目次
本日の凸凹編集部
この記事は、以下のメンバーでお届けします!
| 凸凹会議 | メンバー | 特徴 | 一言 |
![]() | パパ 46歳 | 映画とアニメと80〜90年代J-POPをこよなく愛する。何でも映画・アニメの名シーンに例えては、娘に引かれている | 「寝かしつけは『ミッション:インポッシブル』だ! 物音ひとつ立てずに部屋を脱出せよ!」 |
![]() | はる 7歳 | 小学2年生。現代っ子でリアリスト。パパのオタク話には辛辣だが、絵本と美味しいものは大好き。 | 「まだ眠くないもん! 目をつぶると、余計に目が冴えちゃうんだよね〜」 |
![]() | アイシ | 落語家口調のカエル。ことわざや昔ながらの知恵を大切にする。雨の日と銭湯が好き。 | 「果報は寝て待て。子どもが寝てくれなきゃ、大人の『自由時間』も始まりませんからなぁ」 |
![]() | ギブさん | ロックなカラス。絵本の中に「ロックな魂(ソウル)」を見出す批評家。 | 「休符(レスト)のない音楽は騒音だ。良い明日を奏でるために、今は深く眠れ」 |
🛌 終わらない夜との戦い

みんなお疲れ様! さて、今夜のテーマは、全人類の親を悩ませる難問……「寝かしつけ」だ! うちも、はるちゃんが赤ちゃんの頃は大変だったなぁ。抱っこしてスクワットして、やっと寝たと思ってベッドに置いた瞬間……「背中スイッチ」が作動! ギャーー! あの時の絶望感は、映画『ゼロ・グラビティ』で宇宙に放り出された時と同じだよ……。

パパ、大げさすぎ。 でも、夜ってなんか楽しいことしたくなっちゃうんだよね。明日の学校のこととか考えると、ドキドキして寝られない時あるし。

大人だって、日曜の夜は「明日から仕事かぇ……」なんて考えて寝付けないもんです。 子どもなら尚更、興奮して目がランランとしちまうんでしょうなぁ。

カァ。無理に寝かせようとすればするほど、プレッシャーで目は覚める。 必要なのは「強制終了」じゃなく、穏やかな「フェードアウト」だ。 最高のバラードが終わる時のように、自然と夢の世界へ誘う(いざなう)……そんな絵本が必要だぜ。
💤 エントリーNo.1:心理学という名の催眠術『おやすみ、ロジャー』

まずはこれ。世界中の親を救ったとされる伝説の書、『おやすみ、ロジャー』(作:カール=ヨハン・エリーン / 飛鳥新社)

噂には聞いてやすよ。「読むだけでコテンと寝る」なんて、まるで落語の『死神』の呪文みてぇな本だとか。

これはただの物語じゃない。心理学的なテクニックが組み込まれているんだ。「ゆったりと」「くたくたに」といった言葉を繰り返すことで、脳を強制的にリラックスさせる……いわば『マトリックス』でプラグを抜いて現実世界からログアウトさせるような、強力なハッキングツールなんだよ!

ふーん。読んでみて。

(朗読開始):「……あなたは〜、だんだん〜、眠く〜なる〜。あくびが〜でる〜。ロジャーも〜、くたくた〜……」

……パパ、読み方が変。お話もなんか同じことばっかり言ってて、つまんない……ふわぁ(あくび)

かかったな! この「退屈さ」こそが罠なんだ! さあ、このまま意識の彼方へ……(あくび)……あれ、僕も……なんだか……。

旦那が先に寝てどうすんで! しっかりしなせぇ!
👻 エントリーNo.2:恐怖による強制終了『ねないこだれだ』

しょうがねぇ。目が冴えてるなら、肝を冷やして寝かせるに限る。出番だよ、『ねないこだれだ』(作・絵:せな けいこ / 福音館書店)

こいつは名作だ。シンプルな切り絵のバックが「闇(ダークネス)」を感じさせる。ラストの展開は、まさにパンクロックな衝撃(ショック)だ。

あ、これ知ってる。おばけが出てくるやつ。

そうさ。「夜中はおばけの時間」だい。夜更かしする子は、おばけの世界へ連れて行かれちまう……。どうだい、怖いだろう? 布団かぶって震えて寝るのが粋ってもんだ。

うーん……。小さい頃は怖かったけど、今見ると、おばけとお空飛んでる絵はちょっと楽しそうかも。

(復活)甘いなアイシ。最近の子どもは『鬼滅』や『呪術』で耐性がついているんだ。この程度の怪異では、逆に「冒険の始まり」だと思って興奮してしまう可能性がある!

おばけが効かねぇとは、世も末だねぇ……。
🧸 エントリーNo.3:愛と安心の入眠儀式『よるくま』

恐怖でも、催眠術でもない。最後に必要なのは、極上の「安心感(ソウル)」だ。俺が選ぶのはこれだ、『よるくま』(作・絵:酒井 駒子 / 偕成社)

あぁ……これは名作だね。お母さんを探す「よるくま」と男の子の物語。夜の深い青色が美しくて、静かな映画を見ているようだ。

男の子が「よるくま」のお母さんの温かさに触れて、自分も安らぎを得る。これは「ママの匂い」を視覚化したブルースだ。ビート(心拍数)を下げて、フェードアウトしていくには最高の一冊だぜ。

……うん。これ、好き。お母さんに抱っこされてるみたいで、あったかい気持ちになる。よるくま可愛いし。
🚜 エントリーNo.4:働く車も寝るんだから!『おやすみ、はたらくくるまたち』

お次は、男の子ママからの支持率No.1! 『おやすみ、はたらくくるまたち』(作:シェリー・ダスキー・リンカー / 絵:トム・リヒテンヘルド / ひさかたチャイルド)。

あ、これ図書館で見たことある! 重機がいっぱい出てくるやつ!

