
え〜、世の中、なんでもかんでも「お手軽」「時短」がもてはやされる時代でございます。英語を覚えるなら「たった1日5分聞くだけ」、痩せたいなら「飲むだけでマイナス5キロ」なんてぇ広告が街中にあふれておりますな。人間というのは不思議なもんでして、面倒な努力はしたくないが、結果だけはきっちり欲しい。うまい話には裏があるってぇのを分かっちゃいるのに、つい飛びついちまうんでございます。
さて、今日ご紹介する絵本にも、そんな「手っ取り早い裏技」にすがりたくてたまらねぇ奴が出てまいります。なにせこいつ、どうにもこうにも足が遅い。本来なら己の足で獲物を捕まえるべき獣が、なんと「種」から獲物を育てようってぇ寸法でございます。ええ、本日の演目は、佐々木マキ先生の『ぶたのたね』でございます。ケロ!
📘 本に関する基本情報
📖 書名:ぶたのたね
✍️ 作・絵:佐々木マキ
🏢 出版社:絵本館
🎯 対象年齢:3歳〜
📚内容紹介(公式HPより)
足の遅いおおかみが、どうしてもぶたをつかまえたくて、きつね博士から「ぶたのたね」を手に入れます。
せっせと水をあげると、みるみるうちに「たね」は育ち、ぶたは見事にたわわに実ります。
ところが!その時、ぞうのマラソンの一群がやってきて・・・。
📚 えほん深掘りトーク
※以下の感想では、物語の展開について詳しく触れています。
オープニング:

はる、ベランダで何してるの? あ、朝顔の種まき? ちゃんと毎日お水あげないと芽が出ないよ。

わかってるもん! でもさー、お水かけたら「ポンッ!」って一秒でお花が咲くお薬とかないのかなぁ。

そんな魔法の薬があったらパパも欲しいなぁ。でも、植物はゆっくり育つから愛着も湧くんだよ。

え〜、パパさん。世の中には、その「魔法の薬」を使って、とんでもないものを育てようとした奴がいるんでございますよ。

Hey, Family! Short cutを求めるはるのRockな発想、嫌いじゃないぜ! 今日紹介する絵本は、まさにその「ポンッ!」って一秒で願いを叶えようとしたWolfのCrazyな物語だ!
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メインセッション

さて、この物語の主人公は一匹のおおかみ。こいつが、はしるのがとてもおそいんでございます 。どんなに遅いかってぇと、ぶたよりもおそい 。だからいまだかつて、いちどもぶたをつかまえたことがないんですな 。

おおかみなのに、ぶたより遅いって致命的だね……。しかも、ぶたたちに「やーい、おおかみ、ここまでおいで、あっかんべー」ってからかわれてるよ 。

おおかみさん、なきべそかいてるよ! いままでやさいと木の実しかたべたことないの?

Oh… WolfなのにVegetarian! それはそれでHealthyでいいと思うんだがな。そこに現れたのが「きつねはかせ」だ 。こいつがまた、怪しげな研究室でおおかみにヤバい代物を渡すのさ 。

博士が取り出したのは、ピンクのつぶ 。これがなんと、「ぶたのたね」だっていうんでございます 。これを土に埋めて、「はやくおおきくなるくすり」を毎朝ふりかけると……

わぁ! 芽がでてきた! ぐんぐんおおきくなって、ぶたの木になったよ! えだから、ぶたさんがいっぱいぶらさがってるー!

おかみも大喜びだね 。いよいよ念願のぶたの丸焼きが食べられる……と思ったその時! 遠くのほうから「ドス、ドス、ドス」って音が近づいてきて…… 。
🎸 GIB’S ROCKER ROOM


