
え〜、連休の真っ只中、皆様いかがお過ごしでございましょうか。
少し前の5月2日未明、空の上では満月を迎えておりました。
地域によっては雲や雨に隠れてしまったところもあったようですが、皆様のお住まいでは、ご覧になれましたかな?
実は今年の5月は、満月がもういっちょ。
月末の31日にもやってくるんでございます。
ひと月に2回満月があるとき、その2回目の満月を「ブルームーン」なんて呼ぶそうでして。
いやはや、お月様もずいぶん気前がいい。
さて、「これから起こることへの期待」というのは、不思議なもんでございます。
たまごというのは、外から見ただけじゃ中身がわからない。
けれど、だからこそ想像がふくらむんですな。
どんな顔をしているのか。
どんな声で鳴くのか。
どんなふうに、こちらを見つめるのか。
まだ見えないからこそ、心の中ではいくらでも姿を描ける。
その待っている時間ごと、もう物語は始まっているんでございます。
今日ご紹介するお話も、そんな「待ちきれない期待」が
ぎゅっと詰まった一席でございます。
📘 本に関する基本情報
📖 書名: つきよのたまご ちいさなぽぽろのものがたり
✍️ 作・絵: なかがわちひろ 文 / さとうゆうすけ 絵
🏢 出版社: BL出版
🎯 対象年齢: 3歳〜
📚内容紹介(公式HPより)
小さなぽぽろが今一番楽しみなことは、もうじき妹がうまれること。「妹はどんな子なの?」ぽぽろはじっとしていられず家を飛び出しました!友だちはみんなそれぞれ素敵。妹もこうだったらいいな、ああだったらいいなと想像がふくらみますが・・・花や虫や動物にどこか似ている、ちいさなひとたちの幸福感あふれるものがたり。
📚 えほん深掘りトーク
※以下の感想では、物語の展開について詳しく触れています。
オープニング:

はる、それ何作ってるの?

アイシの妹! 名前は「アイコ」! きゅうりのリボンつけるの!

てやんでぇ、ケロ! アタシに妹ができるなら、せめて落語ができる子でお願いしたいもんですな。
きゅうりは浅漬け派で、座布団の上では長時間正座ができる。
そして何より、サゲを言う前に横取りしない子がいいですな。

条件つけすぎじゃない? 生まれる前からプレッシャーすごいよ。

Hey! まだ会ってない相手に、勝手な期待を乗せすぎるのはRockじゃねぇ。
でも、その「どんな子かな?」って胸が鳴る感じは、最高のGrooveだぜ!
今夜は、月夜の森で“まだ見ぬ妹”を待つ、小さなぽぽろの物語だ!
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メインセッション

さあさあ、今夜の主役は小さなぽぽろ。もうじき妹が生まれると聞いて、胸がそわそわ、足がむずむず。じっとしていられず森へ飛び出すんでございます。

ぽぽろ、かわいい! 髪の毛がピンクっぽくて、羽もあって、耳もぴょこってしてる!

生まれてくる子って、どんな子なんだろうって想像しちゃうよね。親も子どもも、会う前から勝手に夢をふくらませるんだなあ。

森の仲間たちがまたCoolなんだぜ! 木の実や葉っぱ、虫や動物の気配をまとった小さな存在たち。みんな違う形で、それぞれのVibesを持ってる。

ぽぽろは友だちを見るたびに、「妹もこんなだったらいいな」と思うわけで。いやはや、期待というのは甘い蜜みたいなもんでございますな。

でもさ、妹がぜんぜんちがう子だったらどうするの?

そこだよね。親もつい「こう育ってほしい」って思うけど、実際はその子自身の形があるんだよね。

Exactly! 誰かと同じじゃなくていい。自分のGrooveで生まれてくる命こそ、最高にRockなんだ!

月夜の森がだんだん深くなっていくところも見事でしてね。暗いのに怖くない。むしろ、命がそっと息をしているような夜でございます。
🎸 GIB’S ROCKER ROOM


Hey, Listen! ここでFact Checkだぜ!
『つきよのたまご』は、なかがわちひろさんが文、さとうゆうすけさんが絵を手がけたBL出版の絵本。
なかがわちひろさんは、子どもの本の作家・画家・翻訳者として、絵本や童話を数多く手がけてきたCreatorだ。『天使のかいかた』や「おたすけこびと」シリーズなどにも関わっていることが紹介されている。
そして、さとうゆうすけさん。2008年に初個展を開催し、名古屋、神戸、岐阜、東京、京都などで個展やグループ展への作品制作を続け、繊細で美しい画風が注目されている画家だぜ。
苔、葉っぱ、月の光、小さな体。
全部が静かな音を鳴らしてる。
派手な爆音じゃない。だけどSoulにじんわり響く、真夜中のAcoustic Rockだぜ!
🍵 アイシの「寸止め」絵本落語


物語もいよいよ大詰めでございます。
空には一番星が輝き、月がのぼる頃。ぽぽろちゃんは急いで家へ帰り、「ただいま!」と飛び込みます。 見れば、たまごにはもう大きなひびが! ぽぽろちゃんはそっと話しかけます。 「ほら。おねえちゃんが ここでまってるよ。はやくでておいで」
やがて、たまごが割れて、ついに小さないもうとの「ぷぷら」が生まれました! 真珠色の月の光がみんなをまあるく照らす、とても静かな夜でした。
さあ、いよいよ出てきたぷぷらちゃん! 果たして、くりちゃんみたいな前歯はあったのか!? ののちゃんみたいな甲羅は!? るるりちゃんみたいな羽はあったのか!?実は…

STOOOOOP!! Hey, hey, hey! Stop the music!

ケロッ!?

満月の夜の奇跡を全部バラしちまうなんて、お前さんのSoulはどうなってるんだ! 結末は、この本を手にした奴らだけのSpecialなEncoreなんだよ!

てやんでぇ! いいじゃないですか、ちょっとくらい!アタシだってたまごから生まれたカエルなんだから、親近感が湧いてるんケロ〜!
🏠 まとめ


この絵本の絵、本当に綺麗だったね。さとうゆうすけさんの描く森は、苔のフワフワした感じや、月明かりに照らされた空気感がすごく緻密で、まるで本当に妖精の世界を覗き込んでいるみたいだったよ。

はるは、ぽぽろの友だちがみんなちがうところがすき! 妹も、みんなとおなじじゃなくていいじゃん!

なんの便利な能力がなくたって、産まれてきたら、そんなこたぁどうでもよくなっちまうんです。ただそこに生まれてきてくれただけで愛おしい。家族の絆ってぇのは、そういう理屈抜きのモンでございますな。

誰かのコピーじゃなくていい。木の実でも、葉っぱでも、羽でも、しっぽでも。ぷぷらもきっと、あの子にしかない最高のGrooveを見つけるはずだぜ!
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✍️この記事を書いた人
juniwa(ジュニワ)
娘との読み聞かせをきっかけに、絵本の魅力にどっぷりハマっています。
子どもも大人も楽しめる、心に響く絵本を日々探しています。

