『そういうゲーム』作 ヨシタケシンスケ|レビュー|子どもの発想力を育む絵本

今日一日、生き延びたら勝ち!ヨシタケシンスケ流・人生攻略のヒントが詰まった1冊。

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🔍 こんな人におすすめ!

子どもも大人も「あるある〜!」とうなずいちゃうような“変なルール”や“ナゾの理不尽”。
『そういうゲーム』は、そんな日常の不思議を楽しく切り取ってくれる絵本です。
ヨシタケシンスケさんらしいユーモアと気づきがたっぷり詰まっています。

🌱 お子さんへ
自分の中にある“なんとなく決めてるルール”に気づいてびっくり!

どんな行動にも「そういうゲームだと思えばいい」という発想が広がる絵本。遊び心が育ちます。

👨‍👩‍👧‍👦 親や祖父母の方へ
思わず「わかる…!」と共感しちゃう“家庭内あるある”が満載。

子どもと一緒に読むと、お互いの“マイルール”を笑って話せる時間に。

📚 先生や保育士の方へ
「ルール」や「きまりごと」をテーマにした導入にぴったり。

子どもたちと“自由な発想”や“自分ルール”を語り合うきっかけになります。

🌍 すべての人へ
世の中のルールや常識に違和感を感じたことがある人へ。

「こういう考え方もアリかも?」と、肩の力がふっと抜ける一冊。


子どもの発想力も、大人の凝り固まった考えも、ぜんぶやさしく“ほぐして”くれる絵本。
「そういうゲームなんだよね」と笑いながら、世界の見え方がちょっと変わるかもしれません。🌟

📖本に関する基本情報

📖 タイトル:そういうゲーム

✍️ 作者:ヨシタケシンスケ

🏢 出版社:KADOKAWA

🎯 対象年齢:小学校低学年〜大人まで

🌱 育まれる心の種:発想力・ポジティブ思考・ユーモア


💭 この本を読むきっかけ

はる
はる

ねえねえ、鬼ごっこしよう!

パパ
パパ

いいよ。 よーし、じゃあパパが鬼だ!

アイシ
アイシ

待って、普通の鬼ごっこ? タッチされそうになった時にダンゴムシになったらセーフ?

はる
はる

ダンゴムシOKでビームタッチもOKにしよ!

パパ
パパ

…ダンゴムシにビームタッチ?パパそんなルール知らないぞ。

アイシ
アイシ

じゃあ、ビームタッチされそうになったら胸の前でバッテンクロスでバリアーOK?

はる
はる

うん、でもバリアーは3秒まで! で、逃げる人は1回だけスーパー逃げ足モードを使えて3秒だけ走るのめっちゃ速くなるの!

パパ
パパ

ちょっと待て、もはやルール増えすぎてついていけないぞ!

アイシ
アイシ

こういうのって、どんどんルール変わっていって、最終的に“もう何が何だかわからない”ってなるんだよね。

はる
はる

でも、その場のノリで決めるのが楽しいんだよ!

パパ
パパ

でも、人生もある意味“そういうゲーム”かもしれないぞ?

お、パパがなんか哲学的なこと言い出した!

はる
はる

どういうこと?

パパ
パパ

ちょうどいい本があるんだよ。今日読むのは、ヨシタケシンスケさんの『そういうゲーム』。読んだら、もっと人生を楽しく考えられるかもよ!


📚 内容紹介

「もう、なんでこんなことが起きるの!?」

そんな日々のモヤモヤを、「ゲーム」だと思ってみたら?

うまくいかない日も、イライラすることも、

いっそ「人生って、そういうゲームなんだ」と考えたら、ちょっと気が楽になるかもしれません。

「今日一日、生き延びたら勝ち!」

そう思えたら、毎日が少しだけ楽しくなる、ヨシタケシンスケ流・人生攻略のヒントが詰まった一冊。


📖 本の感想についての会話🗣️

※以下の感想では、物語の展開について詳しく触れています。ネタバレを避けたい方は、ここから先の内容をお控えいただくことをおすすめします。

はる
はる

この本読んで、なんかちょっと気が楽になった!

