
え〜、4月といいますとね、桜が咲いて新生活。新しい学校や職場に入って、どうも周りのペースと合わない、自分だけ浮いちゃってるんじゃないか……なんて悩むことがあるもんでして。世間の言う「普通」とか「ちょうどいいサイズ」に自分を無理やり押し込めようとすると、窮屈で息が詰まっちゃう。
「あの人はあんなに上手にやっているのに、どうして自分はダメなんだろう」って、夜中に一人でめそめそしちゃうこと、誰にだってあるでしょう。でもね、人間の器なんてものは、定規で測れるもんじゃありません。
世間様の枠に収まりきらないなら、いっそはみ出したまま、自分のサイズで生きてみりゃいい。きっと、その「大きすぎる」何かを、両手広げて待っててくれる場所があるってんで。本日は、そんな不器用で規格外なゾウのお話にお付き合いいただきましょう。
📘 本に関する基本情報
📖 書名: ぐるんぱのようちえん
✍️ 作・絵:西内ミナミ さく / 堀内誠一 え
🏢 出版社:福音館書店
🎯 対象年齢:小学校初級むき (※読み聞かせなら4歳頃から)
📚内容紹介(公式HPより)
みんなが遊べる巨大幼稚園を作って、大成功!
ぐるんぱは、ひとりぼっちの大きなぞうです。ビスケットやさん、靴屋さん、ピアノ工場、自動車工場……。ぐるんぱは、色々な仕事場で一生懸命に働きますが、つくるものが大きすぎて失敗ばかり。そんなときぐるんぱは、子どもがたくさんいるお母さんに出会います。子どもたちの世話をたのまれたぐるんぱは、とても素敵なものを作ります。それはぐるんぱが作った大きなものでたくさんの子どもたちが遊べる、すてきな幼稚園でした。
📚 えほん深掘りトーク
※以下の感想では、物語の展開について詳しく触れています。
オープニング:

いよいよ新学期だね。新しいクラスはどう? ちゃんと馴染めそうかな?

うーん、まだちょっとキンチョーするかも。みんな、給食たべるのすっごく早くてさ……わたし、今日もさいごまで残っちゃった。がんばって急いで食べてるんだけどなー。

そっかそっか。はるは昔からゆっくり味わって食べるタイプだもんね。周りが早いと焦っちゃうよね。実はパパもさ、新しいプロジェクトのスピード感が早すぎて、周りのペースについていくのに必死でね。自分だけ浮いてるんじゃないかって、ちょっと落ち込んでたところだよ。

Oh…Little Lady&パパ! それはBad Grooveだな。だがパパ、周りのチューニングに無理に合わせようとすると、いつか弦が切れちまうぜ? マイペースってのは、最高のOriginalityさ!

てやんでぇ、ギブさんの言う通りでございます。世間の『普通』とか『みんなと同じペース』なんてぇのは、時に人を息苦しくさせるもんで。今日ご紹介する絵本は、まさに『自分だけのペースとサイズ』で生きていいんだってことを、不器用なゾウが教えてくれるんでございますよ。
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メインセッション

さて、今回の主人公は『ぐるんぱ』という、ずうっとひとりぼっちで暮らしてきた、とってもおおきなぞうでございます 。ひとりぼっちで、すごくきたなくてくさーいにおいもするんですな 。

えーっ! くさーいの!? いやだなあ。お風呂入ってないの?

ひとりぼっちだから、洗い方もわからなかったのかな。ジャングルの仲間たちが会議を開いて、働きに出そうって決めるんだよね 。

左様で。川へ連れて行って、たわしでごしごし洗って、鼻のシャワーで水をかける 。みちがえるほど立派になって、いざ出発でございます!

きれいになってよかったね! ぐるんぱ、かっこよくなったじゃん!

ここからがぐるんぱのGigの始まりさ! まず行ったのはビスケット屋のビーさんところ 。でもよ、こいつがとんでもねぇデカさのビスケットを作りやがる! 1個1万円! Crazyだぜ!

