本日の凸凹編集部
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導入

節分といえば「鬼は外!」。でも、今の子供たちにとって鬼は、ただの悪者じゃない。『鬼滅の刃』の炭治郎のように、「鬼は悲しい生き物だ」と寄り添う心が、令和のスタンダードになりつつあります。

パパ、熱いね。禰󠄀豆子(ねずこ)みたいに竹くわえて黙っててほしいな。あと、全集中で恵方巻食べたい。

はるちゃん、そいつは「食いしん坊の呼吸」でげすな。しかし、パパさんの言う通り、鬼の面(つら)の裏側にある涙を知るのが、大人の「粋」ってぇもんでさぁ。

カァ。善と悪の境界線なんて、歪んだギターのノイズみたいなもんさ。今日は、鬼たちの「ソウル(魂)」を感じるレコード……じゃなかった、絵本をプレイするぜ!
エントリーNo.1:究極の自己犠牲と友情『泣いた赤おに』(作:浜田 廣介 / 絵:つちだ のぶこ / 出版社:あすなろ書房)

はじめはこの本、『泣いた赤おに』不朽の名作ですが、この「つちだのぶこさん版」は、鬼たちの表情が実に現代的でエモーショナル! 青おにの「君の幸せのために僕は悪役として去る」という決断……。涙なしには読めません。青おにの自己犠牲は、まさに炭治郎が鬼に対しても向ける慈愛の精神に通じるものがあります。

青おにくん、いなくなっちゃうのホントに悲しい。「鬼滅」でも、最後に消えていく鬼が昔のことを思い出すシーン、あれみたいで泣けちゃう。

「袖振り合うも多生の縁」。自分を犠牲にして友を助ける。これほど粋な振る舞いは、人間様でもなかなかできねぇもんでげす。

カァ。このラストシーンは最高のバラードだ。切なさが胸を打つ、まさに「鬼のブルース」を感じるぜ。
エントリーNo.2:母と子の普遍的な愛『ちびっこちびおに』 (作:あまんきみこ / 絵:若山憲 / 出版社:偕成社)

次はこれ!『ちびっこちびおに』 人間の子と遊びたい「ちびおに」と、それを心配するお母さん。この構図は、ジブリ映画の『崖の上のポニョ』のような異種族間のピュアな交流を感じさせますね。鬼の親子にも、僕らと同じ「日常」があるんです。

この鬼の子、ちっちゃくて可愛い! 禰󠄀豆子が小さくなって箱に入ってる時みたい。鬼の世界にも、優しいお母さんがいるんだね。

「親の心子知らず」と言いやすが、このお母さんの心配性は粋でげす。鬼も人間も、我が子を想う心に境界線はねぇんでさぁ。

Hey little girl、この絵本には優しい「アコースティック・グルーヴ」が流れてる。激しいビートだけが鬼じゃない。優しさこそが真のロックだぜ。
エントリーNo.3:せなけいこ流、シュールな共存『おにはそと』 (作・絵:せなけいこ / 出版社:金の星社)

『ちびっこちびおに』で人間と遊びたがっていた鬼の子が、もし豆まきに遭遇したら……というアンサーソングのような一冊『おにはそと』 。豆をぶつけられて泣いている「ちびおに」を、人間の子が助けて家に入れちゃう。この展開は、エヴァンゲリオンの「使徒」と対話しようとするような、革新的なラストです!

「おにはそと」って言ってるのに、お家に入れちゃうの。こういう自由な感じ好き。

「昨日の敵は今日の友」。角があるからって仲間外れにするのは野暮ってもんでげす。せな先生の描く鬼は、どこか抜けてて愛嬌がありやすな。

カァ!常識をぶち壊す、これぞ「パンク・ロック」! 決めつけられたルールなんていらねぇ。愛があれば、そこが最高のステージ(遊び場)になるのさ。
エントリーNo.4:鬼だって働いている!『おにのサラリーマン』 (文:富安風生 / 絵:大島妙子 / 出版社:福音館書店)

