昨年末、私たちの【凸凹絵本会議】で【迷える大人への「心の処方箋」大賞】を贈らせていただいた『ぼく モグラ キツネ 馬』。この物語に命を吹き込んだのは、今、世界から最も熱い視線を浴びるクリエイター・川村元気さんです。
『君の名は。』や『怪物』の製作、そして監督・脚本を務めた『8番出口』の爆発的なヒット。さらに2025年にはカンヌ国際映画祭に選出されるなど、八面六臂の活躍を見せる川村さん。
そんな彼が「翻訳」という形で向き合い続けているのが、このシリーズです。
本日は続編、『きみをわすれない ぼく モグラ キツネ 馬 そして嵐』を丁寧にご紹介します。
世界中の物語を紡いできた川村元気さんが、この「嵐」の物語をどう訳し、私たちの心に届けようとしたのか。今回もいつものメンバーで、この最高の「心の特効薬」をじっくりと味わっていきましょう。
📘 本に関する基本情報
📖 書名: きみをわすれない ぼく モグラ キツネ 馬 そして嵐
✍️ 作・絵: チャーリー・マッケジー 訳:川村元気
🏢 出版社: 飛鳥新社
🎯 対象年齢: 8歳〜
(公式HPより)
あの4人が、ふたたび旅に出る。
自分たちが何を探しているのかはわからない。
ただ、人生はときに難しいこと、お互いを好きなこと、
そしてケーキがしばしば答えになることは知っている。
暗い雲が立ちこめるとき、ぼくは嵐を乗り越えるために
必要なことを思い出せるか?
第1弾以上に美しいイラストと、
つらいときにも心に寄り添ってくれる新しい名言たち。
子どもでも大人でも楽しめる
絵で読む人生寓話、シリーズ第2弾。
📚 えほん深掘りトーク
※以下の感想では、物語の展開について詳しく触れています。
オープニング

はる、温かいココアを淹れたから、一緒に飲もうか。

わーい、ココア!……でもパパ、お外の風が「ヒューヒュー」って窓もガタガタしてて、なんだかお家が壊れちゃいそうで怖いなぁ。

外の荒れ模様には心までカサカサしてしまいがちでげすな。だが、そんな「嵐」のような日こそ、粋な物語の出番でございます。

Hey!冬の寒さはSoulを研ぎ澄ませるが、冷え切ったHeartには熱いビートが必要だぜ。覚えてるか?昨年末の「凸凹絵本会議」で、俺たちが【迷える大人への「心の処方箋」大賞】を贈ったあの一冊を!

9月27日に紹介して大反響だった、チャーリー・マッケジーさんの『ぼく モグラ キツネ 馬』だね。
「助けて」と言う勇気が自分を救う。心に残っているよ。

今回のタイトルは『きみをわすれない ぼく モグラ キツネ 馬 そして嵐』。 厳しい風の中にいる人へ、そっとマフラーを巻いてくれるような続編でございます。

前の本、モグラがケーキの話ばっかりしてたよね。 今度は何のお話なの?

Tonightのセッションは、まさに「Storm(嵐)」がテーマだぜ。 人生というステージで、どう嵐をサバイブするか……。準備はいいかい?針を落とすぜ、心のアンコール・ナンバーだ!
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メインセッション:嵐の中で見つける「自分へのやさしさ」

さて、今回のお話も、あの見覚えのある4人が登場いたします。 ケーキのことばかり考えているモグラさんに、無口なキツネさん、そしてみんなを優しく見守る馬さん…… おや、モグラさんは相変わらずのようで。

あはは! 「ケーキより好きなのは、友だちだけだ」って言ってる!

前作のときもそうだったけど、このモグラさんの食いしん坊っぷりには救われるよね。 そして、チャーリー・マッケジーさんのこの絵! さらさらっと描かれているのに、温もりが伝わってくるんだ。

この手書きのFontもCoolだろ? まるで作者から直接Letter(手紙)を受け取ったみたいなGrooveを感じるぜ。

今度の旅は、タイトル通り「嵐」がやってまいります。
男の子が「なにをやってもうまくできないんじゃないか」としんぱいすれば、馬さんは「きみはやさしい。それがすべて」と静かに語りかける。

前作でも名言が多かったけど、今作も刺さるなぁ。 「じぶんをおもいやることが、いちばんしんせつなことだ」とか…… これくらいシンプルな言葉が逆に伝わるわ。

モグラさんが「一歩ふみだすだけで優勝」だって。 はるも今日、逆上がりの練習一歩やったから優勝!?

Oh, Exactly(その通り)! どんなにHugeな嵐の中でも、「つぎの一歩」が見えるなら、ただそれを踏み出せばいい。 それができないときは「大きく息を吸ってはく」、それが次の一歩になるんだぜ。
🎸 GIB’S ROCKER ROOM


Listen! この本には作者チャーリーのSoulが詰まってる。 実はこれ、前作にインスパイアをくれた愛犬ベニーに捧げられているんだぜ。

あの「モグラ」の着想は、ワンちゃんからきていたんだね。

そして翻訳は、前作に引き続き川村元気氏。 日本語のRhythmを壊さず、かつ深いEmotionを残す……まさに神業のTranslationだ! この本自体が、まるで一つの「愛のケーキ」みたいに丁寧に作られているのさ。
🍵 アイシの「寸止め」絵本落語


4人の旅は険しさを増し、男の子は「嵐がきたら、どうすればいい?」と震えます。 すると馬さんは、優しくこう諭すのでございます。 「嵐がきたら じぶんがだれかをおもいだして。きみは、愛されている子だ」とね。
風が強まり、「つかれちゃった」と座り込む男の子に 、馬さんが「わたしたちの愛はもっと強い」と返し 、ボロボロになりながらも「おたがいに弱さをさらけだせたとき……」と囁き合う。
さぁ、そこで一行が気づく、嵐を乗り越えるための「最強」の正体! そして男の子が問いかけた、「嵐について、いちばんわかったことは?」に対する、答えはと言いますと……!

STOOOOOP!!! [ギターをかき鳴らす音]

てやんでぇ!「嵐についていちばんわかったこと」の答え、言いたいケロ〜!モグラさんが最後に見つけた、とびきりデカいアレのことも言いたいケロ〜!

Hey, Old Frog! そこから先は、この本を手に取って、一文字ずつ手書きの熱(Vibes)を感じながら読むべきエリアだぜ。「青い空がまっている」その瞬間の感動を、安売りしちゃロックじゃねぇ!本屋へGOだぜ!
🏠 まとめ


……ふぅ。読み終わると、なんだか心の凝りがほぐれるような感覚だね 。 一番ハッとしたのは、「いちばんしんせつなのは、じぶんをおもいやることだ」っていう言葉 。 完璧じゃなくても、とっちらかっててもいい 。まずは自分に優しくして、明日への一歩をただ踏み出せばいいんだって思えたよ 。

はるも、パパにやさしくする!だから明日、ケーキ買ってきて!

結局そこか(笑)。でも、そんな「小さな楽しみ」こそが、嵐をやり過ごす大事な鍵なんだろうなあ。
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✍️この記事を書いた人
juniwa(ジュニワ)
娘との読み聞かせをきっかけに、絵本の魅力にどっぷりハマっています。
子どもも大人も楽しめる、心に響く絵本を日々探しています。
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