『ぐりとぐら』|レビュー|子どもから大人まで愛され続けるロングセラー絵本

日本中で愛される、小さな野ねずみの大きな冒険

🔍 こんな人におすすめ!

• シンプルだけど温かみのあるお話が好きな人

• 長く読み継がれている、ロングセラー絵本を手に取りたい人

• 昔読んだ思い出の絵本を、自分の子どもと一緒に楽しみたい人

子どもの頃に読んだ人も、大人になってもう一度読みたくなる一冊🐭🥞✨

💭 この本を読むきっかけ

パパ
パパ

最近はめっきり寒くなってきたから、温かい料理が美味しい季節だよね。

はる
はる

うん!ホットケーキとか焼きたてのパンとか、あったかくて甘いものが食べたくなる。

アイシ
アイシ

ぼくはふわふわのカステラが食べたいな!甘くておいしいんだ。

パパ
パパ

カステラといえば今日紹介する絵本にも美味しそうなカステラが出てくるよー。


📖本に関する基本情報

📚タイトル: ぐりとぐら

✍️作者: 中川 李枝子(作)

🖼️大村 百合子(絵)

🏢出版社: 福音館書店

🎯対象年齢: 3歳~小学校低学年

『ぐりとぐら』は、多くの世代に愛され続けているロングセラー絵本です。野ねずみのぐりとぐらが見つけた大きなたまごを使って作るカステラの物語は、子どもも大人も一緒に笑顔になれる一冊です。

🌱育まれる心の種

協力する心、分かち合いの楽しさ、豊かな想像力

あらすじ

野ねずみのぐりとぐらは、お料理が大好き。ある日、森で大きなたまごを見つけます。ぐりとぐらはそのたまごを使って、みんなが大好きなカステラを作ることにしました。大きな鍋で焼き上がったカステラの甘い匂いに誘われて、森の仲間たちが次々に集まってきます。みんなでカステラを分け合って食べる、幸せいっぱいの物語です。


📖 本の感想についての会話🗣️

はる
はる

ぐりとぐらって、本当にお料理が大好きなんだね!ぼくらのなまえはぐりとぐら~♪歌い出すシーンが好き。

アイシ
アイシ

カステラがふわふわでおいしそうだったなぁ!ぼくもぐりとぐらみたいに、大きなカステラを作ってみたい!

パパ
パパ

お料理の楽しさがあふれていて、読んでるこっちも楽しくなるね。

はる
はる

森のみんながカステラの匂いにつられて集まってくるところも好き。みんなで分け合って食べるのがすごく楽しそうだった!

パパ
パパ

うん、ぐりとぐらはちゃんと分け合う楽しさを知ってるんだよね。みんなで食べると美味しいからね。

アイシ
アイシ

森の絵がすごくきれいだったね。自然の中でお料理するのって、なんだか憧れちゃう。

はる
はる

うんうん、大きなたまごでお菓子を作ってみたい!

アイシ
アイシ

僕も!今度は得意料理「きゅうりサラダ」をみんなに振る舞うよ!


✨ 管理人が心に残った言葉、場面

 そうとも、かすてらづくりのぐりとぐら けちじゃないよぐりとぐら ごちそうするからまっていて

ー森中の動物たちがカステラの匂いに惹かれて集まってくる場面

管理人JUN
管理人JUN

この場面、まさに『ぐりとぐら』の魅力がぎゅっと詰まった名シーンですよね!ふんわり甘いカステラの香りに森じゅうの動物たちが集まってくる光景は、読んでいるだけでワクワクしてしまいます。そして何より、「けちじゃないよ ぐりとぐら」という言葉が、ぐりとぐらのやさしさと、おすそわけの精神を象徴していますよね。カステラを焼くのはふたりだけど、それを独り占めするのではなく、「みんなで食べよう!」と自然に考えるところが素敵ですよね。

そして、カステラの香ばしいにおいがページの向こうから漂ってくるような感覚も、この場面の魅力。読んでいると、自分も森の動物たちと一緒に、ぐりとぐらのカステラを味わいたくなりますね!

📝ちょっと深掘り!

🟢 『ぐりとぐら』とは?

『ぐりとぐら』は、中川李枝子さんが文を、大村百合子さんが絵を担当し、1963年に福音館書店から出版された日本の名作絵本です。シンプルなストーリーながら、「料理の楽しさ」「分かち合う喜び」といった普遍的なテーマを温かく描き、世代を超えて愛され続けています。

🟢 「ぐりとぐら」という名前の由来

作者の中川李枝子さんは、保育士としての経験を活かし、子どもたちに親しみやすい名前を考えました。ある日、「リズムがあって、楽しい響きの名前がいいな」と思いながらアイデアを練っていたところ、「ぐりとぐら」という音の響きが生まれたそうです。この語感の良さが、今でも多くの子どもたちに愛される理由の一つかもしれません。

📚 参考: 朝日新聞デジタル インタビュー

🟢 カステラの魅力と「分かち合う」喜び

物語の中で、ぐりとぐらは拾った大きな卵を使ってふわふわのカステラを作ります。この場面が特に印象的なのは、彼らがそのカステラを森の動物たちと分け合うこと。

「けちじゃないよ ぐりとぐら ごちそうするからまっていて」という言葉に象徴されるように、ぐりとぐらにとって食べることはみんなと楽しむことでもあります。これは、「食」を通じたコミュニケーションの大切さを伝える、温かいメッセージとも言えるでしょう。

🟢 ぐりとぐらの文化的影響

『ぐりとぐら』は、日本だけでなく世界各国で翻訳出版され、幅広い世代に親しまれています。また、絵本に登場するカステラのレシピを再現しようとする読者も多く、「ぐりとぐらのカステラ」は絵本を超えて愛される存在となっています。

まとめ

まとめ

『ぐりとぐら』は、料理をすること、食べることの楽しさを、みんなで分かち合う喜びに変える、ぐりとぐらの温かい心が感じられる作品でした。

「このよでいちばんすきなのは おりょうりすること たべること」という言葉通り、ぐりとぐらは大きなカステラを焼き、森じゅうの動物たちと一緒においしく食べます。最初はふたりの「好き」だったものが、最後にはみんなの幸せに繋がっている——この展開がとても素敵ですよね。

また、絵本を読んでいると、ページの向こうからカステラの甘い香りが漂ってきそうな感覚になり、子どもも大人も一緒にワクワクできるのがこの作品の魅力。食べることの楽しさだけでなく、「みんなと一緒に楽しむ」ことの素晴らしさを感じさせてくれる、長く愛される理由がよく分かる一冊でした。

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