誰かのための行動が、最高のグルーヴを生むって話
🔍こんな人におすすめ!
🌱 お子さんへ
- 楽しいお話が好きな子に
- クリスマスの雰囲気をたっぷり楽しみたい子に
👨👩👧👦 親や祖父母の方へ
- 子どもと一緒に笑えるクリスマス絵本を探している方に
- 行事にちなんだ絵本で季節を感じさせたいときに
📚 先生や保育士の方へ
- 読み聞かせで盛り上がる、オチのある絵本を探している方に
- クリスマス前のイベントやおはなし会にぴったりの一冊を探している方に
🌍 すべての人へ
- ちょっと変わった視点で描かれる“クリスマス”を味わいたい方に
- ほのぼの×ドタバタが同居する、笑ってあたたかい気持ちになれる物語を楽しみたい方に
📖 まとめ
クリスマスとおばけがまさかの共演!?
笑って、ほっこりして、心もぽかぽか。
冬の夜に読みたい、めがねうさぎのにぎやかな一冊です。
📖本に関する基本情報
📘 本に関する基本情報
- 📖 タイトル:めがねうさぎのクリスマスったらクリスマス
- ✍️ 作者:せなけいこ
- 🏢 出版社:ポプラ社
- 🎯 対象年齢:3歳ごろ〜
- 🌱 育まれる心の種:
- 想像力
- ユーモア
- 季節行事への関心
『めがねうさぎのクリスマスったらクリスマス』は、せなけいこさんの切り絵が魅力的な、クリスマスを舞台にした物語です。不思議な出会いや冒険を通じて、めがねうさぎの成長とクリスマスの魔法を感じられる一冊です。
📚あらすじ
クリスマスの夜、子どもたちはサンタさんがプレゼントを届けにくるのを楽しみにまっています。ところが、サンタさんはうっかりしてくまさんのいえでグーグージュースをのみ、ぐっすりねむってしまったのです…。めがねうさぎとおばけがとった行動は…。
📚 えほん深掘りトーク
※以下の感想では、物語の展開について詳しく触れています。

皆さん、こんにちは!『今日は何読もう?』の時間です。今回は、クリスマスの夜にサンタクロースのお手伝いをするうさぎやおばけたちを描いた、せなけいこさんのわくわくする絵本『めがねうさぎのクリスマスったらクリスマス』(ポプラ社/2002年)をご紹介します。

お、『めがねうさぎ』! 僕が子供の頃からありますよ。せなけいこさんのおばけって、なんか憎めないんですよね。

『クリスマスったらクリスマス』って、タイトルが面白いね。 サンタさん、プレゼント間違えないでよー。

へい、らっしゃい。年の瀬でやすね。サンタさんもお忙しいこって。こちとら、師匠への『お歳暮』を何にすっかで頭がいっぱいでさぁ。

クリスマスねぇ。街中が浮かれてやがるが…まぁ、この『めがねうさぎ』のソウルが本物かどうか、確かめてやるぜ。
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Scene 1 — サンタさん、まさかの失態

いやあ、まさかの展開でしたね。クリスマスの主役であるサンタさんが、早々に寝てしまうなんて。

こぐま用のジュースを間違えて飲むって…サンタさん、うっかりが過ぎますよ。この重大なミッションの夜に。

ダメじゃん! プレゼント配るのが仕事でしょ。大人が仕事中に寝てたら、普通怒られるよね?

年中無休、ワンオペ配送だろ? ブラックな労働環境に一石を投じる、社会派なオープニングだ。悪くないぜ。
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Scene 2 — 巻き込まれたおばけ

そして、せなけいこさんの作品には欠かせない『おばけ』の登場ですね。今回もいい味を出していました。

ツリーごと持ってこられちゃうって、すごい災難ですよね。でも文句も言わずに付き合ってくれる、いいヤツだ。

いやはや、お見事。気がついたら高座に担ぎ上げられてた、なんてぇウチの師匠みてぇだ。逃げ場がねぇんでやすよ。
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Scene 3 — 頼もしい(?)助っ人、おばけ

『しかたないわ』と、うさこがサンタさんの代わりを務めようと決意するシーンが印象的でした。

うさこ、えらいよね。でもさ、サンタの服とかソリとか、どこから持ってきたの? 準備良すぎじゃない?