パパ
パパ

おっ、どういうところが?

はる
はる

だってさ、学校とかで起こることって、自分じゃどうにもならないことが多いよね? でも、それを“そういうゲーム”って思ったら、そこまで気にしなくてもいいんじゃないかなって。

アイシ
アイシ

例えば?

はる
はる

うーん… たとえば、体育のチーム分けって自分で決められなくて、くじ引きや先生の指示で決まるよね。運で勝ち負けが決まってしまうけど自分の中で勝手に「このメンバーでどう楽しむか」というゲームにしてしまったらどんなチームでもそれなりに楽しめるようになるとか?

アイシ
アイシ

なるほど! 自分でチーム選べないんだから勝ち負けで喜んだり悲しんだりしないで、どんなチームだろうと楽しめば勝ちというゲームに変えちゃうんだね。

パパ
パパ

うんうん。体育の授業だけでなくて、席替えや発表当番とかも一緒だよね。自分に都合の良いルールを決められたら学校生活、楽な気持ちで過ごせるようになるかもね。

はる
はる

そうそう! 自分の都合のいいルールで考えてOKって思うと、なんでも前向きに考えられる気がする!

パパ
パパ

ルールって、もちろん守るべきものもあるけど、自分の中で“どう捉えるか”は自由だからね。

アイシ
アイシ

じゃあ、学校で宿題を忘れたら、先生に伝える言い訳で「それはしょうがない」と言わせたら勝ちというゲームとか。

はる
はる

嘘がバレて先生に怒られてもすぐに立ち直れたら勝ち。そういうゲーム(笑)

パパ
パパ

仕事で失敗しても、周りの人がフォローしてくれたら勝ち。そういうゲーム。

アイシ
アイシ

いいね! そしたら僕もおやつを食べ損ねたら、「次回のごちそうがよりおいしく感じられたら勝ち」って思うことにしよう!

はる
はる

そう考えていくと、人生って楽しいゲームかも!


✨管理人が心に残った言葉、場面✨

争いをへらす方法やかなしみをいやす方法や最高の笑い話をいつか思いつくかもしれない自分の頭。今日一日潰されたり食べられたりしなければかち。そういうゲーム

管理人JUN
管理人JUN

いやほんと、これに尽きるなって思いました。人生って理不尽なことばっかりだし、なんでこんなこと起こるんだよ!って叫びたくなる日もある。でも、とりあえず今日を乗り切れたらOKって思えば、ちょっと気持ちが楽になりますよね。

それに「自分の頭の中には、未来の“最高のアイデア”が眠っているかもしれない」って考えると、今はピンチでも、もしかしたらすごいチャンスに変わるかもしれない。そう思って、今日一日生き延びたらOK!というゲームにしちゃう。前向きになれますね。


🔎📝ちょっと深掘り!

🟢 ヨシタケシンスケさんの発想力の源は?

ヨシタケシンスケさんは、もともと「考えすぎるタイプ」で、日常の中で感じたことをメモに残す習慣があるそうです。今回の『そういうゲーム』も、「どうすればもっと気楽に生きられるか?」を考える中で生まれたアイデアなのかもしれません。

🟢 過去作との共通点

『このあと どうしちゃおう』や『りゆうがあります』など、ヨシタケシンスケさんの作品には、「考え方をちょっと変えるだけで、世界の見え方が変わる」というテーマがよく登場します。『そういうゲーム』も、その延長線上にある作品といえそうです。


まとめ

まとめ

「人生は“そういうゲーム”だと思えたら、気が楽になる。」シンプルだけど、すごく深い。大人でも、時々忘れてしまいそうになるこの考え方を、ヨシタケシンスケさんはユーモアたっぷりに描いてくれました。小さなことに悩みすぎてしまう時、「ま、ゲームだから!」と軽く考えられるようになれば、毎日がちょっと楽しくなるかもしれませんね。


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