
はる、今年ももうすぐ終わりだね。年越しの準備は進んでる?

うーん、あんまり実感ないかも。でも、新しい年になるときって、なんだかワクワクする!

お正月って、お餅がいっぱい食べられる日でしょ?それにきゅうり…あれ、違う?

きゅうりはお正月には関係ないかな(笑)。でも、そういうワクワクした気持ちを絵本で感じられるんだよ。今日紹介するのは『くまのこのとしこし』。くまのこが迎える新しい年の準備を描いたお話だよ。
タイトル: くまのこのとしこし
作者: 高橋和枝
出版社: 講談社
対象年齢: 3歳~小学校低学年
お正月を迎える熊の一家。新しい年への期待を胸に抱くくまのこの姿が丁寧に描かれています。
育まれる心の種
季節の移ろい、家族との絆、感謝の気持ち
あらすじ
初めての年越しを迎えるくまのこ。家族と一緒に忙しく準備を進める中で、くまのこは「らいねん」という新しい言葉の意味に期待を膨らませ、年越しのひとときを過ごします。
本の感想についての会話

くまのこが『らいねんってなんだろう?』って考えながら両親を手伝っているのを見て、私もパパやママのやることを真似してたのを思い出したよ。

はるが小さい頃、初めて年越しの準備を一緒にやったときも、同じように『これ何してるの?』っていろいろ聞いてたよね。

くまのこが頑張って手伝ってるところに、少しワクワクしてるのが伝わってきたよね。

私も初めておせち料理を運ぶお手伝いをしたとき、すごく誇らしかったな。

年越しの行事って大人が忙しそうにしていて不思議だなあ、なんでこんなことしているんだろう?ってくまのこと同じ事、子供の時に思っていたなあ。この本を読んで思い出したよ。

でも、年越しって特別な感じがするから、不思議だけど楽しいなあ。

なんでこんなにたくさんご飯を作るの?って聞いていたなあ。くまのこの気持ちがよくわかる!

子どもにとって『らいねん』は未知の世界だからこそ期待とワクワクがいっぱいなんだよね。

ぼくも『らいねん』が楽しみ!何にチャレンジしようかな。ワクワクしてきた。

私もこの絵本を読んで、年越しがもっと楽しみになった!私はもっと絵を上手に描けるように練習する!

いいね。良い年を迎えられるように年越し準備をしっかりしよう!
パパから一言

忙しい師走の中、年越しや新年を迎える意味を子どもと一緒に穏やかに考えるのに最適な1冊です。
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ちょっと深掘り!
『くまのこの としこし』とは?
『くまのこの としこし』は、絵本作家・高橋和枝さんによる作品で、2010年11月25日に講談社から出版されました。年末から新年にかけての日本の伝統的な行事や習慣を、くまのこ一家の日常を通じて温かく描いた作品です。
作品の特徴と魅力
子どもの視点で描かれる年越しの不思議
くまのこは「来年」をまるで特別なお客さんのように捉え、準備を進めます。この純粋で可愛らしい勘違いが、読者の心を和ませてくれます。
日本の伝統行事の紹介
大掃除、年賀状、おせち料理、松飾り、年越しそば、除夜の鐘など、日本の年末年始の習慣が丁寧に描かれており、子どもたちが自然と学べる内容になっています。
温かみのあるイラスト
高橋和枝さんの柔らかく温かみのあるイラストが、物語の雰囲気をより一層引き立てています。
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