
え〜、春の陽気もすっかり本番。「今度の休みは家族でピクニックだ!」なんてご家庭も多いんじゃないでしょうか。
ところで、この「家族でお出かけ」ってぇのは不思議なもんでして。 目的地に着いてからより、実は「家を出るまでの準備」の方が、よっぽど親の体力を削るもんなんですな。
親がバタバタと荷物を詰め、お弁当作りに汗をかいている。 さぁ、時間との勝負!って時に限って、一番元気なのは……そう、子どもでございます。
「わたしも手伝う!」
目をキラキラさせて、戦場のようなリビングに堂々と参戦。 親にしてみりゃ「お願いだからおとなしくしてて!」ってのが本音ですが、その純粋な気持ちを無下にもできない。この「子どもの善意」と「大人の段取り」ってのは、見事にすれ違うようにできているんです。
でもね、大人が決めた予定調和より、子どもの空回りが生み出すハプニングの方が、案外ずっと後になって笑える思い出になったりする。
今日ご紹介するのは、そんな「出発前」のリアルなドタバタを鮮やかに切り取った、親御さんなら思わず深く頷いてしまう一冊でございます。
📘 本に関する基本情報
📖 書名: おでかけのまえに
✍️ 作・絵: 筒井 頼子 作 / 林 明子 絵
🏢 出版社: 福音館書店
🎯 対象年齢: 2歳から
📚内容紹介(公式HPより)
ピクニックにでかける前の女の子のはずむ気持ち
日曜日の朝、あやこは飛び起きます。カーテンを開けると、お日様が顔を出しているので、ピクニックの決行です。台所にいくとお母さんがお弁当作りの真っ最中です。お父さんもバッグに荷造りの途中です。ピクニックにでかける前の、小さい女の子のはずむ心と、子どもの気持ちに寄り添う両親の姿をていねいに描きだしています。ごくあたりまえの家庭を舞台にした、のびやかでほのぼのとした絵本です。
📚 えほん深掘りトーク
※以下の感想では、物語の展開について詳しく触れています。
オープニング:

ふぅー、今日の公園遊びも楽しかったね。でも、朝家を出るまでは本当にバタバタだったなぁ。っていうか、はるが用意してくれた水筒には参ったよ…。中身、麦茶だと思って飲んだら微妙に甘くて色が真っ青だったのには驚いて吐き出しちゃったよ!

だってパパ、さいきんおしごとで『つかれたー』って言ってたじゃん! だからお出かけの前に、わたしがとくせいの『スーパー回復ポーション』をつくってあげたんだよ! 麦茶に、レッドブルとポカリスエットと、かき氷のブルーハワイのシロップをまぜたの! げんきでたでしょ?

気持ちはめちゃくちゃ嬉しいけど、色が完全に魔女の薬だったよ! しかも麦茶ベースだから味がもう……大パニック! いやあ、子どもって本当に『よかれと思って』とんでもないことしてくれるよなぁ……

ケロケロ。そりゃあ、今回の絵本そのものでございますな。親の予定調和を見事にひっくり返す、子どもならではの善意の大活劇!

Hey! Blue Hawaiiと麦茶のMixなんて、最高にPsychedelicでRockなDrinkじゃねえか! 抑えきれないKidsの『手伝いたいSoul』はいくつになっても止められないぜ! 今日はそんな、出発前のWildなGrooveを感じる一冊、『おでかけのまえに』をReviewしていくぜ!
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メインセッション

さてさて、絵本のお噺に入りましょう。物語はとある日曜日の朝。主人公のあやこちゃんが、目を覚ましてパッとカーテンを開けるところから始まります。『ばんざい! はれた、はれた!』ってんで、もうピクニックが楽しみで仕方ないんでございますな。

わたしも遠足の日とかは目覚ましのアラームが鳴るまえに起きちゃうもん!

子どもって休みの日の朝だけ異常に早起きするんだよね。こっちは平日の疲れをとるためにもう少し寝てたいのにさ……(笑)

お母さんは台所でお弁当作りの真っ最中。そこへあやこちゃんがやってきて、『わたし おべんとうをつめてあげたの』って、パジャマ姿でドヤ顔をするんですな。ところがそのお弁当箱、おにぎりもおかずも、みーんな一緒にぎゅうぎゅうのぺっちゃんこに詰め込まれているんでございます。

あーあ、でも……パパのためを思ってつくったわたしの『スーパー回復ポーション』と同じだね。よかれとおもってやったんだよね、うんうん。

…あやこちゃんが完全に『いいことした!』って顔してるから、お母さんも怒るに怒れないんだよなぁ。

Ah-huh! その『PureなMotivation』こそが最高にRockなんだよ。大人の『綺麗に詰めなきゃ』なんてRuleは、彼女には関係ない。自分のFeelingのままにBentoをMakeする。Crazyだけど愛しいぜ!

さぁてお次は、ひげを剃っているお父さんのところへ。パカッと口を開けたカバンを見つけるってぇと、『しめてあげようっと』と小さな手で無理やりファスナーを引っ張るんですがね。……えぇ、ご想像の通りでございます。綺麗に詰まっていた荷物が、あっという間にわやわやの大惨事ってぇ寸法です。

これ、出発前にやられるとキツイやつ! でも、お父さんも『やれやれ』って顔しつつ、ちゃんとあやこちゃんに着替えを促してる。この両親、器がデカいなあ。

あやこちゃん、かがみのまえで『もっときれいにしてみよう』って、おけしょうしちゃうんだよね! おかあさんのマネして、お顔がまっかっか!

