
え〜、ぽかぽかとした陽気が心地よい時期になってまいりました。春の陽気ってのは不思議なもんでしてね。普段は家の中でテレビばっかり見て、腰が重いってぼやいてるような大人でも、「おや、ちょっと外の空気を吸いに行こうか」なんて気分にさせる力がある。
タッパーにおにぎりと卵焼きなんぞを詰めて、近くの公園でシートを広げて食べる。ただの塩おすびなのに、家で食べるより三倍も四倍も美味く感じるから不思議なもんです。あれはね、きっと風の匂いとか、鳥のさえずりとか、そういう「自然」ってやつが最高のスパイスになってるんですよ。
今日ご紹介するのは、そんな春の魔法がぎゅっと詰まった、ある大家族のとびきり楽しいお出かけの噺でございます。
📘 本に関する基本情報
📖 書名: 14ひきのぴくにっく
✍️ 作・絵:いわむらかずお
🏢 出版社:童心社
🎯 対象年齢:3歳〜
📚内容紹介(公式HPより)
「きょうは なんて いい てんき。
みんなで、はるの のはらへ でかけよう」
お弁当と水筒をもって、出発です。
森には、あちこちに、新しい春の命が。
ゼンマイが芽を出し、目を覚ましたアマガエルたちの鳴く声がきこえてきます。
すみれ、やまぶき、ちごゆり、ふでりんどう……花々が咲き、春の訪れを告げています。
14ひきたちは、森をぬけ、つくしの道をあるいて小川をわたり、たんぽぽ野原へ……。
人気ロングセラー「14ひきのシリーズ」の第5作。
森の緑と野原の緑のちがいや、春の光をうけた美しい花々が丹念に描かれています。
見返しには、本作に登場する花の絵と名前が記されています。
14ひきたちと一緒に、春の風、春のにおいを、絵本を開いて、ぜひ感じてみてください。
📚 えほん深掘りトーク
※以下の感想では、物語の展開について詳しく触れています。
オープニング:

今度の週末、すっごくいい天気になりそうだよ。みんなでピクニック行こうか!

やったー! じゃあすいとうに、また『スーパー回復ポーション』つくっていれるね! むぎちゃにレッドブルとポカリと、ブルーハワイのシロップまぜたやつ!

えっ、ちょ、待って! こないだの『おでかけのまえに』の時のあれ、勘弁して!今回は普通の麦茶でお願いします! 胃袋が爆発しちゃうから!

えー、じゃあフツーのむぎちゃでいいよ。そのかわり、ピクニックのまえに、このえほんよんで! きぶんをあげるから!

いやはや、あの魔女の秘薬みたいなポーションはアタシも勘弁願いたいですが……。お出かけ前の『気分の盛り上げ』とくりゃあ、間違いなくこの一冊でございますな。

Hey! あのポーションは最高にCrazyなMixだったけど、自然のGrooveを感じるピクニックには、もっとOrganic(オーガニック)なバイブスが必要だぜ! 週末のBig Eventに向けて、まずは14ひきのネズミたちと森へ予行演習に出発だ!
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メインセッション

え〜、ページをめくりますと、14ひき揃って春の森へ出発でございます。『きょうは、なんて いいてんき』ってなもんで。春の光があふれる中、えながの赤ちゃんが鳴いていたり、ぜんまいがむっくり顔を出したり、森はすっかり春の装いですな。

あ! あまがえる。

もっと大きなひきがえるもいるね。『あたしゃ、もりへかえってもうひとねむり』だって。

Hey! せっかく春が来たってのに、ソッコーで二度寝キメるなんて最高にRockじゃないか! 世間は『春だからアクティブに動かなきゃ』なんてプレッシャーかけてくるけどよ、眠い時は寝る!やっぱりこれだぜ。

いやはや、まったくですな。休日は無理して遠出しなくたって、このひきがえる先生のようにゴロゴロしたっていいんです。さて、一行はさらに進んで小川に出ます。とのさまがえるが『ぴょーん』と飛び越えるのを見て、子どもたちも負けじと『ぴょーん!』

あーっ! ろっくんが、じゃぼーん!ってお水におちちゃった!

