おふろの時間がもっと好きになる!
🔍こんな人におすすめ!
🌱 お子さんへ:おふろタイムをもっと楽しみたい子に。
👨👩👧👦 親や祖父母の方へ:バスタイムでの会話、探し絵のページで子どもたちと盛り上がりたい方へ
📚 先生や保育士の方へ:子どもたちの自由な発想を引き出す導入にぴったりです。
🌍 すべての人へ:日常の当たり前も、見方を変えれば最高の遊び場になることを思い出させてくれます。
📘 本に関する基本情報
📖 書名:ぼくのおふろ
✍️ 作・絵:鈴木のりたけ
🏢 出版社:PHP研究所
🎯 対象年齢:4歳〜
🌱 育まれる心の種:想像力、ユーモア、発想力
📚 内容紹介
おふろがわいた、ゆがわいた。パンツをぬいで、さあはいろう。でも、まいにちまいにちおんなじおふろ。たまにはちがうおふろにはいりたい。たとえば、ながいおふろはどうだろう? はしまでいってもどってくれば、すっかりからだもあったまる。めいろのおふろはたのしそう。でも、まよっちゃったらのぼせるよ。シーソーぶろ、プリンぶろに、にんじゃぶろ……こんなおふろもあったらいいな。ひこうきずきのにいちゃんは、そらとぶおふろのパイロット。そらとぶおふろで、よぞらへむかってテイクオフ。あれあれ、おふろのせんが、ぬけてるぞ! このままじゃ、おふろがついらくしちゃう。おふろのせんをぬすんだ「アフロ」をさがして! 主人公の男の子がユニークなおふろを考えだして、空の旅へとでかけます。
『しごとば』『続・しごとば』で大人気の鈴木のりたけ氏が描く、奇想天外なおふろの絵本。緻密なイラストで、細部の描画が楽しめます。(PHP研究所HPより)
📚 えほん深掘りトーク
※以下の感想では、物語の展開について詳しく触れています。

皆さん、こんにちは!『今日は何読もう?』の時間です。今回は、毎日のおふろタイムを舞台に、あふれる想像力とユーモアを描いた鈴木のりたけ/作・絵さんのわくわくする絵本『ぼくのおふろ』(PHP研究所/2010年)をご紹介します。

お、鈴木のりたけさんの絵本ですね!『しごとば』シリーズ も大好きですが、この『ぼくのおふろ』も息子の想像力が爆発していて、読んでいて本当に楽しいんですよね。さっそく読んでいきましょう!

あ、大ピンチずかんの作者と一緒の人だ!

『大ピンチずかん』で『おふろが あつすぎる』ピンチがあったけど、この絵本のおふろは楽しそう!
—————————————————————–
Scene 1 — 「あったらいいな」のオンパレード

まずは、男の子の豊かな想像力に圧倒されますね。ながいおふろや、めいろのおふろ、どれもユニークでした。

見開きいっぱいに描かれた『こんな おふろも あったらいいな』のページ、あそこは圧巻ですよね。子どもと『どれに入りたい?』って指差しするだけで時間が経っちゃいます。
—————————————————————–
Scene 2 — 『ぼくのおふろ』は家族のためのおふろ

自分の想像だけでなく、ママには『おてつだいぶろ』、パパには『おふろの でんしゃ』 と、家族を思う優しさも描かれているのが素敵です。

わたしは『ふんすいぶろ』がいいな!あと『なみぶろ』もたのしそう!

おてつだいぶろ、すごいよね。ぼくもきゅうりを自動でスライスしてくれるお風呂がほしいな。

『おふろの でんしゃ』、毎日乗って帰りたいですよ(笑)『あいてる せきがないときは はだかで まつしかないけれど』 というオチも笑っちゃいました。
—————————————————————–
Scene 3 — 『ぼくのおふろ』で壮大な空の冒険

そして物語は、にいちゃんと乗る『そらとぶおふろ』 で、壮大な冒険へと発展していきます。

もじゃもじゃあたまのひと、どこにいるのー!って探しちゃった!