はる、そこはファンタジーのお約束だよ(笑)。『サンタクロース・イズ・デッド』状態からの、見事なミッション継承だ。
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Scene 4 — おばけの意外な才能

うさこを乗せたソリを、おばけが引いて空を飛ぶシーンは圧巻でした。

おばけって、トナカイの代わりもできるんだ…。なんか、万能すぎない? おばけがいれば大体解決するじゃん。

フン。まあ、あのおばけの飛行(フライト)には、ロックなソウルを感じなくもない。縛られず、自由に飛ぶってワケだ。
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Scene 5 —『めがねうさぎのクリスマスったらクリスマス』のプレゼント

そして最後に、うさこがもらったプレゼントも、なんとも『めがねうさぎ』らしいものでしたね。

まさかの『アレ』が山積みでしたね(笑)。サンタさん、うさこの好み、よく分かってるなぁ。

えー、私だったらいらないかも…。でも、うさこは嬉しそうだったから、まあいっか。
まとめ

せな けいこさんの『めがねうさぎのクリスマスったらクリスマス』。ハプニングも笑い飛ばしてしまう、おおらかで温かい一冊でした。

サンタさんが寝ちゃうって、すごい発想ですよね。子どもが『サンタさん本当に来るかな?』って心配し始めたら、これを読んで和ませたいです。

うさこ、かっこよかった! 私もサンタさんのお手伝いなら、してあげてもいいかなー。

いやはや、これにて一件落着。うさこ姐さんの機転と、おばけさんの働きに、今夜は『おひねり』を奮発したい気分でやす。

フン。トラブルさえもグルーヴに変える…それがロックってもんだ。この絵本、なかなかやるぜ。

それでは、また次回。『今日は何読もう?』でお会いしましょう!
✨心に残った言葉、場面✨
いそがしかったけど、サンタさんのかわりなんてさいこう‼︎
ーうさことおばけが一生懸命、プレゼントを届ける場面

おばけがうさこを乗せて、空に止めてあるサンタさんのそりまで運んでいく場面。
そりを得意げに運転するおばけの顔が、もうたまらなく楽しそうで。
ドタバタしてるのに、ちゃんと使命感があって、かわいくて、頼もしくて──
こういうおばけなら、一緒についていきたくなるなぁって思わせてくれました。
📝ちょっと深掘り!
📝ちょっと深掘り!
『めがねうさぎのクリスマスったらクリスマス』は、「ねないこだれだ」などで知られるせなけいこさんによる〈めがねうさぎシリーズ〉の一作。なんと今回は、あの“おばけ”がサンタさんのかわりに、そりでプレゼントを届ける大活躍ぶり!
せなけいこさんといえば、ちょっぴり怖くて、でもどこか憎めない“おばけ”たちが印象的。本作でも、おばけはうさこと一緒に困っているサンタさんを助けようと一生けんめい。そりを得意げに運転する表情には、悪さとは無縁の無垢な一生懸命さがにじんでいます。
ちなみに、貼り絵やちぎり絵で構成された独特のビジュアルも健在。夜空や雪景色、プレゼントを届けるドタバタ感が、素朴な素材と手作業の温かみで生き生きと描かれています。
おばけ×クリスマスという意外な組み合わせも、せなけいこさんの手にかかると、どこか納得。こわいけれどやさしくて、おっちょこちょいだけど頼れる──そんな「せなけいこ流・おばけの魅力」が詰まった1冊です。
絵本の感想
サンタさんがこぐまのジュースを飲んでぐっすり寝ちゃって、おばけがそりを運転して、うさこが乗ってプレゼントを配っているなんて。もう、その情報、全部おもしろすぎます。
特に、そりに乗ってるおばけの顔が、すっごく得意げなのがたまりません。「ぼく、ちゃんとやってますよ」っていう、あの誇らしげな感じ。
自分ができることで、誰かを喜ばせようって思えるだけで、なんだかすごく心があたたかくなります。
クリスマスって、サンタさんだけが主役じゃないのかも。おばけでも、子どもでも、私にだって、誰かを助ける役ができる。そんなふうに思わせてくれる、優しくて楽しいクリスマスの絵本です。
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✍️この記事を書いた人
juniwa(ジュニワ)
娘との読み聞かせをきっかけに、絵本の魅力にどっぷりハマっています。
子どもも大人も楽しめる、心に響く絵本を日々探しています。
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