『まどからおくりもの』|絵本の感想|しかけが楽しいクリスマス絵本

あれ?ちがうよ!」子どものツッコミが止まらないしかけ絵本

🔍こんな人におすすめ!

🌱 お子さんへ

サンタさんがプレゼントをまちがえちゃう!?そんな「ちがうよ〜!」と笑える展開に、思わず声を出して楽しめます。しかけをめくるワクワク感がたっぷりで、絵本デビューにもぴったり。

👨‍👩‍👧‍👦 親や祖父母の方へ

「子どもって、こんなところにツボるのか〜」と新しい発見がある1冊。読み聞かせのたびに反応が違って、親子の笑いの時間を作ってくれます。

📚 先生や保育士の方へ

クリスマスシーズンの読み聞かせに大活躍!テンポがよく、子どもたちが自然と参加したくなる構成。繰り返しの展開と“しかけ”で、盛り上がること間違いなし。

🌍 すべての人へ

五味太郎さんならではのユーモアと観察眼が光る絵本。「プレゼントって、誰かのことを考えるってことなんだな」と大人もじんわり。

📖 まとめ

笑えてびっくりして、最後はちょっと温かい。クリスマス絵本の定番として、毎年読み返したくなる名作です。

💭 この本を読むきっかけ

パパ
パパ

12月は夜になると、あちこちの家でイルミネーションが飾られて、なんだかワクワクするね。

はる
はる

うん!お友だちの家でもクリスマスツリーを飾ったって聞いたよ。

アイシ
アイシ

ぼくもサンタさんが来るのを楽しみにしてる!でも、ちゃんと僕の家、見つけてくれるかな?

パパ
パパ

サンタさんは大丈夫。でもね、今日紹介する絵本のサンタさんはちょっとおっちょこちょいなんだよ。それがまた面白いんだ!しかも、この絵本は窓の仕掛けがあって、次がどうなるかめくるたびにワクワクするんだよ。

はる
はる

おっちょこちょいのサンタさん、心配だなあー。


📖本に関する基本情報

📚タイトル: まどからおくりもの

✍️作者: 五味太郎

🏢出版社: 偕成社

🎯対象年齢: 3歳~小学校低学年

『まどからのおくりもの』は、クリスマスの夜にサンタクロースが窓からのぞいてプレゼントを届ける、ユーモラスで楽しい絵本です。五味太郎さんならではのシンプルな言葉と、「窓」部分が切り抜かれた仕掛け絵本になっている点が特徴で、次のページをめくるワクワク感が楽しめる一冊です。

🌱育まれる心の種

観察力、想像力、ユーモア

あらすじ

クリスマスの夜、サンタさんは窓からこっそり家の中をのぞいて、子どもたちにプレゼントを届けます。でも、窓から見える様子だけで判断してしまうサンタさん。猫だと思って届けたプレゼントが、実は……? 仕掛け絵本ならではの「めくる楽しさ」と、勘違いから生まれるユーモラスな展開が続くお話です。

📚本の感想についての会話🗣️

はる
はる

サンタさん、窓から見えるところだけでプレゼントを決めちゃうから、どんどん間違えちゃうんだよね(笑)!絵本の窓から見えるものが、次のページで違ってるのがすごく楽しかった!

パパ
パパ

そうそう。仕掛け絵本だから、子どもたちが次は何が出てくるんだろうってワクワクしながら読めるんだよね。五味太郎さんの遊び心がたっぷり詰まってる。

アイシ
アイシ

ぼくも窓から見たら、絶対間違えちゃう気がする。でも、次がどうなるのかめくるのが楽しみだったよ!

はる
はる

一つひとつの勘違いが可愛くて、すごく笑っちゃった!

パパ
パパ

五味太郎さんの絵本は、言葉も少なくてシンプルなのに、何でこんなに面白いんだろうね。大人が読んでもユーモアたっぷりで飽きないよ。

アイシ
アイシ

最後にみんなが間違ったプレゼントでも楽しんでるのが良かったよね。ハプニングも楽しいクリスマスになっちゃうんだなって。

はる
はる

プレゼントは間違っても、みんなで笑い合えて素敵なクリスマスだ!