そう! クレーン車やブルドーザー、ショベルカー。 昼間はガシガシ働いている彼らも、夜になるとエンジンを止めて、静かに眠りにつくんだ。 「あの強くてかっこいい車たちも寝るんだから、僕も寝よう」って思わせる、見事な心理作戦だよ! まさに『アベンジャーズ』の休憩タイムを見ているような安心感だね。

タフな奴ほど、休息の重要性を知っている。 「Shhh…(シーッ)」と静まり返る工事現場の描写がいい。エンジンの熱が冷めていくような、静寂のビートが聞こえてくるぜ。
🖐️ エントリーNo.5:指で魔法をかける『あおいよるのゆめ』

あっしからは、少し趣向を変えて。 イタリアから来た美しいしかけ絵本、『あおいよるのゆめ』(作・絵:ガブリエーレ・クリーマ / ワールドライブラリー)。

これ大好き! 指でスライドすると、星が出たり、お花が咲いたりするの!

そうそう。指先一つで夜空に星を浮かべる。まるで魔法使いになった気分になれやす。 「ちいさなゆびで」というシリーズ名の通り、まだ言葉がわからない赤ちゃんでも楽しめやすよ。

これは映像美だね! シンプルなデザインだけど、色彩がすごく綺麗で、大人も癒やされるよ。 寝る前に激しい遊びはNGだけど、こういう静かな指先の運動なら、リラックス効果がありそうだ。

チューリップが閉じて「おやすみ」するページが好きなんだ〜。
🐻 エントリーNo.6:最強の催眠術!?『もう ねんね』

最後は、日本のブルース(童謡)とも言えるクラシックだ。 『もう ねんね』(文:松谷 みよ子 / 絵:瀬川 康男 / 童心社)。 「いぬも ねんね」「ねこも ねんね」……この反復(リフレイン)が、脳に直接効く。

あ、小さい時、これ読まれるとすぐ眠くなっちゃった気がする。 絵がちょっと眠そうな顔してるのが、うつっちゃうんだよね。

言葉のリズムが、ゆりかごみたいに心地いいんですなぁ。 「ももちゃんも ねんね」のところを、お子さんの名前に変えて読んであげる。これが「殺し文句」ならぬ「寝かし文句」でげす。

シンプル・イズ・ベストだね。 情報量が少ないから、脳が刺激されずに、ストンと落ちる。 パパもこれを読んでると……ふあぁ……なんだか眠く……(船を漕ぎ始める)。

おい、DJ(パパ)が寝てどうする。まだ収録中だぞ。
🛌 まとめ:寝ない日があっても、明日は来る

まあ、旦那も毎日お疲れなんでしょう。 親御さんも、「絶対に寝かせなきゃ!」と意気込むと、その緊張が子どもに伝わっちまいます。

眠くないなら、静かに音楽でも聴いて過ごせばいい。 朝が来ない夜はねぇ。気楽にいこうぜ。

パパ、完全に寝ちゃったね。 しょうがないから毛布かけておこ。おやすみ。

それでは、今日は何読もう? 良い夢を……(シーッ!)
📚 今夜の「寝かしつけ」最終兵器(編集部ピックアップ)
💤 『おやすみ、ロジャー』 (飛鳥新社) 「たった10分で寝る」と話題になった、心理学的アプローチの寝かしつけ絵本。 読む側の親も一緒に寝落ちしてしまう危険性があるため、取り扱いには十分ご注意ください(笑) [👉 Amazonで見る]
👻 『ねないこだれだ』 (福音館書店) 「どうしても寝ない時」の最終手段。 おばけの世界へ連れて行かれるという恐怖による「強制シャットダウン」は、世代を超えて有効です。 [👉 Amazonで見る]
🧸 『よるくま』 (偕成社) 「ママ、あしたもあそんでね」。酒井駒子さんの描く、切ないほど愛おしい親子の時間。 安心感に包まれて眠りたい夜にぴったりの一冊です。 [👉 Amazonで見る][📖当ブログの詳しい感想・レビューを読む]
🚜 『おやすみ、はたらくくるまたち』 (ひさかたチャイルド) 昼間ガシガシ働いた重機たちも、夜はエンジンを切ってスヤスヤ……。 乗り物好きの男の子なら、これを見せるだけで布団に入ってくれる「鎮静剤」に。 [👉 Amazonで見る]
🖐️ 『あおいよるのゆめ』 (ワールドライブラリー) 指先で夜空に星を浮かべる、静かで美しいしかけ絵本。 興奮した脳をリラックスさせる「入眠儀式」として最適です。 [👉 Amazonで見る] [📖 当ブログの詳しいレビューを読む]
🐶 『もう ねんね』 (童心社) 松谷みよ子さんの優しい言葉のリズムは、まるで最強の催眠術。 短いので、読み聞かせの体力が残っていない夜の強い味方です。 [👉 Amazonで見る]
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✍️この記事を書いた人
juniwa(ジュニワ)
娘との読み聞かせをきっかけに、絵本の魅力にどっぷりハマっています。
子どもも大人も楽しめる、心に響く絵本を日々探しています。
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