Hey, Listen up, boys and girls! ここからは俺様GIBが、この絵本の奥深〜いBackstageを語るRocker Roomだぜ!
まず、この『ぶたのたね』を生み出した佐々木マキ先生! ただの絵本作家だと思ったら大間違いだぜ。もともとは大人向けの超アバンギャルドなMangaを描いていたLegendで、あの村上春樹氏の小説の表紙なんかも手がけてるんだ。そんな彼のNonsenseでSurrealなGrooveが、この絵本にはビシバシ詰め込まれてるのさ!
普通、Wolfっつったら「走って獲物を狩る」のがBasicなStyleだろ? でもコイツは違う。「足が遅いなら、農業(種まき)で肉を手に入れりゃいいじゃん!」っていう、生態系も常識もガン無視した最強にPunkな発想をしてるんだ! 種から豚が実るなんて、どんなHallucination(幻覚)だよって話だぜ!
しかもだ! この絵本の巻末のラインナップを見てみろよ。『またぶたのたね』、『またまたぶたのたね』、さらには『あやしいぶたのたね』って、シリーズ化されてるんだぜ! つまり、このオオカミの試練は一冊じゃ終わらねぇってことさ。一度や二度の失敗じゃ決して諦めない。何度ぶたに逃げられても、また土を掘って種を蒔く……! そのNever Give Upな姿勢、まさに這い上がるRock ‘n’ Rollの魂(Soul)そのものじゃねぇか!
他にも佐々木マキ作品には『ムッシュ・ムニエル』シリーズや『ねむいねむいねずみ』シリーズなんていうCoolな名作が揃ってるから要Checkだ。
🍵 アイシの「寸止め」絵本落語


さてさて、ぶたがたわわに実った木の下で、おおかみが喜んでいたのもつかの間。なんとその日は、ぞうのマラソンたいかいの日だったんでございます! ドスンドスンとぞうたちが走るもんですから、ぶたの木がゆっさゆっさと揺れて、せっかくのぶたたちがポトンポトンと落ちてしまった! しかも、落ちたぶたはぞうのマラソンにくっついて走っていっちまったんですな 。

あーあ、みんな逃げちゃった! おおかみさん、また食べられないね。

ところがどっこい、木の根元で、ぶたが一匹だけ気を失って倒れていたんでございます 。「一匹でもいいさ!」と、おおかみはワクワクしながら火をおこしはじめます 。
さあ、いよいよ丸焼きだ! ってところで、ぶたが目を覚ましちまった! おおかみが押さえつけようとしますが、ぶたはむちゃくちゃに暴れ回る! 「こら、そんなに暴れるな。すぐに食べてやるから!」なんてもみ合っているうちにですね……なんと、火の粉が飛んでおおかみのしっぽに——!

Hey, Hey, STOOOOP!!!!!!!!! (激しいギターリフの音)

てやんでぇ! おおかみが「あちちちち!」ってとびあがって、ぶたがすたこら逃げていくってぇ、一番いい場面じゃねぇですか!

Ahhhhh!! 言っちゃってんじゃねぇかこのAmphibian(両生類)!! 本当の結末は、パパとママが子供と一緒に本を開いて、その目で確かめるからGrooveが生まれるんだろ! 最後のページのオオカミの「懲りない姿」は、絶対に本で見るべきだぜ!

ケロケロ…。
🏠 まとめ


いやぁ、足が遅いからって無理に走る練習をするんじゃなくて、「じゃあ種から育てよう」って発想になるのが絵本らしくて最高だね。失敗してもめげないオオカミ、なんだか憎めないなぁ。

はるはやっぱり、種から育てるより、いっぱい走って足がはやくなるほうがいいな!

ええ、世の中「おおかみなんだから足が速くて当然」なんてぇ野暮な法律はどこにもねぇんです。走るのが苦手なら、自分の楽な方法、得意な「木を育てる」ってぇやり方で勝負すりゃあいい。無理して「らしさ」にこだわるこたぁねぇんですな。

Oh yeah! 誰がなんと言おうと、自分のやり方を貫くヤツが一番Coolだぜ! さて、ReadersのみんなにQuestionだ! 『もし君の庭に「〇〇の木」が生えるとしたら、何がなってほしい?』 Candy? おもちゃ? それとも……? 遠慮はいらねぇ、Comments欄に君のCrazyでHappyな妄想を書き込んでくれよな!
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✍️この記事を書いた人
juniwa(ジュニワ)
娘との読み聞かせをきっかけに、絵本の魅力にどっぷりハマっています。
子どもも大人も楽しめる、心に響く絵本を日々探しています。


