親子で楽しむ読み聞かせに最適!
こんな人におすすめ!
お子さんへ
リズムにのって繰り返し読むのが楽しい!はじめての言葉遊び絵本にもぴったり。
親や祖父母の方へ
「もう一回読んで!」が自然に引き出せる絵本です。ごはんやおやつの前に読むと盛り上がるかも!?
先生や保育士の方へ
言葉のリズムや音の楽しさを伝えるのに最適!短くて繰り返しが多く、年少さんにも◎
元気になりたい人に
理屈抜きで元気になりたい日におすすめ!
この本を読むきっかけ

お、こうた、いらっしゃい。

いちご食べたい!

ははは。こうた、この間遊びに来た時もいちご食べたい!って言っていたよね?

こうた、そんなにいちごばっかり食べていると「いちごこうた」になっちゃうぞ〜!

え、ぼくいちごになるの?やったあ!いちご大好き!

でも、食べられないように気をつけてね。

じゃあ、こうたの頭にホイップクリームのせちゃお〜っと!

あはは、じゃあちょうどいいかも。今日読む絵本はね、その名も『いちごりら』っていうんだよ〜。
本に関する基本情報
タイトル:いちごりら
作者: 作/麻生 かづこ 絵/かねこ まき
出版社:ポプラ社
対象年齢:2〜6歳
育まれる心の種: ことばあそびの楽しさ、ユーモア、表現力、想像力
あらすじ
いちごのすきな ごりらさん
いっぱいいっぱい たべたらね
いちごりらになっちゃった!
リズミカルな展開とシュールなイラストで、見れば見るほどクセになる!
ことばあそびと迫力ある絵変わりが楽しい、読み聞かせで大人気の絵本。
出典:ポプラ社公式サイトより
本の感想についての会話
※以下の感想では、物語の展開について詳しく触れています。

ぷう〜。いちごりらすごかった!ぼくも「いちごうた」

もういっそ「いちごうたパフェ」にしちゃうよ!

はいはーい、ホイップのっけますね〜、チェリーものせちゃお〜っと

メニュー表つくっとくか〜!
「いちごうた」は春限定メニューになります。

でも、『いちごりら』ページをめくった後の変身っぷりが面白かった!

そうそう!表情とかポーズが面白くて、ページをめくるたびに笑っちゃったよね〜。絵だけでもツッコミたくなるレベル!周りの動物たちのリアクションが良いんだよね。

絵がリアルなんだけど、ゴリラが服を着て紅茶を飲んでいたり、うさぎがバレエ踊っていたり、シュールなシチュエーションがクセになる楽しさだよね。

こうたも「もう1回!」がこれで3回続いている(苦笑)そろそろこうた、絵本読むの終わろう?

やだ。もう1回!

いちごうた、読みすぎたらジャムになっちゃうよ!

じゃあぼく、いちごジャムになる!…なんちゃってね。
管理人が心に残った言葉、場面
いちごのすきな ごりらさん いっぱいいっぱい たべたらね いちごりらになっちゃった!
ーごりらの顔がいちごみたいに真っ赤になっちゃった場面

タイトルにもなっているこの一文、初めて読んだとき「んなアホな!」と心の中でツッコまずにいられませんでした(笑)
でも、子どもと一緒に声に出して読むとリズムが気持ちよくて、何度も繰り返したくなります。
ことばあそびの楽しさと、ナンセンスな展開がクセになる、絵本らしい魅力がぎゅっと詰まった場面です!
ちょっと深掘り!
『いちごりら』は、2022年にポプラ社から刊行されました。
作者の麻生かづこさんは、読み聞かせボランティアをきっかけに創作活動を始められた方で、「子どもたちが笑ってくれる瞬間」を大切に絵本をつくられています。
この作品でも、声に出して読むリズムの気持ちよさと、ナンセンスな展開が見事に融合。笑ってしまう変身の連続に、子どもも大人も自然と笑顔になる一冊です。
参考:麻生かづこ 公式サイト
イラストを手がけたのは、絵本作家・イラストレーターのかねこまきさん。
日常の中にあるユーモアや、子どもの“あるある”をやわらかいタッチで描く作風が魅力です。
『いちごりら』では、ごりらの表情や動きのユニークさに加え、背景に描かれた動物たちのリアクションなど、細かい部分まで遊び心が詰まっています。
参考:かねこまき 公式サイト
まとめ
タイトルからすでにインパクト抜群の『いちごりら』。
「なんでいちご食べたらごりらが変身するの?」…っていう疑問は、この本では無用!
理屈抜きで楽しめるからこそ、子どもの想像力も笑顔もぐんぐん広がっていく気がします。
まだ読んだことがない方は、ぜひ声に出して楽しんでみてくださいね。絵本の時間がもっとにぎやかになりますよ!
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