パンがパンを盗む⁉ ユーモアと衝撃が詰まった、心温まる絵本!
今年のお正月はおせち料理いっぱい食べたよね。
うん、黒豆とか栗きんとん、おいしかったけど、そろそろ違うものが食べたいなぁ。
ボクも!お正月ってご飯やお餅が多いから、パンが恋しくなるよね!
よし、じゃあ今日は、パンのお話を読んでみようか。『パンどろぼう』っていう、パンが大好きすぎて事件を起こしちゃう泥棒のお話だよ。
タイトル: パンどろぼう
作者: 柴田ケイコ
出版社: KADOKAWA
対象年齢: 4歳~大人
育まれる心の種
ユーモア、正直さ、挑戦の大切さ
あらすじ
まちのパンやから サササッと とびだす ひとつのかげ。
パンが パンをかついで にげていきます。
「おれは パンどろぼう。おいしいパンを さがしもとめる おおどろぼうさ」
パンに包まれた、その正体とは――!?
お茶目で憎めないパンどろぼうが、今日も事件をまきおこす!
📚本の感想についての会話🗣️
*以下の感想では、物語の展開について詳しく触れています。ネタバレを避けたい方は、ここから先の内容をお控えいただくことをおすすめします!
笑っちゃった!パンどろぼうの表情、本当に面白いよね!
表情も良いし動きもなんとも言えず良かったよ。
パン屋のおじさんにバレないように、あっちをむいたら サササッ。こっちを向いたらピタッ。
盗んだパンが不味かったときの顔が忘れられない。
その後、パン屋さんにわざわざ「不味い!」と言いに戻っちゃうところも笑っちゃったよね。
盗んだパンどろぼうが悪いんだけど、パン屋のおじさんもパンが不味かったとことは正直に謝っていたのが印象的だったな。
その後にパンを作ることをパンどろぼうがおじさんに教えてもらう展開がいいよね。『パンは盗むより作る方が良い』って気づくところが素敵だった。
この柴田ケイコさんのパンどろぼうシリーズは全部で400万部も売れているんだって。大人気なのもわかるよね。
パンどろぼうシリーズ、別の話も読みたくなっちゃった。次の作品、楽しみにしているよ!
✨管理人が心に残った言葉、場面✨
おれはパンじゃない。パンどろぼうだ!
パンが喋っているのを見て何者だ?と驚いているパン屋のおじさんにパンどろぼうが言った言葉
「パンどろぼう」は、確かに「泥棒」っていう悪いことをしてるんだけど、それをこんなに堂々と言い切るキャラクターってなかなかいないですよね。「おれはパンじゃない。パンどろぼうだ!」っていう自己主張が、なんだか妙に胸に響きました。普通なら憎むべき存在のはずなのに、なぜか愛着がわいちゃうのが不思議!
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『パンどろぼう』パンを被ったネズミって、何その見た目!?って思わず突っ込みたくなるけど、ページをめくるうちに「あれ、意外とかわいいかも…」なんて気持ちになるのが不思議です。しかもそのパンどろぼう、盗んだパンが不味かったら「マズい!」って怒りに行くんですよ。盗んどいて怒るとか、自由すぎますよね(笑)。でも、そんなパンどろぼうも物語が進むにつれて、「パンは盗むより作る方がいい」って気づいていくんです。なんだか応援したくなるじゃないですか。親子で笑いたい時に読む本としておすすめの一冊です。
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