📘 本に関する基本情報
📖 書名:しっぱいなんかこわくない!
✍️ 作アンドレア・ベイティー
絵: デイヴィッド・ロバーツ
訳: かとうりつこ
🏢 出版社:絵本塾出版
🎯 対象年齢:5歳〜
🌱 育まれる心の種:挑戦する勇気・自己肯定感・創造性・失敗を許容する心
📚 内容紹介
(絵本塾出版公式HPより)
NASAの女性宇宙飛行士 キャスリーン・ルビンズさんが国際宇宙ステーション(ISS)から地球の子どもたちへ読み聞かせをした話題の絵本!
ロージーは、世界一のエンジニアになりたいおんなのこ。ほかのひとにはゴミとしか思えないものでも、ロージーにはおたからです。「ホットドッグせいぞうき」「ふうせんパンツ」「ヘビたいじヘルメット」など、これまでもたくさんのユニークなメカをつくってきたのですが失敗ばかり。諦めかけたその時、おばの一言であることに気がつきます。
📝あらすじ:
世界一のエンジニアになりたい女の子、ロージー。彼女は誰にも見つからないように、ゴミ箱をあさっては「お宝」を集め、夜な夜な自分の部屋でユニークなメカを発明していました 。
かつては作ったメカを親戚にプレゼントしていたロージーですが、ある日、動物園の飼育係をしているフレッドおじさんに「ヘビたいじヘルメット」をあげたときのこと。おじさんは大笑いし、ロージーはひどく傷ついてしまいます 。それ以来、彼女は自分の発明品を隠し、エンジニアになる夢も心の奥にしまい込んでいました。
そんなある秋の日、ロージーのもとへ「おおおばさん(ローズ)」がやってきます。かつて飛行機工場で働き、自分で飛行機を作ったこともあるという彼女には、まだ叶えていない夢がひとつだけありました。それは「空を飛ぶこと」 。
その夢を聞いたロージーの頭に、あるアイデアが浮かびます。「もしかしたら、空飛ぶメカが作れるかもしれない」。一度は無理だと打ち消しますが、どうしても諦めきれず、ロージーは再び発明に取り組む決意をするのでした 。
📚 えほん深掘りトーク
※以下の感想では、物語の展開について詳しく触れています。
オープニング

みなさん今日もお仕事に育児、お疲れ様です。 うちのはるも小学生になって、最近ちょっと『失敗』を怖がるようになってきて。図工で思った通りに作れないと『もうやめる!』って拗(す)ねたり、授業で手を挙げるのを恥ずかしがったり……。『間違ってもいいんだよ』って言っても、なかなか伝わらなくて…。

だってさぁ、みんなの前で間違えたらカッコ悪いじゃん。 この前の図工だって、私が作ったのだけ変な形だったし……。クラスのみんなに笑われたらイヤだもん。

そうかそうか、笑われるのが嫌なんだね。その気持ち、大人でも分かるよ。 でもね、今日はそんなはるにこそ読んでほしい、とっておきの絵本があるんだ。『しっぱいなんかこわくない』っていうお話だよ。

Hey, Hey! パパさん、待たせたな! Little LadyもSchool Lifeの壁にぶつかってるようだな。 今回のBookは、そんなKidsにこそ響くPower Songみたいな一冊だぜ。Titleは『しっぱいなんかこわくない』! 失敗を恐れてChallengeしないなんて、一番Rockじゃないからな!

え〜、毎度、アイシでございます。 7歳ともなると、『周りの目』ってのが気になりだすお年頃ですなぁ。ケロ。 失敗して恥をかくのが怖い。その気持ち、痛いほど分かりますよ。今回は、そんな縮こまった心を『カパッ』と開いてくれる、粋(いき)な物語でございます。さぁさぁ、きゅうりの扇子片手に、はじまりはじまり〜!
—————————————————————–
本編:メインセッション

主人公は女の子のロージー。彼女は世界一のエンジニアになりたいんだ。 ゴミ箱をあさっては、『ホットドッグ製造機』とか『風船パンツ』とか、すごいユニークなメカを作っちゃうんだよ。

へぇ〜、ゴミで作るの? 学校でやる『空き箱工作』みたいだね。 でも『ホットドッグ製造機』って(笑)。給食当番が楽になりそう! 『風船パンツ』は……うーん、ちょっと履くのは恥ずかしいかな(笑)

Hahaha! 確かにFashionとしてはAvant-gardeすぎるかもな! でもな、ロージーは自分の発明品を隠しちまうんだ。なぜかって? 昔、動物園の飼育係のおじさんに『ヘビ退治ヘルメット』を作ってあげた時、おじさんが大笑いしたからさ。 Unbelievable… 本人は真剣なのにLaugh(笑う)なんて、一番Coolじゃないぜ。

そうでございますなぁ。 『どうしてそんなにわらうの?』って、ロージーはがっくりうなだれちまう 。 一生懸命作ったものを笑われる……これ、学校でも一番辛(つら)いことですよ。それ以来、彼女はエンジニアになる夢を心の奥にしまいこんじまったんでげす。

うわぁ……それ、分かるかも。 私も一生懸命描いた絵を『変なのー』って言われたら、もう描きたくなくなっちゃうもん。ロージーの気持ち、すごく分かる。

そうだよね。だからロージーは『秘密主義』になっちゃったんだ。 そこへ登場するのが、パワフルな『おおおばさん』! 昔、飛行機工場で働いていて、自分で飛行機を作ったこともあるすごい人なんだ。 でも、おばさんにはまだ叶えていない夢が一つだけある。『空を飛んでみたい』んだって。

おばあちゃんになっても夢があるってすごいね! 自分で飛行機作ったの? カッコいい!ロージー、おばあちゃんのために何か作ってあげるのかな?

