北陸や北日本では、もう雪が降っているみたいだね。ニュースで真っ白な景色を見て、冬が来たな~って感じがするよ。
いいなぁ!私も雪で遊びたい!雪だるまとか、かまくらとか作りたいな。
ぼくも雪が積もったら、きゅうりをお鼻にした雪だるまを作るんだ!
ははは、それはアイシらしいね!雪が降ると作りたくなるのが雪だるまだよね。今日紹介する絵本『スノーマン』も、そんな雪の日に生まれたお話なんだ。
雪だるまのお話?どんなことが起こるのか気になるね。
雪だるまが動き出すのかな?魔法みたいなことが起こりそうだね!
タイトル: スノーマン
作・絵: レイモンド・ブリッグズ
出版社: 評論社
対象年齢: 4歳~大人
1978年に発表されたこの作品は、言葉を使わないサイレント絵本として世界中で愛されています。少年とスノーマンが過ごす特別な一夜が、細やかな絵とともに描かれる感動作です。
育まれる心の種
友情、想像力、出会いと別れの美しさ
あらすじ
雪の日、少年が作った雪だるま――スノーマンが、夜中に動き出します。スノーマンと少年は、静かな夜に手を取り合い、一緒に空を飛んだり、街を冒険したり、楽しい時間を過ごします。しかし、夜が明けると、魔法の時間は終わりを告げてしまいます…。
言葉が一切使われない美しい絵だけで進む物語は、静けさと幻想的な雰囲気に包まれ、読み手に深い余韻を残します。
本の感想についての会話
スノーマンが夜中に動き出すなんて、本当に魔法みたいだよね!少年と一緒に遊んでいるところがすごく楽しそうだったな。
うん。雪の上を一緒に歩いたり、空を飛んだり、二人だけの特別な時間が描かれていたね。
ぼくもスノーマンと飛んでみたいな!夜の街がキラキラしててきれいだったよね。
でも最後、朝になってスノーマンがいなくなっちゃうのが悲しかった…。雪ってあったかくなると溶けちゃうんだよね。
そうだね。だからこそ、二人の一夜の冒険がすごく特別に感じるんだよね。別れがあるからこそ、そのかけがいの無い時間が輝くんだと思うよ。
ぼくもはるかと同じで涙が出そうになっちゃったよ。でも、一緒に過ごした魔法の時間、ずっと心に残るんだろうな。
そうだね。言葉が無い絵本、初めてだったけど絵だけでこんなに心に残るなんてすごいなあ。
レイモンド・ブリッグズさんの絵は、細かくて美しくて、見ているだけで物語の世界に引き込まれるよね。言葉がないからこそ、自由に想像できるのも魅力だと思うな。
ぼくも雪が降ったら、スノーマンを作ってみようかな!動き出したら一緒に冒険するんだ!
パパから一言
セリフがない絵本ですがレイモンド・ブリッグスさんの優しく美しい絵が雄弁に語りかけてきます。冬の幻想的な世界を感じられる素敵な1冊です。
『スノーマン』を手に入れるならこちら!
• Amazonで購入する→https://amzn.to/4iGNv8Z
この記事が気に入ったら、ぜひフォローやいいねで応援していただけると嬉しいです!皆さんのおすすめの本や感想もコメント欄でシェアしてくださいね!