お皿作りのサーさんのところでは、池みたいに大きなお皿を作っちゃうし 。

靴屋のクーさんのところじゃ、クーさんがすっぽり入ってしまうくらいの靴ですって 。そんなの誰も履けやしませんや。結局、どこへ行っても『もうけっこう』と言われて、しょんぼりしょんぼり…… 。

ぐるんぱ、かわいそう……。一生懸命やってるのに。

ぐるんぱは体が大きいから、自分のサイズで作っちゃうんだろうね。悪気はないのに、社会の規格に合わないってだけでクビになる……

ピアノ工場のピーさんのところで作った特大ピアノなんて、音が出ねぇんだぜ?
自動車工場のジーさんのスポーツカーも、前が見えなくて運転できねぇ! その常識に縛られないスケール感が最高にRockだと思うけどな!

自分が作った特大のお荷物抱えて、また涙が出そうになるぐるんぱ 。ところが、そこで12人も子どもがいるおかあさんに出会うんですな 。シャツが12枚にパンツが12枚……洗濯だけでも大騒ぎですよ!

12人!? わぁ、うちのクラスの半分くらいいる!
🎸 GIB’S ROCKER ROOM


Hey! ここで俺から、もう少しDeepなRock HistoryをShareするぜ! この『ぐるんぱのようちえん』は1965年に生まれたLegendaryな絵本なんだけど 、実は文を書いた西内ミナミさんにとって、これが初めての絵本作品なんだぜ!

えっ、そうなん!? 初めての絵本で、こんなに何世代にも愛される名作を生み出したの!?

That’s right! 西内さんは元々、広告会社のコピーライターを約10年もやってたんだ
。そこに『絵本を書いてみなよ!』って熱いオファーを出したのが、絵を担当したグラフィックデザイナーの堀内誠一さんだったのさ!

なるほど……! コピーライターだったと聞くと、言葉のテンポが良くて、声に出して読みやすいのもすごく納得がいくよ。

広告の最前線で言葉を磨いてきた西内さんだからこそ、『しょんぼり しょんぼり』の繰り返しのリズム や、12人の子どものおかあさんの『いそがしい いそがしい』ってセリフみたいな、KidsのSoulに響く最高にキャッチーなBeat(文章)が生まれたってわけさ!

堀内誠一さんの大胆でカラフルな絵も、なんとも粋じゃあございませんか。言葉のプロであるコピーライターと、見せ方のプロであるグラフィックデザイナー。二人の職人技が見事にセッションして生まれた、まさに色褪せない名作ってわけですな。
🍵 アイシの「寸止め」絵本落語


さて、お話を戻しましょう。え〜、特大のガラクタを車に積んで、また涙がこぼれそうになるぐるんぱ。そこへ通りかかりましたるは、お洗濯で大忙しの12人の子のおかあさん。『こどもと遊んでやっておくれ』と頼まれたからさぁ大変!
ここからが独壇場でございます!誰も弾けなかった特大ピアノで歌えば、子どもたちがわんさか集まってくらぁ!いちまんえんの特大ビスケットもちぎって分け与えまして。
さあさあ、世間から『規格外』と見放された品々が、子どもにとっちゃ宝の山に大化けするんで!あのクーさんがすっぽり入った『でっかい靴』と、池みたいな『でっかいお皿』!こいつらをどう使ったかと言いますと——!!

(激しいギターのチョーキング音🎸ギャイーン!)
「ストーーーップ!!! Wait a minute, アイシ!!

ひゃっ!? な、なんで止めるケロ!

No, no, no!失敗作だと言われた特大アイテムが、どうやってKidsたちの最高のSmileを生み出すのか。その最高のEncore(結末)は、本を開いて読んだ奴だけが目で見て味わえる特権なのさ!

ケロ〜ッ! ギブさんのいけず〜!!
🏠 まとめ


わたし、ぐるんぱの作った特大ビスケット食べてみたいな! 1万円でもパパに買ってもらう!

お小遣いから引いとくね(笑)

はみ出した分だけ、でっかい遊び場が作れるってもんで。無理して小さくならなくたって、そのままでいいんですな。

That’s right! 苦手なことにFitさせようとするから辛いんだ。自分の得意なこと、そのままのGrooveで勝負すれば、いつか最高のStageに立てるぜ! 読者のみんなにQuestionだ! 『君なら、ぐるんぱにどんな特大アイテムを作ってもらいたい?』 ぜひ教えてくれよな!
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✍️この記事を書いた人
juniwa(ジュニワ)
娘との読み聞かせをきっかけに、絵本の魅力にどっぷりハマっています。
子どもも大人も楽しめる、心に響く絵本を日々探しています。



