『ながいながいねこのおかあさん』|レビュー|キューライス×ヒグチユウコが描く、不思議で温かな親子の物語

猫って意外と長い。でも、この猫は…桁違い!? おかあさんの愛もどこまでも長い🐱✨

🔍 こんな人におすすめ!

• 猫が大好きで、猫絵本に惹かれる人

• ユーモアと温かさが共存する、ちょっと不思議な物語を楽しみたい人

• 大人もじっくり味わえる、アート性の高い絵本に興味がある人

長〜いおかあさんの愛情は、どこまで届くのか? 読み終わったあと、心がふんわり温まる1冊🐱✨

💭 この本を読むきっかけ 


はる
はる

この前、友だちの家の猫を抱っこさせてもらったんだけどさ、ビヨーンって思ったより長くてびっくりしちゃった!

アイシ
アイシ

猫って丸まってると小さく見えるけど、伸びると結構長くなるよね。

パパ
パパ

じゃあ今日の絵本に出てくる猫のおかあさんを見たら、もっとびっくりするかもね。

はる
はる

え、まさかもっと長いの?パパよりも?

パパ
パパ

うん、それどころじゃない。もう、長すぎて『これ、猫の範囲を超えてるのでは…?』ってレベルなんだ。

アイシ
アイシ

えー!どれだけ長いんだろ?

パパ
パパ

ふふ、それはこの後のお話でのお楽しみだよ。


📖本に関する基本情報

📚 タイトル:ながいながいねこのおかあさん

✍ 作者:文・キューライス 絵・ヒグチユウコ

🏢 出版社:白泉社

🎯 対象年齢:3歳~大人

🌱育まれる心の種:✨親子の愛情・安心感・頑張る気持ち✨

『ながいながいねこのおかあさん』は、強い風に吹き飛ばされた子猫が、おかあさんのもとへと必死に戻る物語。

シンプルなストーリーの中に親子の愛情がぎゅっと詰まっていて、読むたびに心が温まります。


📚 あらすじ

子猫のおかあさんは、体が長い長い猫。

ある風が強い日、子猫は遠くまで吹き飛ばされてしまいます。

おかあさんの顔を見たくて、心細い思いのままひたすら走る子猫。

さて、子猫はおかあさんに会えるのでしょうか?

親子の愛情を描いた感動の絵本。

(出典:白泉社 公式サイト)


📚 本の感想についての会話🗣️

📢 ※以下の感想では、物語の展開について詳しく触れています。ネタバレを避けたい方は、ここから先の内容をお控えいただくことをおすすめします!

はる
はる

絵本を読む前におかあさん猫の体、長いとは聞いていたけど思った以上に長かった! どこまで続くんだってびっくりした!

アイシ
アイシ

まさか子猫が走って、休憩して、お乳を吸ってまた走ってそれでも辿り着かなくて。日が暮れてしまうほどとは思わなかったなあ!

パパ
パパ

あの長さが“どこまでも守ってくれる”っていう象徴みたいに感じたよ。最後ぐるぐるに子猫を包んで一緒に眠ったように。

はる
はる

確かにおかあさん猫の表情がすごく優しくて、安心した〜!目がまんまるで大きいの。

アイシ
アイシ

おかあさん猫の表情、ちょっとの変化なんだけど心配そうな顔や子猫を見つけた時のほっとした表情がとてもよく伝わってきた。子猫を舐めている時の表情は本当に優しい顔していたよね。

パパ
パパ

ヒグチユウコさんのイラストの繊細さだよね。不思議な世界観にマッチしているよね。


管理人が心に残った言葉、場面

そして、おかあさんはながーいからだをまいてこねこをつつみ、いっしょにねむりました。

ー疲れた子猫を優しく包み一緒に眠るシーン

管理人JUN
管理人JUN

このシーン、まるでお母さん猫の体が”安心の毛布”みたいに見えて、心がじんわり温かくなりました。子猫がどんなに遠くへ飛ばされても、お母さんはどこまでも長く、どこまでも包んでくれる。母親の愛情ってこんなふうに“どこまでも続く”ものなのかもしれないな…って感じました。

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📝ちょっと深掘り!

🟢 『ながいながい ねこのおかあさん』の制作背景

『ながいながい ねこのおかあさん』は、キューライスさんが文を、ヒグチユウコさんが絵を手がけた絵本で、2020年11月に白泉社から出版されました。この作品は、キューライスさんが長年温めてきた原案に、ヒグチユウコさんが絵を描くという、二人の人気作家による初のコラボレーションで誕生しました。

📚 参考: MOE Web

🟢 作者さんについて

キューライスさんは、大学時代に長新太さんの絵本に出会い、そのナンセンスな面白さに魅了されたと語っています。彼は「これまでにない絵本を描こう」と常に新しい挑戦を続けており、本作もその一環として制作されました。

📚 参考: EhonS

一方、ヒグチユウコさんは、独特のタッチで描かれる猫のイラストが人気の画家・絵本作家です。本作の出版を記念して、二子玉川 蔦屋家電で原画展が開催され、多くのファンが訪れました。

📚 参考: MOE Web

まとめ

まとめ

『ながいながいねこのおかあさん』は、子どもにとって「親の愛ってこんなに大きいんだよ」と伝えてくれる一冊。ただの猫のお話かと思いきや、その長すぎる体に込められた”包み込む愛”の表現が素晴らしいです。そして何より、絵の表情がたまらなく優しくて、じんわりくる。「がんばったね」「おかえり」「もう大丈夫だよ」そんなお母さんの言葉が、ページの端々から伝わってくるようでした。ぜひ、お子さんと一緒に読んでみてください✨

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