最後はこれ! 『おにのサラリーマン』鬼が地獄へ「出勤」し、スーツを着て働く。まさに『踊る大捜査線』の地獄版です。「事件は会議室で起きてるんじゃない、血の池地獄で起きてるんだ!」という悲哀。節分の豆まきも、彼らにとっては「痛いけど避けて通れない、年に一度の特別業務」なんです(笑)。

えー! 鬼も満員電車に乗るの!?(笑) 炭治郎に斬られる心配より、上司に怒られる心配してる鬼なんて、なんか急に親近感わいちゃう。

「地獄の沙汰も金次第」とは言いやすが、お仕事として鬼をやってるなら、こりゃ同情しちまいやす。お疲れ様でげすと、お酒の一杯も出したくなりやすね。

カァ! ワーキング・クラス・ヒーローだぜ。仕事(ギグ)として豆を食らう。そのプロ根性、まさにヘヴィメタルの激しいステージを耐え抜くアーティストだ!
まとめ

鬼の物語の裏側にも必ず「絆」や「理由」があります。『鬼滅の刃』の炭治郎がそうだったように、ただ排除するのではなく、彼らが背負っている背景を感じる。今年の節分は、そんな少しだけ優しい「心の全集中」で豆を投げたいですね。

鬼さんもサラリーマンだったり、迷子だったり、結構大変なんだね。今年はパパの顔を全力で狙うのはやめて、足元に「お疲れ様」って感じで投げてあげる。でも、恵方巻は一本全部、私の分だからね!

「福は内、鬼も内」なんて言葉もありやす。影があるから光が差す、鬼の悲しみを知ってこそ、本当の春の暖かさがわかるってもんでげす。相手の立場を思いやる、そんな「粋」な節分を過ごしたいもんでさぁ。

カァ。見た目(ビジュアル)で判断するな、魂(ソウル)を聴け。角があろうがなかろうが、必死に生きてる奴はみんな「ブラザー」だ。今年の豆まきは、追い出すためじゃねぇ、互いの健闘を讃える「リスペクト」のシャワーにしようぜ。Stay Rock!

それでは、今日は何読もう? また次回!
編集部ピックアップ
👹 『泣いた赤おに』(浜田 廣介 作、つちだ のぶこ 絵/あすなろ書房) つちだのぶこさんの手によって、鬼たちの喜怒哀楽がより身近に、ダイレクトに響く新定番。青おにの「自己犠牲」という名の重低音(ベースライン)が、読者の心に強烈なノイズを刻みます。まさに、全世代の涙腺を全集中で破壊する伝説のバラードです。[👉Amazonで見る]
👶 『ちびっこちびおに』(あまん きみこ 作、若山 憲 絵/偕成社) 人間界への好奇心を抑えられない「ちびおに」と、それを案じる母の愛。そのピュアな眼差しは、初期のジブリ映画のような透明感に溢れています。角があるからと遠ざけるのではなく、禰󠄀豆子を慈しむ炭治郎のような「歩み寄りの心」を育んでくれる、親子でチューニングしたい一冊です。 [👉 Amazonで見る]
🏠 『おにはそと』(せな けいこ 作・絵/金の星社) 「鬼は外」という絶対領域(A.T.フィールド)を軽やかに飛び越え、泣いている鬼の子を家に入れてしまう子供たちのパンクな精神! 常識という名の偽善をシャウトで吹き飛ばすような、せなけいこ流の「共存のアンセム」です。ルールに縛られない自由な愛(ラブ)が、そこにはあります。 [👉Amazonで見る]
💼 『おにのサラリーマン』(富安 風生 文、大島 妙子 絵/福音館書店) 「事件は会議室で起きてるんじゃない、地獄の現場で起きてるんだ!」と言わんばかりの、鬼の職業哀歌(エレジー)。節分の豆まきすら「年間行事という名の業務」としてこなすオニガワラ氏の姿に、全国のパパたちは魂(ソウル)が共鳴して震えるはず。働くことの誇りと悲哀を笑いに変える、最高にロックな一冊です。 [👉Amazonで見る]
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✍️この記事を書いた人
juniwa(ジュニワ)
娘との読み聞かせをきっかけに、絵本の魅力にどっぷりハマっています。
子どもも大人も楽しめる、心に響く絵本を日々探しています。
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