That’s right! さすが小学生、察しがいいぜ! ロージーは悩みながらも、おばさんのために立ち上がるんだ。 そして完成したのが……チーズコプターだぜ!! ネーミングもDesignもCrazyだろ? ガラクタを集めて作ったこのマシン、果たして空をFlyできるのか……?

操縦席に座ってスイッチオン! バリバリ、ブルブル……フワッと浮かんだ! と思ったら……ドスン! すぐに地面に落ちちゃった 。

ああ……やっぱり落ちちまったか。 また失敗だ。また笑われる……ロージーは『もうやだ、二度とメカなんかつくらない』って心の中でつぶやくんですよ。 そこへ、あのおおばさんが近づいてきて……。
🎸 GIB’S ROCKER ROOM


Yo! Listen up! ここでちょっと俺の解説Timeだ。 この絵本、History(歴史)を知ってるともっと面白いぜ。
この絵の作者David Robertsの描き込みを見てみな。捨てられたおもちゃや道具が、新しいメカの部品になってるんだ。これ、まさにエンジニアリングの基礎だぜ。
そして、この『おおおばさん』。 赤いバンダナに作業着姿……これはな、第二次世界大戦中にアメリカで働く女性の象徴だったポスター『リベット打ちのロージー(Rosie the Riveter)』がモデルなんだ。 昔は『女性がエンジニアなんて』って言われる時代もあった。でも、それを乗り越えてきた先人(Pioneer)として描かれているのさ。 『自分らしくあること』を貫く姿勢、これぞRockだろ?
🍵 アイシの「寸止め」絵本落語


いやはや、歴史の勉強にもなりますなぁ。 さて、物語はいよいよクライマックス。 チーズコプターが墜落して、また笑われると思ったロージー。逃げようとしたその時、おおおばさんがロージーを捕まえて、ぎゅっと抱きしめるんです 。
そして、こう言った。 『やったね! すごいじゃない! さあ、はやく つぎのメカにとりかからなくちゃ』
ロージーは混乱します。『でも、しっぱいだったよ。ガラクタだし、墜落したし』と。 するとおばさんは、こう諭すんでございます。
『いいかいロージー。たしかにコプターは墜落した。でもその前に……とんだのよ!』
ああ、名言ですなぁ。 『失敗』じゃなくて『成功の途中』だと教えてくれたんですねぇ。 そしておばさんはロージーにノートを渡し、二人は夜遅くまで新しいメカを作り続ける……。 こうしてロージーは、失敗を恐れずに夢に向かって……おっと! この絵本のサゲ(オチ)、最後のページの教室の様子が最高なんでございますよ! なんとクラスのみんなが……!!!

ストーーーップ!!!

……へっ!?

おいアイシ! そこでStopだ! そこから先の『最高の景色』をネタバレするなんて、一番ロックじゃねぇぞ! ラストシーン、クラスのみんながどう変わったか……それは本を開いたKidsたちだけの特権だ。

ううっ……! 言いたい……言いたいケロ……! あんなに自由で楽しそうなクラス、今の学校もあんな風だったらいいのに! 言いたくて口がムズムズする〜! でも、ギブさんに止められちゃあ仕方ねぇ。 お後がよろしいようで……(くぅ〜っ!)
🏠 まとめ


ふぅ、危ない危ない(笑)。でも本当に素敵なラストだよね。 『ほんとうのしっぱいは、ゆめをあきらめたとき、つづけることをやめたときにやってくる』 。 この言葉、はるはどう思った?

……そっか。 途中でやめちゃうのが本当の失敗なんだね。 チーズコプターも、ちょっとだけ飛んだもんね。次はもっと長く飛べるように直せばいいのか。

その通り! 図工で変な形になっても、それは『まだ完成してないだけ』かもしれないよ。 それに、失敗を笑う人より、失敗しても『ナイスチャレンジ!』って言ってくれる人と友達になりたいよね。

うん! 私も友達が失敗したら『惜しい! 次はいけるよ!』って言ってあげることにする。 そしたら、みんなでいろんなこと試せて楽しそうだし!

Excellent! そのMindがあれば、School Lifeはもっと楽しくなるぜ。

へい。失敗なんて、成功するための『ネタ』みたいなもんですからな。 どんどん失敗して、どんどん面白くなりやしょう。

【みんなへのリクエスト】
最後まで読んでくれてありがとうございます!
さあ、みんなもこの本を読んで、親子で『失敗』について話してみよう! 小学生のみんなは、学校でどんな失敗をしたかな? それをどう乗り越えた? よかったらコメントで教えてね! パパも参考にしたいな。それじゃ、また次回!
🌟「この本を読んでみたい!」と思ったら🌟
👉[『しっぱいなんかこわくない!』をAmazonでチェックする]
🗯️ あなたの声も聞かせてください!
この絵本を読んで「うちもそうだった!」「このセリフが好き!」
そんな“あなたの声”が、次の誰かの「読んでみたい!」につながります。
読んだ絵本について感じたことをぜひ教えてくださいね✍️
InstagramやXでは #今日は何読もう? での投稿も大歓迎📷
この記事が気に入ったら…
この記事が気に入ったら、ぜひフォローやいいねで応援していただけると嬉しいです!
皆さんのおすすめの本や感想もコメント欄でシェアしてくださいね!
✍️この記事を書いた人
juniwa(ジュニワ)
娘との読み聞かせをきっかけに、絵本の魅力にどっぷりハマっています。
子どもも大人も楽しめる、心に響く絵本を日々探しています。
SNSでも更新情報、トピックを発信中!

