おだんご ごほーん、ガタンゴトーン…おだんごとーん⁉ 言葉が変わるたびに大爆笑!
🔍 こんな人におすすめ!
• 繰り返しのフレーズが好きな子ども
• 読み聞かせで子どもと一緒に笑いたい人
• シンプルでわかりやすいストーリーが好きな人
「おだんご とん♪」の響きがクセになる!読めば読むほど楽しくなる、親子で楽しめる絵本🍡✨
💭 この本を読むきっかけ

そういえば、子どもってどうしてあんなに下ネタが好きなんだろうね?

ほんとだよ。クラスの男子なんて、ずっと『う◯こ』とか『おなら』とか言って大爆笑してるんだけど…。正直、そんなに面白い?

ボクは、おならの音とか聞くとつい笑っちゃうけどなぁ。プッて出た瞬間、空気が変わるよね!

うーん…私はそんなにツボじゃないんだよね。でも男子は毎日飽きもせず同じネタで爆笑してるし…謎すぎる。

男の子と女の子で笑いの感覚が違うところあるよね。今日読む『おだんごとん』はクラスの男の子は大喜びすると思うよ。
📖本に関する基本情報
📚タイトル:おだんごとん
✍️作者:ガタロー⭐︎マン
🏢出版社:マガジンハウス
🎯対象年齢:4歳〜大人
🌱育まれる心の種:✨ことばの面白さ・発想力・ユーモア✨
『おだんごとん』は、ギャグマンガ界の鬼才・漫⭐︎画太郎がガタロー⭐︎マン名義で描く「笑本(えほん)」シリーズの第4弾! 言葉の響きを巧みに使った言葉遊びと、昭和レトロな絵柄、そしてガタロー節全開のギャグが詰まった一冊です。
📚 あらすじ
子どもたちを魅了したガタロー☆マンならではの“言葉遊び”がパワーアップした一冊です。今回のお話は、かわいいケンちゃんの“はじめてのおつかい”。ある日、ケンちゃんはママから『おだんご 5ほん』のおつかいを頼まれます。おつかいするものを忘れないように「おだんご ごほん」「おだんご ごほん」と繰り返し言いながら、ケンちゃんは元気にお店に向かいます。そんなケンちゃんが歩く道の横を「ガタン ゴトーン」「ガタン ゴトーン」と電車が通りました。すると、大変!ケンちゃんの繰り返す『おだんご ごほん』が『ガタンゴトン』とまざって『オダン ゴトン』に変わってしまったのです。ケンちゃん、早くまちがいに気づいてー!!!ケンちゃんはちゃんと『おだんご 5ほん』買って帰れるのでしょうか?
*出版社のホームページより
📚本の感想についての会話🗣️
*以下の感想では、物語の展開について詳しく触れています。ネタバレを避けたい方は、ここから先の内容をお控えいただくことをおすすめします!*

いやあ、絵の迫力。タッチがすごく昭和レトロな感じでインパクトあるよね。

うん、なんか昔の紙芝居みたいな雰囲気! 大きい犬やサザエさんとカツオくんがいたり、だんだんケンちゃんの顔が崩れていくところやお団子屋のお婆ちゃん…インパクトがすごかった(笑)

ケンちゃんが道を進んでいきながら色んな音が混ざっていくうちにだんだん顔が崩れていくんだよね。覚えていた言葉もどんどん変わってもう完全にワケわかんなくなっちゃっているのが最高(笑)

ケンちゃん、最初はちゃんと『おだんご 5ほん』って覚えてたのに、電車の音につられて『オダン ゴトン』ってなってから、どんどんカオスになっていく(笑)

そうそう! で、最後に正気に戻ってちゃんと注文できるのかと思ったら…結局アレで締めるんだよね(笑)

『へでたし、へでたし、おしまい』! これ、笑本シリーズの定番パターンだよね!

ガタロー⭐︎マンさんの作品はしつこいくらい繰り返すことで湧き上がってくる面白さを徹底して追求しているよね。あーやっぱりこうなるか!って笑っちゃう。そして実は、次作で大活躍する猫のチャコちゃんがここに伏線として登場してるんだよな。

あ、続きがあるんだ! なんかいろんなページで可愛い猫いるなあと思っていたけど。

さすがガタロー⭐︎マン先生、ただのギャグだけじゃなくてシリーズものとしての繋がりもしっかり作り込んでいるんだね。楽しみ!
✨管理人の心に残った言葉、場面✨
「きょうはもうへいてんだよ‼︎!へーてん‼︎!」
ーお団子屋のお婆ちゃんがケンちゃんを「おなら」で追っ払う場面

ガタロー⭐︎マンさんの笑本シリーズといえば、最後のオチは絶対「おなら」!どんなに話がカオスになっても、おならが出たらすべて丸く収まる(?)。このシンプルだけど強烈な笑いの破壊力、子どもたちの心をガッチリ掴むんですよね。
それにしても、お母さんの顔色が明らかに悪いし、玄関にはなぜかめちゃくちゃデカい犬がいるし、ツッコミどころ満載!どのページを開いても細かいネタが仕込まれていて、大人もついクスッとしてしまいます。
そして、何気なく登場していた猫のチャコちゃんが、次作でまさかの大活躍…!そう、実は『おだんごとん』にはシリーズをつなぐ伏線が隠されていたんです。これはもう、続けて読まないと気が済みません。シリーズを通して読むと、笑いが何倍にも膨らむ一冊でした!
📝ちょっと深掘り!
🟢 シリーズ情報
『おだんごとん』に続く『おだんごとんリベンジ』は、ガタロー☆マンによる「笑本(えほん)」シリーズの第5弾で、2024年11月21日に発売。『おだんごとん』でおつかいに失敗した少年ケンちゃんが、再び「おだんご5本」のおつかいに挑戦する物語です。今回は、新たに猫のチャコちゃんが登場し、ケンちゃんをサポートします。
🟢 作者ガタロー☆マンさんの他の作品とこれまでの作歴
ガタロー☆マンは、ギャグマンガ界の鬼才として知られる漫☆画太郎が、絵本作家として活動する際のペンネームです。2020年12月に「笑本(えほん)おかしばなし」シリーズ第1弾『ももたろう』で絵本作家デビューを果たしました。この作品は「第14回MOE絵本屋さん大賞2021」で新人賞第1位を受賞し、シリーズ累計28万部を超えるヒットとなっています。
シリーズ第2弾として2021年7月に『おおきなかぶ~』、第3弾として2022年2月に『てぶ~くろ』が出版され、いずれも好評を博しています。
ガタロー☆マンは、「悲劇は喜劇に、喜劇は超喜劇に!」をコンセプトに、世界中の昔話をハッピーエンドに変える独自の解釈を加えた絵本シリーズを展開しています。「子どもの笑顔を守るためニコリン星からやってきた宇宙人であり、悲しい結末が大嫌いで、世界中の昔話をハッピーエンドに変えようと企んでいる年齢不詳・性別不明のスーパーヒーロー」という設定もユニークです。
📚 参考: 誠文堂新光社
なお、漫☆画太郎としては、1990年に『週刊少年ジャンプ』でデビューし、『珍遊記 -太郎とゆかいな仲間たち-』や『地獄甲子園』などの作品で知られています。
📚 参考: Wikipedia
まとめ
『おだんごとん』は、言葉遊びの楽しさと、ガタロー⭐︎マンさんの圧倒的な画力が詰まった爆笑必至の1冊!続編の『おだんごとんリベンジ』とセットで読む事をお勧めします。
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