
え〜、もうすぐ5月。気候もすっかり良くなりました。この時期になりますとね、学校やご家庭でも「朝顔」やら「野菜」なんかの種をまくことが増えるシーズンでございます。
さて、この「種をまく」という行為。考えてみると実に不思議なもんでしてね。 私たちは「トマトの種をまけば、トマトが生える」「ひまわりの種からは、ひまわりが咲く」と、もう疑いもしないわけです。ええ、当たり前だと思っております。
でもね、育児でも仕事でもそうですが、「言われた通りに、はみ出さないようにやりなさい」なんて窮屈なルール通りに進んだことなんて、案外つまらないもんで。 むしろ「あれっ、間違えちゃった!」「こんなはずじゃなかったのに!」という“うっかり”や“想定外”が、思いもよらない痛快なドラマを生み出したりするんです。
今日ご紹介する絵本は、まさにそんなガチガチの常識を、ひょんなことから鮮やかにひっくり返してしまう、痛快極まりない種まきのお噺でございます。
📘 本に関する基本情報
📖 書名:みどりいろのたね
✍️ 作・絵:たかどの ほうこ(作)/ 太田 大八(絵)
🏢 出版社:福音館書店
🎯 対象年齢:4歳〜
📚 内容紹介:(出版社HPより)
種とあめをうめたら、土の中で大げんか!
まあちゃんたちのクラスでは、畑に種をまくことになりました。先生から5粒ずつ種をもらうと、まあちゃんは、種となめていたメロンあめを1粒、一緒にうめてしまいました。なまけもののまあちゃんは、水をやらないので、土の中の種たちは水が欲しくていらだちます。すると、根も芽もでていない種たちと同じ色をしたメロンあめに注目が集まりました。土の中では種たちととメロンあめが大げんかを繰り広げますが……。
📚 えほん深掘りトーク
※以下の感想では、物語の展開について詳しく触れています。
オープニング:

はるちゃん、この間、学校で植えたミニトマト、そろそろ芽が出たかな?

うん! 毎日お水あげてるよ! でもね、となりの席のタクミくんの鉢からは、なぜか雑草しかはえてこないの。なんでだろう?

それはちょっと切ないね……。ちゃんとトマトの種、植えたのかな?

ケロケロ。タクミくん、もしかしたら『違うもの』を植えちまったのかもしれませんな。

Hey! Spring has come! 芽吹きの季節にふさわしい、CrazyでHappyな1冊を持ってきたぜ。想像の斜め上をいく、Rockな展開に痺れるぜ!
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メインセッション

お話の始まりは、まあちゃんたちのクラスの畑でございます。みんなで土を耕して、先生から『みどりいろのたね』を5個ずつもらうんですな。

えんどう豆かな? みんなで一緒に種まき、いいよね。

パパ、見て見て! この『まあちゃん』って子、ほっぺたがプクッてなってる!

おっ、はるちゃん、お目が高い! 先生もね、『あれっ、まあちゃん! その、ふくらんだほっぺ なんだか あやしいなあ』と声をかけるんです。すると口の中から『コロ、カラッ、コロ……』なんて音がしてね。

Oh… Classのみんなが真面目に作業してるっていうのに、一人だけMy Paceを貫いてるぜ。この反骨精神、嫌いじゃないね!

いやいやギブさん、ただの『うっかりもので なまけもの』って書いてあるから!

ええ、まあちゃんはその後、種をまくんですがね……どうやら、その『うっかり』が、とんでもない奇跡を呼び起こすんでございますよ。
🎸 GIB’S ROCKER ROOM


Hey, listen! ここからが俺様のTurnだ! この『みどりいろのたね』が世に出たのは1988年。30年以上の時を超えてKIDSのSoulを揺さぶり続ける、超・Legendaryな一冊の裏側を解説するぜ!絵を手掛けた太田大八先生は、日本の絵本界にそびえ立つGiantさ。太田先生のスゴイところは、作品のテーマに合わせて画風をガラリと変える『カメレオン・スタイル』! だが、この絵本で選んだのは、あえてシンプルで躍動感のあるLine(線)だ。ほら、まあちゃんの顔を見てみな。このちょっとトボけた、だけど何か企んでるような最高の表情! まさにKidsのリアルなGrooveを捉えてるぜ!
🍵 アイシの「寸止め」絵本落語


さてさて、いよいよお噺も大詰めでございます。季節は巡り、みんなの畑には緑色の立派なサヤがどっさりと実りました。今日は待ちに待った、お豆の収穫日でさぁ。みんな大喜びで畑に向かうんですがね。まあちゃんが自分の畑からサヤを一つ取ってみると……どうも様子がおかしい。お日様の光を浴びて、なんだかピカピカと光っているみたいなんですな。不思議に思ったまあちゃんが、パカッとサヤを開けてみますと……『あれえっ! これは、えんどうまめっていうより まるで・・・・・

ストーーーーップ!!!(ジャーン!と激しいギターノイズで遮る)

ひゃっ! ケロッ!?

おいおい待ちな、このおしゃべりカエル! そこから先の最大のSurpriseをタダで聴かせるなんて、全然Rockじゃねぇ!Kidsの想像力(Imagination)を奪う一番野暮なマネだぜ! あのPunkなまあちゃんが土の中で育てたCrazyな奇跡……本当の結末(アンコール)は、本を買って開いたヤツだけのお楽しみだぜ!

ケロケロ…
🏠 まとめ


いやー、見事に大人の『常識』をひっくり返されたね!これからは、はるが突拍子もないイタズラをした時も、『いや待てよ、これも何かの奇跡の種かも?』って一度深呼吸してみるよ。……そのあと結局『こらー!』って怒っちゃうとは思うけど。

あした学校で、はるも『ひみつのたね』を植えてみようかな〜♪

まあちゃんの『うっかりもので なまけもの』ってスタンスがたまらなくPunkで最高に好きだぜ!

まあちゃんみたいに、計算なんてしなくても、自分のペースで、自分の好きなようにやってりゃあ、いつの間にかとびきり甘くて面白い実がなるもんで。
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✍️この記事を書いた人
juniwa(ジュニワ)
娘との読み聞かせをきっかけに、絵本の魅力にどっぷりハマっています。
子どもも大人も楽しめる、心に響く絵本を日々探しています。


