『きつねのたなばたさま』|絵本の感想|小さな願いが、七夕の星空の下で輝くとき。

こぎつねが七夕の短冊にこめた願いとは?

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🔍こんな人におすすめ!

🌱 お子さんへ:七夕の意味やお願いごとの楽しさを、やさしく感じてほしいお子さんに。 

👨‍👩‍👧‍👦 親や祖父母の方へ:子どもと一緒に、日々の幸せや健康を願い合う時間を持ちたいご家庭に。読後に「じゃあ、わたしたちのお願いごとは?」と話すきっかけになります。

📚 先生や保育士の方へ:七夕イベント前後に読み聞かせることで、単なる飾りつけではなく、願いごとを考える意味に気づかせてあげたい時におすすめ。

🌍 すべての人へ:忙しい日々の中で、静かに空を見上げて、自分や誰かの幸せを願う時間を思い出したい方に。

📖 まとめ:季節の行事を、自然に楽しむための、入り口となる一冊です。

💭 この本を読むきっかけ

はる
はる

パパ、もうすぐ七夕だね!この間『おこだでませんように』読んだでしょ?あのあと七夕のお願いごと、短冊に書いたんだよ。

パパ
パパ

あー、覚えてるよ。『ええこやねぇ』って言ってもらえますように、って書いてたよね。

アイシ
アイシ

ぼくは『きゅうりを毎日食べられますように!』って書いたよ!やっぱりこれしかないよね。

はる
はる

パパは出てきたおなかが引っ込みますようにだよね?

パパ
パパ

うーん…自分のこともいいけど、誰かのための願いもいいなあ。実はね、そんな七夕のお話があるんだよ。

アイシ
アイシ

えっ? きゅうり以外のお願いってこと!?それはちょっと…

パパ
パパ

そうそう。きつねの子がね、大切な人のためにお願いするんだ。一緒に読んでみようか。

📘 本に関する基本情報

📖 書名:きつねのたなばたさま

✍️ :正岡慧子 /:松永禎郎

🏢 出版社:世界文化社

🎂 対象年齢:4歳〜

🌱 育まれる心の種:願い、感謝

内容紹介(出版社公式サイトより引用):
きつねの子どもの夢はいつもおかあさんの夢。ささの葉に願いを書いたきれいな色紙をかざっている人間の親子を見たきつねの子は、自分もお願いをしてみることにしました ──。

📃あらすじ

七夕の夜。森の中のきつねの子は、偶然見かけた人間の親子が短冊に願いを書いて笹に飾る姿を見て、「ぼくも願いを書いてみたい」と思います。でも、何を書こうか考えて、考えて……。

大好きなお母さんのこと、自分の夢、夜空に輝く星たち。小さな胸の中に芽生えた“ほんとうにかなえたいこと”を、そっと葉っぱにしたためるきつねの子。その願いは、風に吹かれ、星空に包まれて……。

📖 本の感想についての会話🗣️

※以下の感想では、物語の展開について詳しく触れています。


はる
はる

こぎつね、お母さんをいつまでも待ってるところ、ちょっとかわいそうだったよ…。

アイシ
アイシ

ぼく、やまいもの葉っぱに足あとつけて願いをするところ、頑張れっ!って応援したくなっちゃった。

パパ
パパ

夢のなかでお母さんに会うために、ずっと寝てるっていうのも、見てて切なくなるよね…。

はる
はる

でも最後に、めすぎつねと出会えてよかったよ! ちょっとほっとしたもん。

パパ
パパ

お母さんじゃなかったけど、また幸せになれてよかったよね。願いが違う形で叶ったんだね。

アイシ
アイシ

よーし、ぼくもきゅうり以外の願い、ちょっと考えてみようかな!

✉️ みんなの感想

この絵本を読んだ人の声をご紹介します。

📖願いごとがかなうって、いつも思いどおりじゃなくても、心があたたかくなるんだなぁって思いました。
― まきさん(30代・母)さん
📖子どもたちが七夕の願いを書く時、この絵本みたいに“誰かのこと”を考えてくれたらいいなと思いました。
— たかし先生(40代)さん

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✨心に残った言葉、場面✨

きつねは、あのひのことをわすれたことはありませんでした。ほしぞらのしたでさらさらとゆれていたきれいなたんざくと、いちまいのはにこめた、あのねがいのことを…

ーこぎつねがお父さんになり、家族で幸せに暮らしている場面

juniwa
juniwa

こぎつねが、七夕の日の短冊に願いごとをしたけど別の形で叶った願い。その後、幸せにくらしていても、あの日の願いは胸に秘めているところが印象的です。寂しさを乗り越えて、自分の中にそっと残している願い。心に響きました。

📝ちょっと深掘り!

作者・正岡慧子さんについて

正岡慧子さん(まさおか けいこ、1941-2020)は、長年にわたって子どもたちに寄り添う絵本や物語を書いてきた児童文学作家です。子どもたちの日常や心の機微を温かく描く作品が多く、保育や教育の現場でも親しまれています。本作でも、親子の絆や子どもの純粋な気持ちが、静かな言葉で丁寧に描かれています。

絵・松永禎郎さんについて

松永禎郎さんは、やわらかなタッチで自然や動物を描くイラストレーター。『きつねのたなばたさま』でも、夜空や森の情景が静かに美しく描かれ、物語の余韻を深めています。きつねの子の表情や仕草にも細やかな愛情が感じられます。

作品の背景

『きつねのたなばたさま』は、七夕という行事を題材に、願いごとの本質を描いた物語です。ただ「叶える」だけでなく、「誰かを想う」ことで心が満たされる、そんな静かなメッセージが込められています。読んだ後、星空を見上げて静かに願いたくなるような一冊です。

juniwaのひとりごと

七夕って、子どもの頃は「ファミコンがほしい」とか「野球が上手くなりますように」って素直に願い事、書いてたけど、大人になるとしなくなりますよね。

こぎつねの願いは、子どもらしくて、でもちょっと切なくて。願いがかなうって、必ずしも思った通りじゃなくてもいいのかもしれませんね。

わたしも、たいそうなことじゃなくてもいいから、誰かのことを思って願いごとをしてみようと思いました。


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✍️この記事を書いた人

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juniwa(ジュニワ)

娘との読み聞かせをきっかけに、絵本の魅力にどっぷりハマっています。
子どもも大人も楽しめる、心に響く絵本を日々探しています。
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