Oh! 顔面をCanvasにしたAvant-gardeなArtの誕生だぜ! Kidsの好奇心はいつだってBorderlessだな!
🎸 GIB’S ROCKER ROOM


Hey, Listen! ここで俺から、このMasterpieceのさらにDeepな裏側を教えるぜ。
まず、作の筒井頼子さん&絵の林明子さんのDuo。 彼女たちの『1st Album(初タッグ)』は、あの超名盤『はじめてのおつかい』(1976年)だ。
そこから数年後にリリースされたこの『おでかけのまえに』(1981年)は、まさにバンドとしてのGrooveが完成しきった時期のSmash Hitってわけさ!
林明子さんのIllustrations、ただの『可愛い絵』だと思ってないか? Non, non! 彼女の絵は、徹底的な『Documentary』なんだぜ。
あやこちゃんのパジャマのたるみ、ぎゅっと握りしめた小さな手。 そして、あの『やっちゃった…』って時の気まずそうなEye contact。
林先生は、実際にKidsの動きを徹底的にObserve(観察)して描くことで有名なんだ。 だからこそ、時代を超えて俺たちのSoulに響く圧倒的なRealismがあるのさ。
そしてもう一つ。 この絵本に隠された『SilentなRock』……それは両親のVibeだ。
お弁当をぺっちゃんこにされても、カバンの中をめちゃくちゃにされても、この両親は決して『何やってんの!』とShoutしない。
困った顔や『やれやれ』って顔はしつつも、あやこちゃんの『手伝いたいSoul』を頭ごなしに否定しないんだ。
このRespectに溢れた親のスタンス……まさにLove & Peace!
効率ばかり求めがちな現代の大人たちにこそ深く刺さる、Heavyなメッセージが込められてるんだぜ。
🍵 アイシの「寸止め」絵本落語


さてさて、お化粧で顔を真っ赤にしたあやこちゃん。
お母さんにタオルでごしごし顔を拭かれまして、いよいよ出発の時間が近づいてまいります。
お気に入りのお洋服を着て、『もう でかける?』って待ちきれないあやこちゃん。
お父さんが『あと 5ふん』って言うんですが、そんなの待てるわけがない!
あやこちゃんは急いで外へ飛び出します! すると……
『おかあさん、ころんじゃった』
あーあ、一番お気に入りの服を着てたのに、見事に泥んこになっちゃった!
さぁ大変。せっかくのお洋服が泥だらけ。
……でもね、ここで怒らないのがこのご両親の粋なところなんでございます。
『やれやれ』とさっさと別の服に着替えさせて、いざ出発!
あやこちゃん、全身からあふれる喜びを爆発させて、最高の笑顔で叫びます!
『ばん……』

Stooooooop!待ちな待ちな!!

ケロッ!?

Hey! おいおい待ちな! そこから先のBig SmileとHappyな叫び声は、Live会場(絵本)で直接浴びるからこそSoulに響くんだぜ! 最高のアンコールは本を手にとった奴だけのSecret Pleasureだ!

ケロ〜ッ! ギブさんのいけず〜!!
🏠 まとめ


いやぁ、あやこちゃんの行動、全部『子育てあるある』すぎて笑っちゃうね。親ってつい『早く準備しなきゃ』『汚さないで』って効率や常識を求めちゃうけど、子どもの『手伝いたい』って純粋な気持ちを無下にしない、このご両親のゆとりある姿勢は見習いたいなぁ。パパも、次からは真っ青なポーションを出されても、笑って飲み干せるくらい器を大きくしなきゃね(笑)

あやこちゃん、ちょっとやりすぎちゃったけど、パパとママのことが大すきだから、いっぱいいいことしたかったんだよね! わたしも、こんどのお出かけは魔女のポーションじゃなくて、ふつうの麦茶をよういしてあげるね。

ケロケロ。アタシゃあ、この絵本をめくってると本当にホッとするんでございます。あやこちゃんが一生懸命やればやるほど裏目に出る、そのすれ違いっぷりが実に愛らしくてね。大人はつい『ちゃんとしなきゃ』と肩肘張っちまいますが、この本のご両親みたいに泥んこもひっくるめて『やれやれ』って笑い飛ばすくらいがちょうどいい。失敗だって楽しいピクニックの一部になるってぇことを、この絵本が教えてくれるんですな。

That’s right! Kidsの予想外な行動に、親がどうセッション(対応)していくか。説教くさいRuleじゃなくて、でっかい愛でGrooveを繋いでいく両親の姿がマジでCoolなんだよな。完璧なお出かけなんてない、そのドタバタなLive感こそが家族の思い出になるって気づかせてくれるのさ。あやこちゃんが最後に見せる最高の笑顔……ぜひ本を手に入れて、君たち家族だけの『余白』として味わってくれよな!

さて、ここで読者のみなさんに質問です! 『我が家の、お出かけ前のとんでもないハプニングといえば?』 よかれと思っての大暴走から、ただのドタバタ劇まで、ぜひ下のコメント欄で教えてね!
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✍️この記事を書いた人
juniwa(ジュニワ)
娘との読み聞かせをきっかけに、絵本の魅力にどっぷりハマっています。
子どもも大人も楽しめる、心に響く絵本を日々探しています。


