とツッコミを入れたくなる。ってんで、早速ご案内とまいりましょう。
📘 本に関する基本情報
📚 書名: ねえ、どれがいい?
✍️ 作・絵: ジョン・バーニンガム
🗣 訳: まつかわ まゆみ
🏢 出版社: 評論社
🎯 対象年齢: 4歳〜
📚内容紹介(公式HPより)
ぞくぞくくりだされるありえな~い選択!?長い間愛され続けてきたベストセラー絵本の改訳新版。さらによみやすく楽しくなりました!
📚 えほん深掘りトーク
※以下の感想では、物語の展開について詳しく触れています。
オープニング:

はる、今日の絵本は何にする? この動物の絵本と、こっちの昔話、どっちがいい?

うーん……どっちも昨日読んだから、どっちもイヤ! もっと変なやつがいい!

変なやつってなんだよ。じゃあ、究極に『どっちもイヤ!』って叫びたくなるような、この絵本はどうかな?

Hey! TonightはクレイジーなChoiceの連続だぜ。脳みそのリミッターを外して、直感でGrooveしろよな!

扇子もパタパタと忙しくなりますな。さぁさぁ、究極の選択のオンパレードでございますよ!
—————————————————————–
メインセッション

早速、本を開いてみましょうや。ページをペラリ……おや? いきなりこいつぁ物騒な選択肢でございますよ。はるお嬢ちゃん、いっちょ読んでみてくだせえ。

えっとね……『きみんちのまわりがかわるとしたら、おおゆきと、ジャングルと、こうずいと、ねえ、どれがいい?』だって! えーっ、どれも家から出られないじゃん!

パパは腰が痛いから雪かきはパスだなあ。洪水も家が水浸しになるから無理だし……うーん、消去法でジャングルかな?

Hey! パパ、消去法で選ぶなんてちっともRockじゃねぇな! リミッター外していけよ! はる、Youならどれを選ぶんだい?

はるはジャングルがいい! ターザンみたいにツルでビューンって学校行くの!

いやはや、お嬢ちゃんはたくましいですな。毎朝しかめっ面で改札を抜ける大人より、よっぽど粋で自由な通学風景でございますよ。野暮なルールなんて、ツルでヒョイっと飛び越えちまえばいいんです。

……って、次のページはもっとひどいぞ。『ワニにたべられるのと、ヘビにまかれるのと、サカナにのまれるのと、サイのしたじきと。ねえ、どれがいい?』……って、これ全部命の危機じゃないか!

えーっ! サイの下敷きはペチャンコになるから絶対イヤ! う〜ん……サカナにのまれるなら、お腹の中でコショコショってくすぐったら、ペッて吐き出してくれるかも!

Hahaha! Fishにのまれても自力で脱出(Escape)する気満々じゃねぇか! ピンチでも諦めないそのサバイバルなVibe、最高にCoolだぜ!

でも、パパが一番リアルに悲鳴をあげそうになったのはこれかなぁ。『とうさんががっこうでおどるのと、かあさんがきっさてんでどなるのと。どっちがいい?』

あ、それパパが学校で踊るの、見たい! 次の授業参観で、変なダンスしてほしい!

えっ、そうなん!? 絶対嫌だ・・・。パパの社会的メンツが丸潰れだ。でも、ママが喫茶店で大声で怒鳴るのも周りの目が痛いし……これは親にとって、ある意味一番リアルで究極の二択だね

世間の目や『父親らしさ』なんてえもんを気にするから苦しくなるんですな。『踊る阿呆に見る阿呆』、周りを巻き込んで踊っちまえば、こっちのもんでございますよ!
🎸 GIB’S ROCKER ROOM


