
え〜、毎度。本日は2月9日。語呂合わせで「ふく(服・福)の日」なんて言われますが、漫画の神様・手塚治虫先生を偲ぶ「漫画の日」でもございますな。
さて、漫画界に神様がいれば、絵本界にはこの方がいらっしゃいます。代官山のLURF GALLERYで開催中の『五味太郎 絵本出版年代記展 ON THE TABLE』。大好評につき会期が2月15日まで延長され、いよいよラストスパートでございます。
そんな「レジェンド」の創作の原点ともいえる、1973年生まれのカラフルな一冊が、本日ご紹介する『みち』でございます。
📘 本に関する基本情報
書名:みち
✍️ 作・絵:五味太郎
🏢 出版社:福音館書店
🎯 対象年齢:読んであげるなら4才から
📚内容紹介(公式HPより)
著者渾身のデビュー作がハードカバーで登場!
これまで400冊以上の絵本を描いてきた巨人、五味太郎が描いた、28歳のときの絵本作家デビュー作が、ハードカバーで登場です。私たちの前には「みち」があります。せまいみち、ひろいみち、いっぽんみち、わかれみち。人がいかないところにだって、みちはあります。人が通るばかりではなく、ひこうき、きしゃのみちもあります。家の中にだって、たくさんのみちがあるのですね。いろんなみちをさがしてみましょう。

Hey, Hey, Hey! 甘いぜ、Little Lady! 常識のルールブックに縛られてちゃ、この「ピコリ」の世界では生き残れねぇぜ!
📚 えほん深掘りトーク
※以下の感想では、物語の展開について詳しく触れています。
オープニング:展示会の感動を抱えて、本屋さんへダッシュ!

ただいまー! いや〜、先日の「五味太郎展」、最高すぎて……その足で本屋さんに飛び込んで、目についた五味さんの絵本、大人買いしちゃったよ!

えー、パパすごい荷物! ママに怒られるよ? ……でも、なんかこの表紙、色がきれい!

Hey, Little Lady. 心配するな。あのExhibitionを見たら、誰だってSoulに火がつく。本屋へRunするのはRockerとして正しい行動だ。で、その戦利品の中から今日はこの『みち』をPick upするってわけか?

え〜、毎度。興奮冷めやらぬパパさんですが、このチョイスは渋いようでいて、実は華やかですな。表紙のタイトルのデザインからして、ただならぬセンスを感じますよ。
—————————————————————–
メインセッション「行き方はひとつじゃない!」

そうなんだよ。最初は「せまいみち」「ひろいみち」って始まるけど、ページをめくるたびに驚かされるんだ。「かわも みちだ」のページを見てごらん。

かわはふねのみちだ。

僕らは普段「道=アスファルトの道路」って思い込んでるけど、空にも、川にも、道はあるんだよね。

……ねえパパ、ちょっと気になったんだけど。この絵本、色はすっごくカラフルなんだけど、ところどころ「白くぬり忘れた」みたいなところがない?

えっ? 塗り忘れ?(ページをよく見る)……あ、本当だ。きっちり塗られているようでいて、ふっと「塗り残し」のような白い部分があるね。背景も真っ白なページが多いし。

五味さん、インクなくなっちゃったのかな?

でも不思議と、この「白」があるから、ごちゃごちゃしてても見やすい気がするなぁ。

ほほう。これは「塗り忘れ」じゃございませんよ、お嬢ちゃん。
落語でいう「間(ま)」と同じです。あえて描かない、あえて塗らない。その「隙間」にこそ、意味があるんでげすよ。

この「White Space(余白)」こそが、五味太郎のMagicだ。
よく見てみな。カラフルな色面の中に混じる、その「白い部分」。
それは単なる背景じゃない。「これから誰かが通るかもしれない道」に見えてこないか?

なるほど!そこが「通り抜けられる場所」「まだ何にも染まっていないルート」であることを暗示してるのか。行き詰まったと思っても、頭を柔らかくすれば、そこには必ず「新しいルート(可能性)」があるんだって教えられてる気がするよ。

いやはや、深い。視点を変えれば、万物に道は通じているんですな。大人はすぐ「行き止まりだ」なんて嘆きますが、これを見ていると「いやいや、まだ手はあるぞ」と勇気づけられます。

「ここも道になり得るぜ?」っていう、五味さんからの無言のMessageさ。So Cool…!
🎸 GIB’S ROCKER ROOM


Listen! この絵本が世に出たのは1973年。 五味太郎というLegendがキャリアをスタートさせたばかりの、まさに「Original Punk」な一冊だ。
注目すべきは、その色彩設計(Color Design)。 背景を白く残すことで、主役となる「道」や「乗り物」のカラフルさが際立っている。 特に家の中の配管が入り乱れるページは、機能美と遊び心が共存したMasterpieceだぜ。 眺めているだけで、脳みそのシワが伸びていくような「Visualの柔軟体操」だぜ!「道は人間が作るものだけじゃない」というメッセージを、このPopなビジュアルで届けてくる。五味さんのDesignは、50年以上経っても全く色褪せない、永遠のAnthemだぜ!
TBSポッドキャストで、五味さんが自らこの『みち』について語ってる回があるんだ。
👇 ここをClickしてCheck it out!
🍵 アイシの「寸止め」絵本落語


え〜、さてさて。 空にも、家の中にも、見えない道が張り巡らされている。 「八方塞がり」なんて言葉がございますが、この絵本を読めば「八方道路だらけ」だと思えてくるから不思議です。
賑やかな町を抜け、山を越え、最後にページをめくりますと……そこには、ありとあらゆる「みち」が凝縮されたような、目も眩むような大パノラマが広がっております。 そして添えられた最後の五味さんからのシビれるメッセージがこれ。 「さあ、みちを……」

ストーーーップ!!そのラストの「抜け感」! ここまでカラフルで高密度な絵を見せておいて、最後にドーンと広がるあの開放感(Release)! それこそがこの曲(本)のエンディングだ。全てを話すんじゃねぇ。

てやんでぇ! 最後の大見得を切らせておくんなせぇ!ケロリ。

言葉はいらねぇ。読んだ奴が、自分の足元を見て「よし、行こう」と思えれば、それが答えだ。
🏠 まとめ


「道」っていうのは単なる道路のことじゃなくて、「可能性」のことなんだなぁ。最近仕事で頭が固くなってたけど、この本にマッサージされた気分です。「行き詰まったな」と感じたときこそ、この本を開いてみてください。 きっと「あ、こっちにも行けるじゃん!」という新しい道が見えてくるはずです。
皆さんの本を読んでの感想、コメント欄で楽しみに待っています!
🌟「この本を読んでみたい!」と思ったら🌟
🗯️ あなたの声も聞かせてください!
この絵本を読んで「うちもそうだった!」「このセリフが好き!」
そんな“あなたの声”が、次の誰かの「読んでみたい!」につながります。
読んだ絵本について感じたことをぜひ教えてくださいね✍️
InstagramやXでは #今日は何読もう? での投稿も大歓迎📷
この記事が気に入ったら…
この記事が気に入ったら、ぜひフォローやいいねで応援していただけると嬉しいです!
皆さんのおすすめの本や感想もコメント欄でシェアしてくださいね!
✍️この記事を書いた人
juniwa(ジュニワ)
娘との読み聞かせをきっかけに、絵本の魅力にどっぷりハマっています。
子どもも大人も楽しめる、心に響く絵本を日々探しています。
SNSでも更新情報、トピックを発信中!



