想像力がはじける!子どもが夢中になる発想系絵本
🔍こんな人におすすめ!
🌱 お子さんへ
「えーっ!?」「なにそれ!」と叫びたくなる驚きがいっぱい。想像力をくすぐる展開に、ページをめくる手が止まりません!不思議なおばけたちに夢中になること間違いなし!
👨👩👧👦 親や祖父母の方へ
一緒に読んで笑える、親子の時間にぴったりのユーモア絵本。「なんでそうなるの!?」とツッコミたくなる展開がクセになります。
📚 先生や保育士の方へ
読み聞かせで子どもたちの笑いを誘うインパクト大の一冊。ページをめくるタイミングで盛り上がりやすく、クラスの雰囲気が一気に明るくなります。
🌏驚きを楽しみたい方へ
大人でも思わず「なんでそうなるの!?」と笑ってしまう展開。固定観念をゆるっと壊してくれる、自由な発想に癒やされます。
💭 この本を読むきっかけ

ねえねえ、アイシ、こないだ“おばけ”見たんだよ!

えっ!? おばけ!どんなおばけだったの?

うすぐらくて、ヒラヒラしてて、でもすぐいなくなっちゃった。

それはアイシがカーテンにくるまってただけなんじゃ…

失礼な!ぼくはそんなにヒラヒラしてないよ!

でもさ、おばけって本当にいたら…中身ってどうなってるんだろ?

ちょうどそんなおばけのことを描いた絵本があるんだよ。

おばけの中身…!? 気になる!

📖本に関する基本情報
- 📖 タイトル:おばけのかわをむいたら
- ✍️ 作者:たなかひかる
- 🏢 出版社:文響社
- 🎯 対象年齢:3歳〜小学校低学年
- 🌱 育まれる心の種:ユーモア・驚きの感性・自由な発想力
📚あらすじ
📚 内容紹介:文響社公式サイトより抜粋
おばけの「かわ」をむいたら……?
なんと中から予想外のものが出てくる!?
「えっ、そんなのアリ!?」と笑ってしまう展開が連続する、たなかひかる流ナンセンス絵本。
子どもの笑いを引き出す“ビックリ仕掛け”が満載!
📖 本の感想についての会話🗣️
※以下の感想では、物語の展開について詳しく触れています。

おばけのかわ、むいちゃうって発想がもうすごいよね!

ページごとにテンポがいいから、何回でも読みたくなる!

うん。たなかひかるさんの絵と文字のバランスも絶妙で、“めくる楽しさ”が味わえる絵本だったね。

あとさ、おすもうさんとかライオンとか、どろぼうとおまわりさんとか…出てくるキャラが唐突すぎて笑ってしまう!

しかもさ、出てきたあとにページの隅でずーっと絡んでるのが地味にツボなんだよね(笑)

あれ、1回目は気づかなかったけど、2回目読んで笑っちゃったよ。細かいネタがいっぱいで、何度読んでも楽しいね!

最後のページ、びっくりしたよね…

うんうん! もう“おばけのかわ”どころじゃないスケールになってた!

あれって、次は世界ごとむかれるってこと…!? まさかの終わり方に、また最初から読み返したくなったよね。
✨管理人が心に残った言葉、場面✨
おばけのかわをむいたら おすもうさん!
ーおばけの中からお相撲さんが3人肩車して出てくる場面

このインパクト、忘れられません(笑)。
まさか“おばけ”の中から“おすもう さん”…そしてダジャレ!
しかもこのおすもうさんたち、ただ登場するだけじゃないんです。
その後のページでは、絵本のすみっこでしっかり絡んでくるという芸の細かさ!
背景で何をしているのか、毎ページチェックしたくなる面白さがあります。
この「意外すぎる組み合わせ」と「細部へのこだわり」が、
たなかひかるさんの魅力だなぁと感じました。
📝ちょっと深掘り!
〜たなかひかるさんってどんな人?〜
◆ 美術大学出身 × 笑いのセンスの融合
たなかひかるさんは1983年、奈良県生まれ。
京都市立芸術大学を卒業後、イラストやアニメーションの分野で活動をスタートさせました。
もともとは映像作家・グラフィックアーティストとしての顔を持っており、NHK「みんなのうた」などのアニメーション制作も手がけています。
絵本作家としての活動が本格化したのは2010年代以降ですが、その前から“映像で見せるナンセンスギャグ”に取り組んできたことが、絵本のユニークなテンポ感や間の使い方につながっています。
◆ 子どものツボをつく「想定外」の発想力
たなかさんの作品の魅力は、なんといっても「ツッコミどころ満載の想定外な展開」。
- 『おならしりとり』では「くさそう」「長すぎ!」など、読者のリアクションを引き出す構成。
- 『うどん対ラーメン』では、戦いながら笑わせる“真剣ナンセンス”。
- 『ねこいる!』では、ページをめくる楽しさと予想を裏切るオチがクセになる!
こうしたユーモアの源は、「どうしたら読者がニヤッとするか」「どうしたら子どもが“もう1回!”と言いたくなるか」という観察と検証の積み重ね。
絵や言葉はシンプルでも、その裏には“緻密に計算された笑い”が詰まっています。
◆ 絵本=“読みながらリアクションを楽しむメディア”
たなかひかるさんは、インタビューなどでこんなことを語っています:
「絵本は“読むこと”そのものより、“読んだときに起きるリアクション”が面白いんです。」
つまり、絵本は“リアクションが起きる舞台”。
子どもが笑ったり驚いたり、大人がツッコミを入れたりする瞬間が、絵本を通じて共有できる——
それが彼の絵本の最大の魅力と言えるかもしれません。
このようにたなかさんの作品は、美術・映像の背景と「笑いの観察眼」が絶妙にミックスされた唯一無二の作風です。
『おばけのかわをむいたら』も、そんなバックボーンがあるからこそ生まれた“読んで楽しい・見て発見がある”絵本なんですね!
管理人のひとりごと
読み終わったあと、ふと「私の中身って何が詰まってるんだろ?」と考えちゃいました。
多分、白飯と後回しにしたタスクと寝不足です(笑)。
おばけのかわをむいたらおすもうさん。車のかわをむいたらやっぱりおすもうさん。
もはや“むく”ってなんなんだよ!ってツッコミながらも、ページをめくる手は止まらず…。
キャラたちが勝手にすみっこでドタバタしてるのも笑いをこらえきれませんでした。
そして最後、誰かが空をむこうとしてるって……地球まるごといく気なの!?
もう、ナンセンスという名のジェットコースターに乗せられた気分でした。
そんなこんなで、今日のわたしの脳内は完全に“むきすぎ注意報”です。
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