✨管理人が心に残った言葉、場面✨

あれはたぶんサンタクロースさん きょうはどうやらクリスマス あれはきっとおくりもの

−サンタさんがヘリコプターを運転しやってくる場面

管理人JUN
管理人JUN

この場面、まさに『まどからのおくりもの』のユーモアとワクワク感が詰まった名シーンですね!

サンタさんがなんとヘリコプターで登場! そりが使えない事情があったのか、それとも速さ重視で選んだのか…想像が膨らみますね。

そして、「あれはたぶんサンタクロースさん」「きょうはどうやらクリスマス」「あれはきっとおくりもの」と、語り手がはっきりと言い切らず、推測の言葉を使っているのも特徴的です。

読者も「本当にサンタさんなのかな?」と考えながら、物語に入り込める仕掛けになっているように思います。この物語独特のちょっととぼけた感じのユーモアを感じますね。

📝ちょっと深掘り!

🟢 五味太郎さんのエピソード

五味太郎さんは、1945年に東京で生まれ、桑沢デザイン研究所を卒業後、工芸デザインやグラフィックデザインの分野で活動されました。その後、絵本作家としての道を歩み始め、現在までに400冊を超える作品を発表しています。代表作には『きんぎょがにげた』『みんなうんち』などがあり、世界中の子どもたちに親しまれている作家です。

🟢 五味太郎さんのインタビュー記事

1. 「構造を変えるよりも明るく逃げよう」絵本作家・五味太郎が語る

• 五味さんが「逃げること」の重要性について語る対談記事。不登校経験者との対話の中で、学校や社会の在り方について考えさせられます。

📚 参考: 不登校新聞

2. vol.46 絵本作家 五味太郎さん(前編) – ミーテ

• 五味さんが絵本制作への考え方や、子どもと大人の関係性について語るインタビュー。「絵本は完璧ではなく、ただの方法の一つ」とする独自の見解が印象的です。

📚 参考: ミーテ(KUMON)

3. 自分の“違和感”とはどのようにつき合うべきなのでしょうか?

• 現代社会における「違和感」との向き合い方について、五味さんが自身の経験を交えて語っています。違和感をうまく調整しながら生きることの大切さが伝わる内容です。

📚 参考: Well-being100

4. 五味太郎さんの絵本づくりは「苦労しなくても描ける。趣味なんだ」

• 五味さんにとって**絵本制作は「趣味」**であり、楽しんで描いていると語るインタビュー。幼少期のエピソードや、日常の楽しみ方についても触れられています。

📚 参考: 東京新聞 すくすく

5. 愛され続ける絵本をデザインする – 五味太郎さんインタビュー【後編】

• 紙の本の魅力や、岩崎書店の編集者との思い出について語る記事。仕事は「遊びの延長線上」にあるとする五味さんの価値観が伝わります。

📚 参考: 岩崎書店

五味太郎さんのインタビューを読むと、彼の作品が持つ独特のユーモアやメッセージの背景が見えてきます。彼の言葉には、絵本作りだけでなく、生き方そのものを豊かにするヒントがたくさん詰まっています。興味がある方は、ぜひじっくり読んでみてください!

📚 参考: 五味太郎 公式サイト

管理人のひとりごと

この本のサンタさんは、わりとテキトーで、まちがいだらけで、なんならちょっと天然です。

そんな姿を見て、子どもは大笑い、大人はちょっと安心。
「あ、サンタでもミスるんだ」って思ったら、自分の失敗もどうでもよくなるっていうか。

ちなみにうちの子は、「なんでこの人、窓から見てわかっちゃうと思ったんだろうね〜?」と冷静なツッコミ。
ほんとだよ、サンタさん。
でもそんなところが、なんだかすごく好きです。

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