ビルやゆうえんち、おしろにまで隠れてて、見つけるのが大変だったよ!
——————————————————————
Scene 4 — 『ぼくのおふろ』が教えてくれる「いちばん」

宇宙まで飛んでいく 壮大な想像の旅でしたが、最後の締めくくりがまた、心に温かいですよね。

『パパやにいちゃんとはいる おふろが やっぱり いちばん』この一言に、家族の温かさが詰まっていてジーンとします。
—————————————————————-
Scene 5 —『さむがりやのサンタ』が見せる「働く」ということ

この絵本は、夢やファンタジーでありながら、すごく現実的な『働く大人の姿』を描いているのがユニークですよね。

そうですね。『大変だ』『嫌だな』って思いながらも、自分の責任を果たして、最後はホッと一息つく。大人が読んでも共感できる部分が多いよ。
—————————————————————-
まとめ

『さむがりやのサンタ』、いかがでしたか? ぼやきの中にも優しさが詰まった、クリスマスに欠かせない一冊ですね。

うん。今年のクリスマスは、子どもと一緒に『サンタさん、今どのへんで文句言ってるかな?』なんて話してみるのも面白いかもしれないね。

ふふ、素敵ですね。今日も、素敵な絵本との出会いをお届けしました。次回もまた、皆さんの心に響く一冊をご紹介しますので、どうぞお楽しみに!それではまた〈今日は何読もう?〉でお会いしましょう!
🗯️ あなたの声も聞かせてください!
この絵本を読んで「うちもそうだった!」「このセリフが好き!」
そんな“あなたの声”が、次の誰かの「読んでみたい!」につながります。
読んだ絵本について感じたことをぜひ教えてくださいね✍️
InstagramやXでは #今日は何読もう? での投稿も大歓迎📷
✨心に残った言葉、場面✨
「あんなおふろ こんなおふろ おふろが いろいろ
でもね どんなかたちのおふろより・・・・・・・
パパやにいちゃんとはいる おふろがやっぱり いちばん 」
ー最後、家族で遊ぶいつものお風呂の場面

宇宙まで冒険し、犯人からおふろのせんを取り返した男の子。あれだけ奇想天外なお風呂を夢見ていたのに、彼が最後に行き着いたのは「家族と入るいつものお風呂」でした。 どんなにすごい想像(バーチャル)の世界よりも、家族と過ごす日常(リアル)の温かさには敵わないという事ですね。
📝ちょっと深掘り!
『ぼくのおふろ』の作者、鈴木のりたけさんは、独特のユーモアと緻密な描き込みで人気の絵本作家です。
『しごとば』シリーズ(ブロンズ新社) など、社会や物事の裏側を深く、面白く見せてくれる作品を多く手掛けています。
鈴木さんの作品は、日常にあるものを起点に、どこまでも想像力を広げていくのが特徴です。『ぼくのおふろ』も、お風呂という日常的な空間から、宇宙までも飛び出してしまう壮大なスケール感が魅力です。
その根底には、「当たり前」を疑い、新しい視点を見つけ出すことの楽しさを伝えたいという、作者の想いが感じられます。
絵本の感想
絵本『ぼくのおふろ』を読むと、いつもの日常に「想像力」をほんの少し加えるだけで、世界がどれだけ楽しくなるかを教えてくれます。
大人になると、つい「早くお風呂に入りなさい!」って、効率を優先しちゃうけれど、本当はこんなふうに、湯気の中で空想を旅する時間こそが、一番大切なのかもしれません。
もし私が「夢のおふろ」をデザインするなら、「世界トラベルぶろ」がほしいな。浴室の壁が360°のスクリーンになって、ボタン一つで世界中の絶景温泉に『ワープ』今日はアイスランドのブルーラグーン、明日は日本の雪見露天風呂……。
そんな壮大な空想をしながら、今日も現実の、狭いお風呂に浸かろうと思います。
この記事が気に入ったら…
この記事が気に入ったら、ぜひフォローやいいねで応援していただけると嬉しいです!
皆さんのおすすめの本や感想もコメント欄でシェアしてくださいね!
📮 感想を投稿してみる
この絵本を読んで「うちもそうだった!」「このセリフが好き!」と思ったら、
ぜひあなたの感想も投稿してみてください✍️
InstagramやXでは #今日は何読もう? での投稿も大歓迎📷
✍️この記事を書いた人
juniwa(ジュニワ)
娘との読み聞かせをきっかけに、絵本の魅力にどっぷりハマっています。
子どもも大人も楽しめる、心に響く絵本を日々探しています。
SNSでも更新情報、トピックを発信中!
