『すきですゴリラ』|絵本の感想|真夜中にゴリラが来た!|子供の「好き」が届いた夜

忙しいお父さんと娘の間に起きた、静かでやさしい奇跡。

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🔍 こんな人におすすめ!

  • 🌱 お子さんへ
    ゴリラが大好き!夜の冒険やちょっと不思議なお話が好きなお子さんにぴったり。想像の世界が広がります。
  • 👨‍👩‍👧‍👦 親や祖父母の方へ
    「忙しくて子どもとの時間がとれない…」そんな日常を過ごす大人にこそ読んでほしい一冊。大切なことに気づかせてくれます。
  • 📚 先生や保育士の方へ
    子どもの“好き”という感情が持つ力や、想像力の大切さを伝えたいときにぴったり。読み聞かせにもおすすめです。
  • 🌍 すべての人へ
    さみしさや願いが、ふしぎな力でやさしさに変わる。そんな小さな奇跡を描いた物語に心が動きます。
  • 📖 まとめ
    『すきですゴリラ』は、子どもと大人の“こころ”をつなぐ絵本。真夜中の静かなやさしさに、ぜひ耳をすませてみてください。

💭 この本を読むきっかけ

はる
はる

さっきテレビでゴリラ見たの!見た目はちょっと怖そうだけど、実は優しくて家族思いだった。

アイシ
アイシ

胸を叩くドラミングも威嚇をしてなるべく争いは避けたいからやるんだよね。

はる
はる

本物に会いたいなあ。パパ、動物園行きたい!

パパ
パパ

ごめん…今週はお仕事つまってて…代わりに今日はゴリラが出てくる絵本を読もう!

アイシ
アイシ

あ、『いちごりら』だ!

パパ
パパ

ちがうちがう、今日読むのは真夜中にゴリラが出てくる絵本なんだ。

はる
はる

ん〜じゃあ、今日のところは絵本で我慢しよう。

📖 本に関する基本情報

  • 📘 書名:すきですゴリラ
  • 🖊 著者:アンソニー・ブラウン/著 山下明生/訳
  • 🏢 出版社:あかね書房
  • 🎯 対象年齢:4歳から
  • 🌱 育まれる心の種:愛情・想像力・親子の絆

この絵本について、出版社の公式サイトでは次のように紹介されています。

🦍 ハナはゴリラがだいすき。
いつも忙しいお父さんは動物園にもつれていってくれない。
でも誕生日の真夜中ふしぎな事が……。
新装版アンソニー・ブラウンのロングセラー絵本!

(内容紹介:あかね書房公式サイトより)

📖 本の感想についての会話🗣️

※以下の感想では、物語の展開について詳しく触れています。

はる
はる

ハナ、ゴリラが好きなのに、全然、動物園に連れてってもらえなかったのかわいそうだったね

パパ
パパ

うん…。大人はついつい忙しいと先延ばしにしちゃうんだよね。子どもはちゃんと我慢してるんだよね。

アイシ
アイシ

でも夜になって、ゴリラが迎えに来てくれてよかった〜!動物園に映画にダンスに…楽しそうだった♪

はる
はる

ね!ハナの笑顔、すっごくうれしそうだった。あれは夢だったのかな。

パパ
パパ

どうだろうね。夢じゃなかったのかもね。真夜中は不思議なことが起きるからね。

はる
はる

でさ、パパ。“ほんとうの動物園”には、いつ連れてってくれるのかなあ?

パパ
パパ

……あっ、それは、えーっと……近いうちに、きっと、たぶん……!

✉️ みんなの感想

この絵本を読んだ人の声をご紹介します。

📖「絵がすごく細かくて、背景に小ネタがたくさんあって楽しい!読んだあと、つい1人でじっくり見返しちゃいます。 ハナちゃんの部屋に飾られてた絵、最初はゴリラばかりかと思ったら、お父さんと一緒に楽しそうに外に出かけてる絵もあって…たぶんハナちゃんが描いたんですよね。その健気な気持ちが伝わってきて、ちょっと泣きそうになりました。
— yuukorinさん

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✨管理人が心に残った言葉、場面✨

だけど ほら まよなかって、ふしぎなことが おきるでしょう。

ーぬいぐるみのゴリラが突然動き出し、やさしく話しかける場面。

管理人JUN
管理人JUN

この場面は、現実と夢の境目がふわっと溶ける、絵本の“転換点”。

昼間のあわただしさや現実がぎゅうぎゅうに詰まってるときには起きないようなことも、

真夜中なら――起きてもいいかも、って思えてくる。

まっ暗で静かな夜には、心にも小さな“すきま”ができるんですよね。

そのすきまに、子どもの想像や願いが入りこんで、

夢のような不思議なことが起きる。そんな気がしました。

📝ちょっと深掘り!〜アンソニー・ブラウンってどんな人?〜

『すきですゴリラ』の作者、アンソニー・ブラウン(Anthony Browne)は、イギリスを代表する絵本作家のひとり。
細かく描き込まれた絵と、静かな中にユーモアや深い感情がにじむ物語で、多くのファンに愛されています。

彼の作品は、「見て」「考えて」「感じる」絵本
一見シンプルに見えて、背景に隠されたモチーフや登場人物の表情、色使いに、実はたくさんの意味やメッセージが込められています。

『すきですゴリラ』もその代表作のひとつで、
「さびしさ」「愛情」「想像力」「親子のすれ違いと理解」といったテーマが、あたたかく描かれています。

アンソニー・ブラウンは2000年、児童文学界で最も権威のある国際アンデルセン賞・画家賞を受賞。
この賞は“絵本界のノーベル賞”とも言われていて、世界的にその功績が認められたことを意味しています。

さらに、彼は2010年からイギリスのチルドレン・ローリエート(名誉児童文学作家)にも選ばれ、
子どもたちの読書文化の発展に尽力してきました。

子どもの気持ちにそっと寄り添いながら、大人の心にも問いかけてくる——
アンソニー・ブラウンの絵本は、読むたびに新しい発見があります。

🗣️管理人のひとりごと

たぶんね、夜ってちょっとだけ、世界がゆるむんだと思うんです。
子どもの想像とか、さびしい気持ちとか、やさしさとか、
そういうのがこっそり動き出す時間。

だから——
真夜中には、不思議なことが おきるんですね。

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