『パンダのおさじとフライパンダ』作 柴田ケイコ|レビュー|お料理&食べる楽しさが詰まったユーモア絵本

料理が楽しくなくなったらどうする? その時は魔法の呪文を唱えれば大丈夫!

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🔍 こんな人におすすめ!

『パンダのおさじとフライパンダ』ってどんなお話?

料理を作るのが楽しくなくなってしまった料理人のクーさん。そんなときに出会ったのが、小さなパンダの「おさじ」と、ふたを開けると料理がパンダ料理に大変身する 「フライパンダ」!

でも、このフライパンダには 絶対に守らないといけない約束 があって…!?料理を作る楽しさと、不思議なパンダ道具が巻き起こすワクワクの物語🐼✨

🌱 食べるのが好き!料理が楽しい!そんなお子さんへ

パンダの形に変身する料理の数々に「作ってみたい!」と夢中になること間違いなし♪

👨‍👩‍👧‍👦 親や祖父母の方へ

「パンダの形の料理を作ってみよう!」と、親子での食育にも。

📚 先生や保育士の方へ

「食べることっておもしろい!」と子どもたちが感じられる内容。フライパンダの呪文をみんなで唱えながら読むと、もっと盛り上がる♪

💡 最近、料理を作るのがちょっと面倒だな…と思っている方へ

「料理」って、楽しくてワクワクすることだった!と再発見できる一冊。

📖 「パンどろぼう」シリーズの柴田ケイコさんが描く、ワクワクいっぱいのパンダワールド!

読んだらきっと、料理がもっと楽しくなる♪🐼🍳

📖本に関する基本情報

  • 📖 タイトル: パンダのおさじとフライパンダ
  • ✍️ 作者: 柴田ケイコ
  • 🏢 出版社: ポプラ社
  • 🎯 対象年齢: 3歳~小学生
  • 🌱 育まれる心の種: 創造力、楽しむ心、料理への関心

💭 この本を読むきっかけ 

パパ
パパ

はる、楽しくやるのと、「やらなきゃ」って思ってやるのだと、楽しくやった方が良いものができるってこと、ないかな?

はる
はる

あーあるかも。例えば夏休みの絵日記とかも、毎日「今日の出来事を残そう♪」って思いながら書くと楽しいけど、最後にまとめて書くと、「なんでこんなことやってるんだろ…」って気持ちになる(笑)。

アイシ
アイシ

最終日に「やらなきゃヤバイ!」って慌ててやると、めちゃくちゃ大変だし、全然楽しくないよね!

パパ
パパ

そうそう。気持ちが違うと、同じことをやっても全然変わっちゃうんだよね。今日読む『パンダのおさじとフライパンダ』は料理をするのが面白くなくなった熊の料理人が主役のお話なんだ。


📚 あらすじ

「料理人のクーさんは最近、料理を作るのが楽しくありません。そんな時、あやしいパンダ道具屋さんに渡されたのが『フライパンダ』。中には小さなパンダの『おさじ』が入っていました。おさじが教えた呪文をとなえ、フライパンダのふたを開けると……あら不思議! 普通の料理がパンダ料理に大変身。でも、フライパンダには守らないといけない約束があって——。」*ポプラ社公式サイトより


📖本の感想についての会話🗣️

*以下の感想では、物語の展開について詳しく触れています。

はる
はる

クーさんが初めに「最近料理が楽しくない」って思ってた気持ち、なんかわかるなぁ。毎日同じように作っているうちに飽きちゃうというかやらされているようになるというか。

パパ
パパ

うん、毎日やることだからこそ、義務みたいになっちゃうんだよね。そうなると料理が楽しくなくなっちゃう。

アイシ
アイシ

それって、音楽と一緒じゃない?ただ楽譜通りに弾くのと、「この曲が好き!」って気持ちで演奏するのとでは、同じ演奏でも全然違う感じになるよね!

はる
はる

それいい例え!料理も一緒で「作らなきゃ」じゃなくて「作りたい」って思って作ると料理に差が出てお客さんにもそれが伝わっていたんだよね。

パパ
パパ

クーさんも、おさじくんの呪文を唱えながら料理することで、また料理の楽しさを思い出していったんだよね。

アイシ
アイシ

アポパイ ポコパイ パンパンパン パンダッチュの ポー!ってやつでしょ?あれを歌って踊っていると楽しくなっちゃうのもわかる気がする。

パパ
パパ

そうだね。呪文って、ただの魔法じゃなくて、「楽しく行うスイッチ」みたいなものなのかもしれないね。

アイシ
アイシ

たしかに!ぼくも今度、お料理するときに呪文を唱えてみようかな。

「クルクル ジュージュー ふわふわ ポン!ぜったいおいしいアイシッチュ!」

はる
はる

なんか料理の音が入ってて、それっぽいね(笑)今度アイシの料理楽しみにしているよ。


✨管理人が心に残った言葉、場面✨

アポパイ ポコパイ パンパンパン パンダッチュの ポー

ーパンダのおさじと色々な料理を作るときに歌って踊る際の呪文

管理人JUN
管理人JUN

最初はただの不思議な呪文に思えましたが、これは「料理を楽しむルーティン」みたいなものなのかもしれませんね。スポーツ選手にも試合前のルーティンがありますよね。イチロー選手がバットを立てて袖を引っ張る動作をするのも、ウサイン・ボルト選手の稲妻ポーズも、気持ちを整えて集中するためのものです。

クーさんのいわゆる「ルーティン」がアポパイ ポコパイの呪文と踊りなのですね。

人それぞれ自分なりの「ルーティン」があると良いと思いました。ちなみに、私はサカナクションの音楽を聴きながら料理をするのが定番です🎵音楽が流れると「よし、作るぞ!」と気分が上がります⤴︎

皆さんも、自分だけの「ルーティン」見つけてみてはいかがでしょうか?

まとめ

まとめ

『パンダのおさじとフライパンダ』は、料理の楽しさを思い出させてくれる、あたたかい物語でした。クーさんのように、毎日の習慣が「やらなきゃいけないこと」になってしまうと、本来の楽しさを忘れてしまうことがあります。でも、おさじくんの呪文のように、ちょっとした工夫で「楽しくするルーティン」を入れられたら、料理はただの作業ではなく、ワクワクする時間に変わるんですよね。これは料理に限らず、宿題や掃除、運動など、普段の生活のいろんな場面にも当てはまると思います。楽しもうと思ってやるのと、義務感でやるのとでは、同じことでも全く違うものになってしまう。だからこそ、「楽しくする工夫」が大事なのかもしれません。この本を読んで、料理をもっと楽しみたくなった人は、アイシのように自分なりの呪文を作って試してみるのもアリかもしれませんね!?


📝ちょっと深掘り!

📌 キャラクター設定の工夫

おさじくんは目をあえて描かず、表情がなくても気持ちや可愛らしさが伝わるよう工夫されています。

📌 呪文の由来

作中に登場する「アポパイ、ポコパイ、パンパンパン……」という呪文は、古典落語の「死神」に登場する呪文から着想を得ているそうです。

▶ 参考: 好書好日

📌 読者からの反響

本作を読んだ読者からは、「子どもの食べず嫌いがなおりました」や「絵本に出てくるメニューを実際に作ってみました」といった感想が寄せられているそうです。

▶ 参考: 【nobico/のびこ】PHP研究所が提供する育児・教育情報


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