『もこ もこもこ』|レビュー|100万部超えの名作!音と形が楽しいロングセラー絵本

言葉のリズムと不思議な形が楽しい絵本

🔍 こんな人におすすめ!

• 言葉のリズムやオノマトペが大好きな子ども

• 音の響きやリズムを楽しむ絵本を探している人

• 言葉がまだ話せない赤ちゃんでも楽しめる絵本を探している人

読むたびに違う発見!音と形が生み出す、ふしぎで楽しい世界📖✨

💭 この本を読むきっかけ 

はる
はる

パパ、見て!これ、今日学校で描いた絵!

パパ
パパ

おお、すごいね!色がいっぱいで、なんだか動き出しそうな感じだね。

アイシ
アイシ

音が聞こえてくるようだね。赤いのはドーン!とか青いのはシャキーン!とか。

はる
はる

うん、黄色はピカッ!とかね。

パパ
パパ

リンもアイシも、色と音を一緒に感じられるなんて、芸術的なセンスが高いね。でもね、色も音も一緒に楽しめるって言えば、まさに今日紹介する絵本『もこもこもこ』だ!

はる
はる

もこもこ…白かピンク色のイメージがする。

パパ
パパ

それはね、絵本を開けたらわかるよ!“もこもこ”がふくらんで、“ぱちん!”と音がはじける。ページごとにカラフルな色とオノマトペが広がるから、まるで絵と音の遊園地だよ!


📖本に関する基本情報

📚タイトル: もこ もこもこ

✍️作者: 谷川俊太郎(文)

🖼️: 元永定正

🏢出版社: 文研出版

🎯対象年齢: 0歳~大人

『もこ もこもこ』は、シンプルな言葉とユニークなビジュアルが組み合わさった、音と言葉の面白さを体感できる絵本です。谷川俊太郎さんのリズミカルな言葉と、元永定正さんのカラフルな抽象画が、見る人の想像力を刺激します。

🌱育まれる心の種

想像力、言葉のリズム感

あらすじ

もこっと現れた形や色がページごとに変化し、まるで言葉と絵がダンスしているような感覚を楽しめる絵本です。シンプルな構成ながら、言葉の響きやリズムが繰り返され、読者をどんどん絵本の世界へ引き込みます。


📖 本の感想についての会話🗣️

はる
はる

この絵本、言葉が短いのにすごく印象に残るよね!『もこっ』とか『ぷーん』とか、読むと楽しい!

パパ
パパ

実はパパも幼稚園の頃にこの絵本を読んで大好きだったんだよ。絵の色合いや『もこっ』っていう音、不思議な世界観がずっと頭に残ってる。

アイシ
アイシ

パパが昔好きだった絵本なんだ!なんだか絵本って、時代を超えて親子でつながるものなんだね。

はる
はる

パパも私と同じように、この絵本を楽しんでいたんだね!なんだか不思議な感じ。

パパ
パパ

うん、昔読んでた時のことを思い出しながら、今リンが同じように楽しそうに読んでるのがすごく嬉しいよ。

アイシ
アイシ

ぼくもこの絵本を読むとワクワクしちゃう!特に絵が動いてるみたいに見えるところ!

はる
はる

ページをめくるたびに形が変わっていくのが面白いよね!パパが子どもの頃、どのページが一番好きだった?

パパ
パパ

やっぱり、一番大きく『もこっ』ってなるところかな。それを真似して自分で『もこっ!』って声を出してたよ。はるも小さい頃、何度も『もこっ』って真似してたなぁ。

はる
はる

あと、色がすごく鮮やかで、ページごとに変わるからどんどん引き込まれるよね。特にあの赤色が印象的!

パパ
パパ

うん、元永定正さんの絵は色の使い方が独特で、ただ鮮やかなだけじゃなくて、動きやリズムを感じさせるのがすごいよね。

アイシ
アイシ

ぼくも、あの黄色いページが好き!なんだか元気が出る色だよね。絵本って本当に色の力を感じるなぁ。

はる
はる

うん。色で気持ちが変わるのが面白いよね。明るいページだと楽しくて、暗いページだとちょっと落ち着く感じがする。

パパ
パパ

そうそう。色と形、言葉のバランスが絶妙だから、読みながらいろんな感情が湧いてくるよね

アイシ
アイシ

ぼくもカエルの緑色を探しちゃった!やっぱりぼくには緑が一番落ち着く色だなぁ。


✨ 管理人が心に残った言葉、場面

しーん もこ もこもこ にょき もこもこもこ にょきにょき ぱく もぐもぐ つん ぽろり ぷう ぎらぎら ぱちん! ふんわ ふんわ ふんわ ふんわ しーん もこ

ー言葉にならない音や擬態語だけで、絵と一緒に物語が進んでいく『もこもこもこ』のオノマトペ

管理人JUN
管理人JUN

こんなにも言葉が少ないのに、場面がありありと頭に浮かぶ不思議な感覚!「もこ」「にょき」「ふんわ」など、音そのものが生き物みたいですよね。特に「ぽろり」「ぷう」の瞬間には何が起きたの!?とページをめくる手が止まりません。静けさの中に生まれる言葉たちのリズムに、まるで自分も物語の中で遊んでいるような気分になりました。

📝ちょっと深掘り!

🟢 『もこ もこもこ』とは?

『もこ もこもこ』は、詩人の谷川俊太郎さんが文を、画家の元永定正さんが絵を手掛けた絵本で、1977年に文研出版から刊行されました。この作品は、擬音語と抽象的な絵だけで構成された独特の世界観が特徴で、発売当初は大人から戸惑いの声もありましたが、子どもたちの間で人気を博し、累計100万部を超えるロングセラーとなっています。

📚 参考: 文研出版公式サイト

🟢 作者・谷川俊太郎さんについて

谷川俊太郎さんは、1931年東京生まれの詩人で、1952年に詩集『二十億光年の孤独』でデビューしました。詩作のほか、絵本、翻訳、作詞、脚本など多岐にわたるジャンルで活躍しています。『もこ もこもこ』について、谷川さんは「最初に、子どもたちに受けたんですよね。大人には、どうやって読んだらいいのかわからないと言われました。ただ、子どもが面白がるから仕方なく与えるといったようでした。子どもに選んでもらった本ですね。」と語っています。

📚 参考: ミーテカフェインタビュー

🟢 画家・元永定正さんについて

元永定正さんは、1922年三重県生まれの画家で、具体美術協会のメンバーとして活躍しました。抽象絵画の第一人者として知られ、その独特な色彩感覚と形状で多くの作品を生み出しました。『もこ もこもこ』の絵について、元永さんは「絵本は家庭に美術を浸透させるチャンス」と述べており、抽象画を通じて子どもたちの感性を育むことを意識していたようです。

📚 参考: みんなの学び場美術館

まとめ

まとめ

『もこ もこもこ』は、シンプルな言葉と形だけでここまで楽しめるのか!と驚かされる一冊。ページをめくるたびに広がる「もこ」「にょき」「ぱちん」などのオノマトペと不思議な形が、言葉のリズムや響きの面白さを感じさせてくれます。

大人が読んでも「これは何を表しているんだろう?」と考えさせられ、子どもと一緒に読みながらさまざまな想像がふくらむのも魅力のひとつ。まだ言葉を話せない赤ちゃんでも、耳で聞いて、目で見て、じっくり楽しめるのがこの絵本のすごいところです。

100万部を超えるロングセラーには、それだけ多くの人を惹きつける理由がある。この絵本を読むと、その理由が自然と伝わってくるはず。読むたびに発見がある、そんな魅力が詰まった一冊です📖✨

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