Listen! このCrazyでAwesomeな絵本を描いたのは、イギリスのレジェンド、ジョン・バーニンガム(John Burningham)だぜ。原題は『WOULD YOU RATHER』。直訳すれば『君ならどっちを選ぶ?』って感じだな。彼の作品はいつも、大人が作った『常識』ってヤツを、子供のイマジネーションで軽々と飛び越えていくんだ。この絵本だって、教育的なMessageや道徳なんてお構いなし。ただひたすらに『もしも』のFantasyをBeatに乗せて叩きつけてくる。子供が理屈抜きでゲラゲラ笑える、まさにSoulに響く1冊なんだぜ!
🍵 アイシの「寸止め」絵本落語


いやはや、ギブさんの言う通りでございます。この絵本には『正しく生きるためのお説教』なんてぇ野暮なもんは、これっぽっちも入っちゃあいません。『ブタにのる、サルとくすぐりっこ、コアラによみきかせ……それともヤギとダンス』。なんてぇ、平和で間の抜けた選択肢が続いたかと思えば、『どこでまいごになるのがいい?』なんて心細くなる問いかけも来る。
世の中のルールや『らしさ』なんてぇもんに縛られて、眉間にシワ寄せて生きてる大人たちよ、もっと肩の力抜いて、自由に想像してみねぇかい?ってなもんですな。さぁさぁ、そしてこの絵本のクライマックス! 散々ヘンテコな選択を迫られた男の子が、最後に選ぶ『究極の答え』! 一体何を選ぶかってぇと……!

Hey, Stop, Stooooop!! そこでストップだアイシ! 最高のエンディングのSoloパートを、タダで流しちまうなんてロックじゃねぇ!

てやんでぇ、ケロ! ここからが一番のオチだってのに!

No, No! 本当の結末(アンコール)は、この本を手に取って、親子のセッションを楽しんだ奴だけのお楽しみだぜ。ネタバレはSoulへの冒涜だ!

ケロケロ…。無念でげす。
🏠 まとめ


『正しい選択』なんてない。子どもと一緒に『えー、どれもイヤ!』『じゃあパパはこれ!』ってツッコミ合いながらゲラゲラ笑える本だね。寝る前の読み聞かせが、大盛り上がりの討論会になっちゃうよ。

はるはね、ウシに乗ってスーパーにおどりこむのが一番やりたい!

Oh, Yeah! 生きてりゃ『どっちも嫌だ!』って頭を抱えたくなるようなChoiceを迫られることもあるさ。でも、真面目に悩んですり減るなんてRockじゃねぇ。用意された答えが気に入らなきゃ、はるみたいに『くすぐって脱出する!』って自分の得意なやり方でRuleを壊せばいいのさ。

この絵本に『正解』なんてえ野暮なもんはございません。親子でああだこうだと脱線していく。そうやって読者が自由に遊べる『余白』をたっぷり残してくれているのが、この絵本の粋なところでございますな

さて、今日のお題です!
親にとっての究極の選択!『パパが授業参観で変なダンスを踊る』のと、『ママが静かな喫茶店で大声で怒鳴る』の……皆さんなら、どっちがマシですか?(笑)
ぜひコメント欄で教えてくださいね!
🌟「この本を読んでみたい!」と思ったら🌟
👉[『ねえ、どれがいい?』をAmazonでチェックする]
🗯️ あなたの声も聞かせてください!
この絵本を読んで「うちもそうだった!」「このセリフが好き!」
そんな“あなたの声”が、次の誰かの「読んでみたい!」につながります。
読んだ絵本について感じたことをぜひ教えてくださいね✍️
InstagramやXでは #今日は何読もう? での投稿も大歓迎📷
この記事が気に入ったら…
この記事が気に入ったら、ぜひフォローやいいねで応援していただけると嬉しいです!
皆さんのおすすめの本や感想もコメント欄でシェアしてくださいね!
✍️この記事を書いた人
juniwa(ジュニワ)
娘との読み聞かせをきっかけに、絵本の魅力にどっぷりハマっています。
子どもも大人も楽しめる、心に響く絵本を日々探しています。