お出かけすると、きょうだいの誰か一人は必ずこういうハプニングを起こすんだよね〜。

それもまた、お出かけの醍醐味ってやつで。水に落ちたって、お日様の下で風に吹かれりゃすぐ乾くってもんです。さぁさぁ、いっぱい歩いて遊んだら、お腹が空いてきた。たんぽぽの咲く広い野原で、お待ちかねのお弁当の時間がやってまいります。

おいしそう〜! おそとでおにぎりたべたいな!

笹の葉で包んだおにぎりに、すいとうの冷たい水。こういうシンプルなMenuが一番Soulに響くんだよな。さあ、腹ごしらえが済んだら、このフワフワの綿毛が飛ぶ最高のLocationで、一体どんな遊びが始まるのか……ってとこだぜ!
🎸 GIB’S ROCKER ROOM


🎸 GIB’S ROCKER ROOM
ギブ:「Hey, Boys & Girls! 前回の『14ひきのさむいふゆ』の記事は、みんなバッチリCheckしてくれたか? あの時は、雪景色の中でソリを作ったりするインドアな手作りのGrooveを感じたよな。でも今回は一転して、Springの生命力が爆発するアウトドア・セッションだぜ!
今回の『ぴくにっく』で特にシビれるのは、描かれているNatureの『解像度の高さ』だ。 表紙の裏(見返し)や巻末を見てみな。ただ『お花が咲いてるね』なんてヤワな描き方はしてねぇ。『やまぶき』や『ふでりんどう』、『みつばつちぐり』に『あまどころ』 。後ろのページにも『へびいちご』や『ほとけのざ』なんて草花が、図鑑レベルのガチなスケッチで並んでるんだ 。 動物だって、ただの鳥じゃなくて『えなが』 。カエルだけでも『あまがえる』『ひきがえる』『とのさまがえる』って、しっかり種類を描き分けてるんだぜ 。
子ども向けだからって手加減やデフォルメはしない。本物のリアルな生態系をそのまま叩きつけるこの真っ直ぐなRockの姿勢! これが、14ひきシリーズが世代を超えてKidsのSoulを揺さぶり続ける理由なのさ!」
🍵 アイシの「寸止め」絵本落語


さてさて、そんな大自然の中でいっぱい歩いて、いよいよお待ちかねのお弁当の時間でございます。青空の下、たんぽぽの野原で食べるお弁当に勝るものはありません。さぁて、お腹がいっぱいになった14ひき。
最後のページ、カメラがスゥーッと引いたあとに待っている『春爛漫(はるらんまん)の極上の幕引き』ってやつは……アタシの口から語っちまうのは野暮ってえもんで。こいつぁ、直(じか)に本を開いていただくのが一番の贅沢(ぜいたく)でございます……。

Hey! お、今日のアイシ、わかってるじゃねぇか! 読者自身がページを開いて、あの圧倒的な景色の中で深呼吸する『余白』を残しておく。全部語っちまわないのが、最高にRockだぜ!

そういうこってす。皆さんもぜひ、14ひきと一緒に春の野原で深呼吸してみてはいかがでしょうか。てなところで、お後がよろしいようで。
🏠 まとめ


この絵本、とにかく自然の描写が細かくて美しいんだよね。草花一本一本から、虫やカエルたちの生き生きとした姿まで本当に丁寧に描かれているから絵の隅々まで探す楽しみがあるよね。

ろっくんがお小川でドボンって落ちちゃうところが面白かった!

途中で出会ったひきがえる先生みたいに、眠けりゃ寝る、跳びたきゃ跳んでみる。泥んこになっても、春のお日様が乾かしてくれる。そんな自然体で過ごすのが、一番の贅沢ってもんですな。

大人たちの作った『ピクニックの常識』なんてルールはぶっ壊して、それぞれのGrooveで楽しむのが最高なんだ! さて、画面の前のブラザー&シスター! みんなに質問だ!」
【🎤 今日の問いかけ】 みんながピクニックに行くなら、お弁当箱に「絶対に外せないおかず」は何だ!? 定番モノから我が家のCrazyなオリジナルまで、下のコメント欄で教えてくれよな!
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✍️この記事を書いた人
juniwa(ジュニワ)
娘との読み聞かせをきっかけに、絵本の魅力にどっぷりハマっています。
子どもも大人も楽しめる、心に響く絵本を日々探しています。



