型破りなピッピの毎日があなたの想像力を刺激する!

パパ、今日学校の授業で出た課題が早く終わったから違う事していたんだけど『みんなと同じようにしなさい』って言われたの。でも、どうしてみんなと同じじゃなきゃいけないのかな?

そう感じたんだね。確かに、みんなと同じにすることが求められる場面もあるけど、自分らしさも大切にしたいよね。

はる、そんなときは『長くつ下のピッピ』を読んでみるといいよ!

『ナガクツシタノピッピ』?それって何?

『長くつ下のピッピ』は、アストリッド・リンドグレーンさんが書いた絵本で、世界一強くて自由な女の子、ピッピの物語なんだ。彼女は常識にとらわれず、自分の信じるままに行動して、周りの人々を驚かせるんだよ。

そんな女の子がいるんだ!世界一強いってどんなことをするのか気になるな。

ピッピは例えば学校で先生に『どうしてみんなと同じことをしなきゃいけないの?』って問いかけたりするんだ。彼女の行動は、自由な発想や自己肯定感の大切さを教えてくれるよ。

はる、ピッピの物語を読んで、自分らしさを大切にする勇気をもらおうよ!

うん、読んでみたい!
📚タイトル: 長くつ下のピッピ
✍️作者: アストリッド・リンドグレーン
🏢出版社: 岩波書店
🎯対象年齢: 小学校低学年~
『長くつ下のピッピ』は、スウェーデンの作家アストリッド・リンドグレーンによる児童文学作品で、1945年に発表されました。主人公のピッピ・ナガクツシタは、赤毛をツインテールの三つ編みにした、そばかすだらけの9歳の女の子。足には右と左で色の違う長い靴下を履いています。ピッピは「ごたごた荘」と呼ばれる家に、猿のニルソン氏や馬と一緒に暮らしています。母親は幼い頃に亡くなり、父親は船乗りで行方不明という状況ですが、ピッピはその自由奔放な性格と驚異的な力で、日々の冒険を楽しんでいます。
🌱育まれる心の種
自由な発想、個性を大切にする心、冒険心
あらすじ
小さな町の「ごたごた荘」に、一人で住んでいる女の子ピッピ。ピッピは自由で力持ち、そして何よりも楽しいことが大好き!友だちのトミーとアンニカと一緒に、学校に行ったり、探検をしたり、動物たちと遊んだり…大人たちをびっくりさせるピッピの行動に、笑いと驚きがいっぱいの物語です。
📚本の感想についての会話🗣️

ピッピって本当に自由だよね!大人が『こうしなさい』って言っても、ピッピは自分の考えを持ってて曲げないの。

そうそう。ピッピは大人の常識にとらわれないところが魅力だな。自分の力で生きていく強さと、楽しむ心を持っているんだ。

ぼくもピッピみたいに力持ちになりたい!重いものを片手で持ち上げてみたいなぁ。

ピッピの家、ごたごた荘もいいよね。友だちと一緒に自由に遊んでるのが楽しそう!

ぼくもごたごた荘に行ってみたい!ピッピと一緒に宝探しとかしてみたいな。

それにピッピって強いだけじゃなくて、ちゃんと優しさも持ってるよね。友達のトミーやアンニカを大事にしてるのが伝わってきたよ。

ピッピは自由だけど、人を思いやる心も持っているんだよね。だからこそ、みんなに愛されているんだと思うよ。

ぼくもピッピみたいに強くて優しい「もの発見家」を目指すぞ。地面に転がっているきゅうりを沢山みつけてとっちまうんだ!

畑のきゅうりはとらないでね(笑)私もピッピの大胆な発想や自由な考えを聞いているうちに、自分ももっといろいろやりたくなってきた。新しい遊びを考えてみよう!
✨管理人が心に残った言葉、場面✨
この世界には、いたるところ、ものがいっぱいあるわ。だから、だれかがそういうものを発見してやるのが、ぜったいにひつようなのよ。そこで、それをするのが、もの発見家なんだわ。
ーピッピが遊びに来たトミーとアンニカに「もの発見家」について得意げに説明する場面

「もの発見家」というピッピらしい新しい職業の説明がユーモアたっぷり!「地面に転がってるものなら何でも取っちゃっていい」と言い放ち、芝生で寝転がるお年寄りをも「みつけたのはわたしたち、さあとっちまおう!」と言い出すのがピッピらしくて最高です。そして、小さなうさぎカゴに入れてうさぎの代わりにタンポポを食べさせてあげてもいいとさらっと説明するくだりも秀逸ですよね。ピッピの自由奔放な発想力に思わず笑ってしまいました。
『長くつ下のピッピ』を手に入れるならこちら!
Amazonサイト→https://amzn.to/4g2fcax
『長くつ下のピッピ』は、ピッピの自由すぎる発想にクスッと笑いながらも、「こんな視点もありか!」と元気をもらえる一冊です。もの発見家の話なんて、まさにピッピらしい発想!読んでいると、自分ももっと大胆に、いろんなことにチャレンジしてみたくなります。型にはまらないピッピの冒険を、ぜひ親子で楽しんでみてください!
📝ちょっと深掘り!
🟢 『長くつ下のピッピ』とは?
『長くつ下のピッピ』は、スウェーデンの作家アストリッド・リンドグレーンによって1945年に発表された児童文学作品です。主人公のピッピは、赤毛のおさげ髪に長い靴下を履いた、世界一強くて自由奔放な女の子。彼女は大人の常識にとらわれない独特の価値観と行動で、子どもたちに自由と冒険の楽しさを伝えるキャラクターとして世界中で愛されています。
🟢 誕生の背景
この物語は、リンドグレーンの娘カーリンが風邪で寝込んでいた際、「長くつ下のピッピのお話をして」とせがんだことがきっかけで生まれました。その後、リンドグレーン自身が足をくじいて静養中に物語を書き上げ、出版社のコンクールに応募して見事一等賞を受賞。こうして『長くつ下のピッピ』は世に出ることとなりました。
📚 参考: 東京都立図書館
🟢 作者アストリッド・リンドグレーンについて
アストリッド・リンドグレーン(1907-2002)は、スウェーデン南部のスモーランド地方で生まれました。自然豊かな環境で育った彼女は、幼少期から豊かな想像力を培い、後に数々の名作を生み出す原動力となりました。彼女の作品は全世界で100カ国以上の言語に翻訳され、総計1億6000万部以上が出版されています。
📚 参考: 朝日新聞デジタル
🟢 作品の魅力と影響
『長くつ下のピッピ』は、子どもたちにとっての「自由」の象徴ともいえる作品です。ピッピの型破りな行動や独立心は、多くの読者に勇気と元気を与えてきました。また、リンドグレーン自身も「子ども時代を忘れない」ことを大切にしており、その思いが作品全体に反映されています。
📚 参考: ハルメクWEB
この記事が気に入ったら、ぜひフォローやいいねで応援していただけると嬉しいです!皆さんのおすすめの本や感想もコメント欄でシェアしてくださいね!